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オトノキ七不思議。 (story)

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オトノキ七不思議。
劇情簡介
劇情名 オトノキ七不思議。
譯名 音乃木坂七大不可思議。
劇情導航
所在活動 オトノキ七不思議。

第0話

0話 オトノキ七不思議とは

あのね、真姫ちゃん。オトノキ七不思議っていって――
この学校にも一応こわ〜い怪談あるの、知ってる?
真姫 なにそれ
そりゃあ夏と言えば、怪談話はつきものだけど――
学校に七不思議なんてそれってあんまりベタ過ぎない?
そんなことないよー
けっこうこれがよくできてるん♪
その1! 真夜中、学校の裏山の古井戸に水が張る時刻あり
そこに顔を映すと水面に焼けただれたあなたの顔が――
花陽 きゃあああああ――怖いよう、希ちゃん――
ああ、ごめん、ちょっとやりすぎたかな♪
え〜、希ちゃん、なにそれ、
もしかしてオトノキに幽霊が出るの!? うわぁ〜、凛、
すっごい頭のいい幽霊にならとりつかれてみたいニャ☆
おーばーけーだーぞー!
これで百点まーちーがーいーなーしーだーぞー!
なんて
花陽 り、凛ちゃん――それはちょっと――
真姫 ほらぁ、花陽ちゃんが怖がってるでしょ?
2人ともいい加減にしなさいよ
だいたいそんな話嘘に決まってるのに
にこ あ、ねぇねぇ、のぞみん!
ってことはさ、このその3のところにある――
音楽室でピアノを弾くお化けっていうのも本当なの?
もちろん♪
にこ それってもしかしてオリジナル曲かな?
もしその曲をゲットできたら、
幻の名曲ってことでネットで超話題曲になるんじゃ――♪

第0話 音乃木坂七大不可思議

我說啊,小真姬。聽說有音乃木坂七大不可思議哎
這學校也有可怕的怪談呢,你知道嗎
真姬 什麼東西
雖然提起夏天就是怪談故事的時間
但是學校的七大不可思議也太老掉牙了吧?
沒有這回事哦~
這還是很常見的呢♪
其一!夜晚學校後山的古井會有漲水的時候
如果你把臉湊過去會看到水面上被燒焦的……
花陽 呀啊啊啊啊啊啊~好可怕啊,小希~
啊啊,抱歉,稍稍玩過火了點♪
哎~小希,那是什麼
莫非音乃木坂也有幽靈出沒嗎!?哇~
凜好想被聰明的幽靈憑依喵☆
這可是妖怪啊!
這樣就毫無疑問拿下滿分啦!
我隨口說說的
花陽 小凜,這實在有點……
真姬 你看,小花害怕了不是?
你們倆可以別鬧了
再說這種事擺明了是假的嘛
妮可 啊,對了對了,小希!
那個傳言啊,其三的那個
在音樂室里彈鋼琴的妖怪是真的嗎?
當然了♪
妮可 而且那好像還是原創曲子吧?
如果拿到那曲子的話,
就能以夢幻名曲的稱號在網絡上成為話題了吧♪

第1話

1話 にこの作戦

真姫 もう! だからって、なんでこの私が、
こんな夜中にわざわざお化けが出るっていう
噂の音楽室に行かなきゃならないのよ!?
にこ えー、だってその幽霊さんに
真姫ちゃんだって会いたいでしょ?
真姫 会いたくない
にこ それにもし本当にそのお化けが出てきて
ピアノ弾いてくれても、ニコじゃあ採譜とかできないし
できるの真姫ちゃんだけじゃない?
真姫 そ、それで私を誘ったわけ!?
そのお化けに会ったら一週間後に高熱が出るっていうのに――
にこ あ、真姫ちゃん信じてるんだ♡
真姫 ちょっ、な、なによ、バカ言わないで――
信じてるわけないでしょ!? あんなインチキくさい話
真姫 だいたい七不思議に音楽室ネタなんて定番中の定番じゃない
きっとどっかから流れてきた適当なデマに決まってるわ
にこ なぁんだ、ならいいじゃん♪
でももし本当だったらスゴイよ〜、
ニコ絶対その曲、ゲットして帰るニコ!
にこ それでネットにアップしてμ'sの話題作りに使うんだ
みんな怖い話大好きだから絶対ものすごい再生数になるよ♪
真姫 ああ、もうやってられないわ
そうだ、ニコちゃん、私ちょっと用事思い出したの、
だから今日はこのへんで――
にこ あ、真姫ちゃんも!?
よかった――ニコもなの♡
真姫 ニコちゃんも!?
――って一体どういうこと?
にこ じつはニコもさっきからずっとトイレ我慢してたんだ!
そんなら一緒に行こ♡
2人ならトイレの花子さんも怖くない〜♪
真姫 ちょ、ちょっとやだ、待って、私は別にトイレなんか
行きたくないし、トイレの花子さんなんか――
絶対に絶対に嫌なんだからね!!!!

第1話 妮可的戰鬥

真姬 真是的!所以說為什麼我要
在這麼大半夜裡,特意去鬧鬼的
那傳言的音樂室啊!?
妮可 哎,因為真姬你不也想見見
那位幽靈嗎?
真姬 不想見
妮可 而且如果那個妖怪真的出來了,
還彈了鋼琴,日香可沒法確定它的演奏好不好啊
只有小真姬你能行的吧?
真姬 於是你就打算找我去了!?
傳說遇到這妖怪後下一周會發燒的說
妮可 啊,小真姬相信了♡
真姬 等下,什麼呀,別開玩笑
我怎麼會信!?這種毫無根據的話
真姬 再說七大不可思議里有音樂室簡直是俗得不能再俗了
肯定是哪裡來的傳聞隨手改編了下
妮可 什麼啊,那不就沒問題了♪
如果真有其事就太棒了啊~
我一定要把它錄回去香香♪
妮可 然後把它傳上網作為我們的話題作來使用
大家都喜歡恐怖話題的,肯定點擊數破表♪
真姬 啊啊,不陪你們玩了
對了,小香,我有點事,
今天就先……
妮可 啊,小真姬也是!?
太好了,日香也是呢♡
真姬 小香也是!?
你在說什麼啊?
妮可 其實日香從剛剛起就很想去廁所了!
所以我們一起走吧♡
有兩個人的話就不怕廁所里的花子小姐了♪
真姬 等,等下,不要啊,我才沒有打算
去廁所呢,而且廁所里的花子小姐什麼的
討厭死了啦!!!

第2話

2話 トイレの花子さん

真姫 ねぇ、ニコちゃん、ちゃんと中にいるわよね?
……絶対にひとりでどっかに行っちゃったりしないでよ!?
にこ いるいる、いるニコよ〜♪
っていうか、ニコは個室で、真姫ちゃんは
出入り口のとこにいるんだから、見逃すわけないニコ
真姫 そ、そうよね――
でも、このお手洗いの洗面台のあたりで待ってるとどうも――
あ、うわああああああ!
にこ ど、どうしたニコ!?
真姫 お、お化け――と思ったら鏡に映った私だった――
にこ 真姫ちゃん――怖がりすぎニコ。もう少し落ち着いて
真姫 ……
真姫 ねぇ――ニコちゃん。やっぱりもうそろそろ――
にこ もう! 真姫ちゃんってばせっかちすぎニコ
そんなにせかされても困るニコ
真姫 ご、――ごめん
真姫 でも、あの――ニコちゃん?
にこ だからもうちょっと待ってってば!
真姫 はい――

第2話 廁所里的花子

真姬 我說啊,小香,你在裡面吧?
……絕對不允許你一個人走掉哦!?
妮可 我在我在,我在哦香香♪
再說了,我在裡面,小真姬
你在入口處啊,我跑不掉的香香
真姬 對,對呢
不過在洗面台這裡等也……
啊,哇啊啊啊啊啊啊!
妮可 怎,怎麼了香香!?
真姬 我還以為是妖怪……結果是鏡子裡的我……
妮可 小真姬你害怕過頭了香香。稍稍冷靜下吧
真姬 ……
真姬 我說啊,小香。果然差不多還是……
妮可 真是的!小真姬也太着急了香香
你這麼催我我很不好辦啊香香
真姬 對,對不起
真姬 但是,那個……小香?
妮可 都說了讓你等等了!
真姬 是……

第3話

3話 おばけきらいきらい――

真姫 (ああ、もう、でもどうしよう)
真姫 (こうして待ってるとなんだかだんだん怖くなってきて――
信じてないけど、別に全然希ちゃんの
七不思議なんて信じてないけど――)
真姫 ――あれ?
真姫 何か――聞こえる
真姫 (音楽室の方――?
サティみたいに清らかで、でもどこか不安を誘うような――
ピアノの音――)
真姫 (やだ、どうしよう――希ちゃんが言ってた七不思議その3)
真姫 (夜の音楽室に現れるピアノを弾く女の子のお化け
その音色に引き寄せられ目が合うと一週間以内に――)
真姫 きゃあああああああああ―――
真姫 きゃああ――ダメ、バカ、きらいきらいきらいよ!
ママ、パパ――だれか助けて!!
真姫 (私、お化けなんてだいきらい――)
真姫 (泣きながらいっぱい走って。走って走って走って)
真姫 (――あ
校舎を出て校庭の真ん中までたどり着いたとき気が付いた)
真姫 (どうしよう、ニコちゃん――置いてきちゃった)

第3話 妖怪好討厭——

真姬 (啊,真是的,怎麼辦啊)
真姬 (這麼等着感覺漸漸變得害怕了……
雖然我不相信,小希說的七大
不可思議什麼的我雖然完全不相信……)
真姬 ……咦?
真姬 好像聽到什麼聲音
真姬 (音樂教室那邊?
像薩蒂一樣清秀,但卻飄着一絲不安的,
鋼琴聲音)
真姬 (不要啊,怎麼辦,是小希說的七大不可思議之三啊)
真姬 (夜晚的音樂教室里會出現的彈鋼琴的女鬼
如果被音色所吸引而看到它的話一周內就……)
真姬 呀啊啊啊啊啊啊啊
真姬 呀啊啊!不要啊,討厭討厭討厭討厭!
媽媽,爸爸,誰來救救我!!
真姬 (我最討厭妖魔鬼怪什麼的了!)
真姬 (一邊哭一邊狂奔。跑着跑着)
真姬 (啊
跑出來教學樓跑到了操場當中才發現)
真姬 (怎麼辦,我把小香丟下了)

第4話

4話 帰り道

真姫 (お化け怖い――気持ちはマックスだったけど
でも、やっぱりニコちゃんを
置いてきちゃったことのほうが怖くなって)
真姫 ダメだわ、私――校舎に戻らなくちゃ!
真姫 ニコちゃん、どこ?
ごめん、ニコちゃん――
どうかお化けに食べられちゃったりしないで――
真姫 (すると、その入口のところに
涙で両頬をべそべそに濡らしているニコちゃん、発見――)
真姫 ごめん! ニコちゃん、大丈夫――泣いてる、の?
にこ ウワアアアアア――ン!!!
あんな怖いとこにひとりで置いてくなんてひどい〜!!!
真姫 ほんとゴメン!
私ピアノの音が聞こえたような気がしたのと、
ニコちゃん、あんまりお化け怖くないみたいだったから――
にこ そんなの――
真姫ちゃんと一緒なら恐くないけど、
ひとりになったら話は別だもん!!!
真姫 ニコちゃん……
にこ もう、ニコ、
転んでひざすりむいちゃったから、
痛くて歩けない
真姫 ――じゃあ、一緒に帰る?
にこ 手を貸して
真姫 ――うん
真姫 (まだ少しだけベソかき顔のニコちゃんが
ぎゅって握った手は――いつまでもいつまでも離れなくて)
真姫 (そのまま――ずっと一緒に歩いた夜の帰り道)
真姫 (小学生みたいな泣いたニコちゃんの横顔を見ていたら――
なんだかお化けも夜の校舎も
ちっとも怖くなくなったのが――)
真姫 (この日の私の七不思議、だったかな♡
きっとニコちゃんの言う通り、
1人と2人じゃ話は別、なのよね)

第4話 歸途

真姬 (雖然很害怕妖怪,
但是,果然還是把小香
扔着不管更讓我害怕)
真姬 不行,我得回校舍去
真姬 小香,你在哪兒?
抱歉,小香~
別被妖怪給吃掉了啊
真姬 (然後,在入口處看見了
淚流滿面的小香)
真姬 抱歉!小香,沒事吧~你哭了嗎?
妮可 哇啊啊啊啊啊!!!
把我一個人丟在那麼可怕的地方真是太過分了!
真姬 真是對不起!
我感覺好像聽到了鋼琴的聲音,
因為感覺小香不怎麼害怕妖怪的樣子……
妮可 這個嘛……
和小真姬在一起自然不害怕了,
一個人的話就另當別論了啊!!
真姬 小香……
妮可 真是的,日香我
摔倒擦破了皮,
現在痛得走不了路了
真姬 ……那要不要一起回去?
妮可 扶我一把
真姬 ……嗯
真姬 (雖然小香還有點淚汪汪的樣子,
不過握着的手卻緊緊不肯鬆開)
真姬 (就這樣,一起走向了夜裡的歸程)
真姬 (看着哭得像小學生一樣的小香,
感覺妖怪也好,夜晚的校舍也好
都不感到害怕了)
真姬 (這一天就是我的七大不可思議了吧
肯定跟小香說得一樣,
一個人跟兩個人情況就完全不一樣了呢)