幼なじみの2人。 (story)

幼なじみの2人。
劇情簡介
劇情名 幼なじみの2人。
譯名 青梅竹馬的兩個人。
劇情導航
所在活動 幼なじみの2人。

第1話

1話 海未の家

  海未 (あれ――誰か来たみたいですね(夜の自室ですることもなく
くつろいでいたら玄関の呼び鈴が鳴りました)
夜も遅いこんな時間にいったい誰でしょう?)
  海未 穂乃果!
こんな時間に――どうしたのですか、いったい!?
  穂乃果 家出――してきたの!
  海未 家出って――いきなり言われても……
  穂乃果 大丈夫。海未ちゃんのお母さんには
“宿題教えてもらいに来た”って言うから
  海未 もう8時過ぎてますよ
宿題をやる時間なんてほとんど残ってないじゃないですか――
  穂乃果 ぐすっ――いいの!
とにかく上がらせてもらうね!!!
  海未 (そう言って目のふちをうっすら赤くしたまま、
1人ずんずんと慣れた様子で
我が家の奥に入っていく穂乃果の姿を見て)
  海未 (私は、またやったんだなと――ため息が出ました。ふぅ)
  海未 (穂乃果の家から私の家まで
ほんの何十メートルかの距離の、小さな家出
でも考えてみればずいぶん久しぶりです)

第1話 海未的家

  海未 (咦,好像有誰來了(晚上在自己房間裡
休息的時候玄關的門鈴突然響了)
這麼晚了是誰呢?)
  海未 穗乃果!
都這麼晚了……你怎麼了,到底?
  穗乃果 我……離家出走了!
  海未 離家出走……你這也太突然了
  穗乃果 沒問題的。我跟小海的媽媽說了,
我來找你教我做作業的
  海未 已經超過8點了啊
已經沒有多少時間可以做作業了吧
  穗乃果 抽泣……沒關係的!
總之先讓我進來吧!!!
  海未 (看着紅着眼睛,一個人
衝進我家房間的穗乃果)
  海未 (我不由得嘆息,真是又心軟了呢)
  海未 (穗乃果的家離我家只有
幾十米的距離,是個不值一提的出走,
但是仔細想想卻是許久沒有發生過了)

第2話

2話 海未の部屋

  穂乃果 海未ちゃーん! お風呂あがったよ〜
パジャマ、貸してくれてありがと。あー、さっぱりした♪
  海未 仕方ないから、今日は――私の部屋で寝ますか?
  穂乃果 うん! うわぁ――海未ちゃんちのベッド久しぶり〜
和室でおふとんもいいけどやっぱりこうやって♡
  穂乃果 ソファベッドをくっつけて2人で寝るのも楽しいよね♪
  海未 やっぱり――宿題をやる気、なんかは全然なさそうですね
  穂乃果 あ、あれ〜?! え、えへへへ♡
だってほら、もうずいぶん時間も遅いし! ね?
  海未 もう、仕方ないですね……
じゃあ、早くベッドに入ってください
もう電気を消しますよ?
  穂乃果 は、はーい!
そうだった、園田家は朝のおけいこがあるから
夜が早いんだった! 急げ急げ〜♡
  海未 もう、そんなにくっつかないでください、暑いです……

第2話 海未的房間

  穗乃果 小海!我洗完澡啦~
謝謝你借給我睡衣。啊,舒服多了♪
  海未 真拿你沒辦法,今天就在我房間睡嗎?
  穗乃果 嗯!哇~好久沒有睡小海的床了~
雖然和式的臥室也很舒服,不過果然啊
  穗乃果 還是這樣兩個人在沙發床上一起睡比較開心呢♪
  海未 果然……你完全沒有做作業的心思呢
  穗乃果 啊,咦?!誒嘿嘿♡
因為你看嘛,時間都已經很晚了!是吧?
  海未 真是的,沒辦法了呢……
那就快點上床吧
我關燈了哦?
  穗乃果 好,好!
對啊,你早上要去練習所以
很早就睡了呢!趕緊趕緊了~♡
  海未 真是的,別那麼粘着我好嗎,好熱的……

第3話

3話 枕を並べて。

  海未 (真っ暗になった室内
でもしーんとした静寂が広がったのは――ほんの一瞬でした)
  穂乃果 ねぇ、海未ちゃん!
さっきから――なんで穂乃果が家出したのか全然聞かないね?
  海未 そういえば――聞いてなかったですね
  穂乃果 うわーん、海未ちゃんには私の家出なんて
べつにどうだっていいんだ!
  海未 (別にそういうわけではないですが――クスクス)
  海未 穂乃果は昔からこうですね
お泊りの日はいつも部屋の電気を消したとたんに
スイッチが入ったみたいにしゃべりだす――
  穂乃果 え、あ、そ――そうかなぁ?
べつに意識してないんだけどな――
  海未 で、なんで――ですか? 家出の理由は?
  穂乃果 あ、それね――もう、聞いてよ!
ひどいの、お父さんったら
  穂乃果 穂乃果がμ'sの活動すること、
最初は反対しない勝手にしろって言ってたのに、
最近になって急に――
  穂乃果 μ'sにあんまり夢中になるなら、
「穂むら」の跡取りは雪穂に決める!
おまえはやめちまえって、うわあああ――ん!!

第3話 有難同當。

  海未 (在漆黑的房間內
死一般的寂靜……轉瞬即逝)
  穗乃果 我說啊,小海!
你一直都沒有問我為什麼離家出走呢?
  海未 說起來,的確沒問呢
  穗乃果 哇,小海根本不在乎
我離家出走的原因啊!
  海未 (其實並非如此)
  海未 穗乃果從以前開始就是這樣呢
過來住的時候一直都是關了燈之後
才打開話匣子呢
  穗乃果 啊,是嗎?
我倒是沒有注意到
  海未 於是,為什麼呢?你離家出走的理由?
  穗乃果 啊,那個啊……你聽我說啊!
真過分,我爸爸啊
  穗乃果 一開始明明說過不反對我
進行μ's的活動隨我便的,
最近卻突然……
  穗乃果 說我再這麼執着於μ's的話,
就把「穗村」交給雪穗去繼承了!
你就死了心吧。哇啊啊!!

第4話

4話 家出の理由。

  穂乃果 海未ちゃんならわかってくれるよね?
μ'sを頑張ることは、オトノキを守ることで、
オトノキを守ることは、みんなを守ること
  穂乃果 その気持ちは、私が「穂むら」を大事に思ってることとか、
この街を大事に思ってることとかと同じことなのに――
  海未 (そう言って、ちょっぴり涙ぐんだ穂乃果が
鼻をすする音を隣に聞いて)
  海未 (私は少しだけ、穂乃果のお父さんの気持ちが
わかるような気がしました)
  海未 (きっと、お父さん――
少しさびしいんじゃないでしょうか)
  海未 (穂乃果があんまりμ'sを頑張っていて、
μ'sに一生懸命で、μ'sに夢中――だから)
  海未 (これまでずっと人一倍家族思いで、
明るくて素直ないい子で、
でもその分少しだけ、幼かった穂乃果が――)
  海未 (μ'sを始めてどんどん変わっていったことが)
  海未 (きっと大事な娘がまるで恋をしたみたいに、
遠くに行ってしまった気がして、
たぶん焼きもちを焼いているんです)
  海未 (私にはなぜかその気持ちがわかるから――)
  海未 そういえば、穂乃果は覚えていますか?
小学校の頃も穂乃果は
よくこうしてウチに家出してきていましたね
  穂乃果 え――そうだっけ?

第4話 出走的理由。

  穗乃果 小海你是明白的吧?
μ's的奮鬥是為了守護音乃木坂,
守護音乃木坂就是守護大家啊
  穗乃果 這份心情,明明跟我珍重「穗村」
以及珍重這條街是一樣的啊
  海未 (我在穗乃果的身邊,聽到了她
含着淚邊說邊吸鼻子的聲音)
  海未 (雖然我稍稍有點,能夠理解
穗乃果父親的心情)
  海未 (一定是父親他
稍稍有點感到寂寞了吧)
  海未 (因為穗乃果實在太為μ's拼搏,
為μ's努力,為μ's痴迷了)
  海未 (作為一直都比人更為家人着想,
開朗且率直的孩子,
卻因此顯得有一份幼稚的穗乃果)
  海未 (則在開始了μ's的活動後漸漸發生了改變)
  海未 (肯定是因為重要的女兒像戀愛了一般,
感覺漸漸離自己遠去,
不由得心生了一分妒忌吧)
  海未 (要說我為何能夠理解這份心情……)
  海未 說起來,穗乃果你記得嗎?
小學的時候穗乃果經常這樣
離家出走到我家來呢
  穗乃果 哎,是嗎?

第5話

5話 これからもずっと。

  海未 1番多かったのは、
まだ小さかった雪穂と2人姉妹喧嘩をしては、
家を飛び出してきたことですよね
  穂乃果 あ――そうだったかも!
そう考えると海未ちゃんちには
本当にお世話になりっぱなしだね♡
  海未 中でも3年生の時には2人で神社まで行って、
警察まで出てくる大騒ぎになったことは
今でも忘れないです……
  穂乃果 あれ〜、そんなこともあったっけ!?
穂乃果はあんまり覚えてないかも――
  海未 大変だったじゃないですか! お化けがでたって
穂乃果が大泣きして、それを見ていた私まで
なぜか泣いて、お巡りさんが困りはてて――
  海未 (そんな話をしながら。その夜は更けていき――
いつの間にか穂乃果はすっかり眠っていました)
  海未 (その寝顔を見ながら私は思います)
  海未 (生まれる前から、
母親のお腹の中にいる時からの幼なじみの私達)
  海未 (きっとこのまま大人になっても、
おばさんになっても、おばあちゃんになっても)
  海未 (いつまでもずっとずっと結局こんな風に
2人一緒に過ごしているような気がします)
  海未 (きっと、いつまでも――)

第5話 以後也要一直這樣。

  海未 最常見的是,
跟還小的雪穗吵架,
然後飛奔出家門呢
  穗乃果 啊,或許真是如此!
這麼想來,我還真是
受了小海不少照顧了呢
  海未 其中有次三年級的時候兩個人走去了神社,
還驚動了警察鬧了好大,
至今都難以忘記呢……
  穗乃果 咦~,有這麼回事嘛!?
我似乎不怎麼記得了呢
  海未 事情弄得好麻煩了啊!穗乃果大哭着
說有妖怪跑出來了,弄得我也跟着哭了,
路過的巡警都困擾了很久
  海未 (就這樣聊着天。夜漸漸深了
不知何時穗乃果進入了夢鄉)
  海未 (看着她的睡臉我不禁想到)
  海未 (從出生前開始,
在母親肚子裡的時候就是青梅竹馬的我們)
  海未 (一定即便在長大成人後,
就算變成了阿姨,變成了婆婆)
  海未 (無論何時都會一直一直像這樣
兩個人一起度過的)
  海未 (一定,無論天長地久……)