LLWiki正在建設中,歡迎加入我們

南国トレジャーハンティング

出自LLWiki
跳至導覽 跳至搜尋
南国トレジャーハンティング
劇情簡介
劇情名 南国トレジャーハンティング
譯名 南國尋寶之旅
劇情導航
所在活動 第10回 おさんぽラリー

序章

プロローグ 謎の箱

千歌 青い空! 青い海! 白い砂浜!!
南の島、最高〜っ♪
ザ・バカンス! って感じだよね!
こんな素敵なところで、お休みを過ごせるなんて
まだ信じられないよ〜♪
鞠莉 楽しんでくれてるみたいで嬉しいわ♪
梨子 5th LIVEが終わった記念に
みんなで遊びに行こうってことになったけど……
まさか鞠莉ちゃんのお家の別荘が、こんなところにあるなんて
善子 さっすが、鞠莉ね♪
このヨハネが見込んだだけのことはあるわ!
ダイヤ 離島を丸ごと所有しているとは……
まぁ、小原家でしたら持っていてもおかしくはありませんわね
果南 どこに遊びに行くか悩んでたから、今回は鞠莉に感謝だよ
ルビィ 景色も綺麗で、静かで……
なんだか別の世界みたいだね
不思議な気持ち♪
鞠莉 私も、ここにはいつかみんなと来たいと思ってたのよ?
小さい頃から時々遊びに来ていたんだけど
とても素敵な島だから♪
鞠莉 ほかのリゾートと違って
マリーたち以外に観光客もいないし
みんな、心置きなくフリーダムに過ごしてちょうだい♪
花丸 み、みんな〜!!
千歌 花丸ちゃん! どうしたの?
花丸 はぁ、はぁ、はぁ……
ちょっと、これ見てほしいずら
浜辺に来る途中で見つけたの!
箱?
なんの箱だろう……鍵まで付いてるよ
誰かの落とし物かな?
ルビィ ぼろぼろだね
な、なんか…不気味……
鞠莉 ずいぶん古い物みたいだけど、何が入ってるのかしら?
どうにかして開けてみたいわね
善子 では…堕天使の力で開錠してあげるわ!
ふんっ!!
梨子 いや、無理でしょ……
千歌 試しにフタ、引っ張ってみる?
…もしかしたら鍵も付いてるだけで、掛かってるわけじゃ……
花丸 こ、壊れちゃったずら……
果南 まぁ、ぼろぼろだったしね……
で、中に何が入ってるの?
梨子 中身は……紙と、鍵?
これだけ?
紙に描いてあるのって、この島の地図じゃない?
1ヶ所だけバツ印が付いてる
それに、端っこに何か書いてあるよ
ルビィ 『草むらの十字の下に眠る』
……? どういう意味だろう?
善子 間違いない…これは魔界の王からヨハネへ宛てたメッセージ!
遂に、ヨハネに王位を譲り
自らは深い眠りに就くという意思の表れ!
梨子 それは絶対ない
花丸 これ……もしかして、宝の地図ずら……!?
ルビィ 宝の地図!?
花丸 うん。バツ印の場所はこの浜辺、この箱があった場所だよ
そして『草むらの十字の下に眠る』っていうのは
きっと、宝物が眠ってる場所ずら!
千歌 そうだよ、きっと……ううん、絶対そうだよ!
ねぇみんな! 今からこの宝物、探しに行ってみようよ!

序章 神秘箱子

千歌 湛藍的天空!碧藍的大海!白色的沙灘!!
南國小島真是太棒啦~♪
這就是度假呢!
能在這麼漂亮的地方度過假期,
簡直就像做夢一樣~♪
鞠莉 你們開心就好♪
梨子 為了紀念5th LIVE圓滿結束,
我們相約一起出來玩……
不過沒想到鞠莉家的別墅居然在這麼美的地方。
善子 真不愧是鞠莉♪
夜羽果然沒有看錯人!
黛雅 竟然擁有整座離島……
不過小原家確實有這樣的實力。
果南 這次真要感謝鞠莉了,我原本還在發愁該去哪裏玩呢。
露比 這裏不僅美,而且很安靜……
簡直就像另一個世界一樣。
真是不可思議♪
鞠莉 我一直想找機會和你們一起來呢。
小時候我常來這裏玩,
這裏真是一座美麗的小島♪
鞠莉 這座島和度假村不同,
沒有其他遊客,
大家可以自由自在地玩個痛快♪
花丸 各、各位~!!
千歌 花丸!怎麼了?
花丸 呼、呼、呼……
你們看這個的說。
這是咱在來海邊的路上撿到的!
箱子?
這是會是什麼的箱子呢……怎麼還上了鎖?
是不是被人遺落的?
露比 看起來破破舊舊的,
真、真是……太陰森了……
鞠莉 這個箱子看起來年頭不短了,不知道裏面裝了什麼。
我們打開看看吧。
善子 好……那就用墮天使之力來開鎖吧!
哼!!
梨子 這怎麼打得開啊……
千歌 試着拉一下蓋子吧。
…說不定只是懸着一把鎖,並沒有真的鎖上……
花丸 壞、壞掉了的說……
果南 嗯,畢竟已經很破舊了……
裏面到底放了什麼?
梨子 裏面放着……紙和鑰匙?
只有這些?
紙上畫的是不是這座島的地圖啊?
有一個地方畫着標記。
角落裏還寫着一行字。
露比 「沉睡在草叢的十字之下。」
……?這是什麼意思?
善子 絕對沒錯……這是魔界之王留給夜羽的信息!
他終於要將王位讓給夜羽,
自己進入深深的沉睡!
梨子 絕對不可能。
花丸 這……難道是藏寶圖的說……!?
露比 藏寶圖!?
花丸 嗯。標記的位置就在這個海灘,是剛剛箱子所在的地方。
而「沉睡在草叢的十字之下」
肯定就是寶藏沉睡的地點的說!
千歌 是啊,肯定……不,應該說絕對沒有錯!
各位!我們一起去尋寶吧!

第1話

1話 宝探しスタート!

千歌 お宝、お宝、どこにある〜♪
ダイヤ 宝の地図だなんて、本当なんですの?
ただの落描きのようにも見えますし、私には信じられませんわ
こんな『いかにも』な代物……
梨子 確かに、ちょっと怪しいよね……
でも、千歌ちゃんはともかく
花丸ちゃんが乗り気なのって、ちょっと意外
花丸 絶海の孤島で発見された謎の箱、そこに入っていた地図と鍵
地図に記された、奇妙な文言……
こんな状況、小説でしか読んだことないずら〜♪
なるほど〜
確かに、花丸ちゃん的にも燃える展開なわけだね!
善子 それにしても、地図に書いてあった
『草むらの十字の下』って、本当にここでいいの?
ただの野道って感じなんだけど
鞠莉 地図に書いてあった言葉をそのまま受け取るなら
ここが一番近いんじゃないかしら?
周りは草むらだし、十字は……これ♪
果南 これ?
あっ、なるほど。道かぁ!
千歌 道がちょうど交差して、十字路みたいになってる!
草と十字……言葉の意味にぴったりだよ!
きっと、この近くに何かあるはず。探してみよう!
千歌 むむむ〜……
ないなぁ、お宝っぽいもの……
ダイヤ 他に…何か手掛かりはないのでしょうか?
太陽の位置、木の影の伸び具合
もしかしたら、景色にも何か意味があるのでは……
果南 ダイヤ、なんか乗り気になってきてるね
ルビィ ピギャーッ!!
へ、へ、変な虫さんがいる〜! ピッ!
花丸 ルビィちゃん! 大丈夫!?
ルビィ いたたた……だ、大丈夫
何かにつまづいちゃったみたい……
花丸 ほんとだ、大きな石が埋まってる
……なんか、変な形の石ずら
お花……? いや、これって…バツ印みたいな……
バツ印……もしかして!
ダイヤ みなさん! この石の下を掘りますわよ!
8人 うん!
千歌 よいしょ、よいしょ……んっ……で、出た〜!!
宝箱! ほんとに出たぁ……
梨子 でも鍵が掛かってるわ
それにこれ、浜辺で見つけたのと同じ箱じゃない?
千歌 そっか、地図と一緒に入ってた鍵は
これを開けるためのものなんだ!
早速使ってみよう。開くかなぁ? 開きますように……!
9人 開いた!
中は?
宝物、入ってる!?
千歌 中は……
ま、また……紙と鍵?
花丸 紙はまた島の地図ずら
それから……何か書いてある
もしかして、次の箱の場所?
ルビィ なんて書いてあるの?
花丸 えーっと……
『太陽追いかけみそはたの、宝呑み込む黒い口』
千歌 み、味噌と…旗?
鞠莉 またしてもミステリー……
まだまだトレジャーハントは終わらないってことね!

第1話 開始尋寶!

千歌 寶藏、寶藏,究竟在哪裏呀~♪
黛雅 這真的是藏寶圖嗎?
看上去就是普通的塗鴉,我實在難以相信。
這種一看就知道是什麼的東西最可疑……
梨子 確實有點可疑……
千歌倒還可以理解,
我只是沒想到花丸居然都這麼有興致。
花丸 環海的孤島發現的神秘箱子,裏面擺放的地圖與鑰匙。
地圖上記載的奇妙文字……
咱只在小說里看到過這種情況的說~♪
原來如此~
這種情節確實很吸引花丸呢!
善子 不過,地圖上寫的
「沉睡在草叢的十字之下」,指的真的是這裏嗎?
這似乎就是條普通的山野小路而已。
鞠莉 這裏應該最接近
地圖上的內容吧?
周圍都是草叢,而十字就在……這裏♪
果南 這裏?
啊,原來如此。十字指的是道路啊!
千歌 交叉的道路正好形成了一條十字路口!
草叢和十字……和地圖上的內容完全一樣!
這附近肯定藏着什麼東西。大家一起來找吧!
千歌 唔唔唔……
完全沒有看似寶藏的東西啊……
黛雅 就沒有……什麼別的線索了嗎?
太陽的位置和樹影的長度……
說不定景色本身也象徵着什麼……
果南 黛雅,你還挺有興致的嘛。
露比 哎呀!!
有、有、有一條奇怪的蟲子~!呀!
花丸 露比!沒事吧!?
露比 好疼啊……沒、沒事。
只是被絆了一下而已……
花丸 這裏埋着一塊大石。
……石頭的形狀好奇怪的說。
花朵……?不對,這是……十字記號……
十字記號……難道……
黛雅 各位!我們一起挖這塊石頭下面吧!
8個人 嗯!
千歌 嘿喲、嘿喲……嗯……挖、挖到了~!!
寶箱!居然真的有……
梨子 但是,箱子上掛着鎖。
這個箱子似乎和海邊找到的箱子一樣啊?
千歌 對啊,和地圖放在一起的鑰匙
說不定就是為了打開這個箱子的!
我們快點來試試看吧。打得開嗎?但願能夠打開……!
9個人 打開了!
裏面放了什麼?
有寶物嗎!?
千歌 裏面放的是……
又、又是……紙和鑰匙?
花丸 紙上畫的又是這座小島的地圖的說。
而且……上面還寫着什麼。
難道是下個箱子的位置?
露比 到底寫了什麼?
花丸 讓我看看……
「追隨太陽的味噌之旗,吞噬寶藏的黑暗之口。」
千歌 味、味噌和……旗子?
鞠莉 太玄妙了……
看來我們的尋寶活動還要繼續!

第2話

2話 早速ピンチ?

善子 太陽に、味噌に……旗?
なんなのよこれ?
花丸 う〜ん……多分、こっちかも……
梨子 えっ?
は、花丸ちゃん!?
花丸 着いた……ここずら♪
千歌 ここって……
私たちが泊まらせてもらってる鞠莉ちゃん家の別荘?
味噌と旗って……この別荘のことを言ってたの?
花丸 別荘かどうかは分からないけど、この場所……だと思う
花丸 『太陽追いかけ』っていうのは
太陽の動きに沿って進むことだと思ったんだ
太陽は東から出て、西に沈むから……進むのは西の方角
花丸 で、『みそはた』だけど……これ、数じゃないかな? 歩数♪
漢字で『三十』って書いて『みそ』
『二十』って書いて『はた』って読むずら
花丸 2つ並べると3020……『宝』は箱のことだろうから
西に3020歩進んだところの『黒い口』
……穴とか、暗くて狭い場所に次の箱がある……のかな?
ルビィ す、すごい花丸ちゃん!
あの変な言葉の謎を、こんなに簡単に解いちゃうなんて……
花丸 ほ、ほんとかどうかは分からないずら!
正直こじつけっぽいし……
千歌 でも、さっきの十字路みたいに何もない場所より
ずっと可能性があるよ!
よーし! お宝目指して別荘大捜索、開始〜!
千歌 うう〜ん……
ない、ないよぉ〜!
庭には、箱が入ってそうな穴はなかったし
建物の中も、壺とかお風呂のお湯が出る彫刻とか
穴っぽいところは大体探したけど、なかったね
花丸 やっぱり、マル
間違えちゃったのかな……ごめんなさい……
ダイヤ いいえ……場所が違うのではなく
箱が処分されてしまったのかもしれませんわ
もしこの箱が、別荘が建つ前に隠されたものだとしたら……
果南 そうか、建設工事の時に見つかって
そのまま捨てられちゃったのかも……!
鞠莉 ドーンウォーリー☆
梨子 鞠莉ちゃん!
そ、その箱は…もしかして!
うそ! どこで見つけたの!?
鞠莉 別荘の裏にある森よ♪
そこにある木の洞に置いてあったの
黒い口みたいに、ぽっかり空いた穴にね
鞠莉 十字路から西に3020歩……この3020歩っていう距離は
走った場合の可能性もあると思ったの
『追いかけ』って書いてあったでしょ?
鞠莉 歩く時より走る時のほうが、歩幅って広くなるじゃない?
それに地図が別荘建設より前に描かれたものなら
地形も違ってる可能性がある
鞠莉 もちろん一番怪しいのは別荘付近だけど
念のため、少し離れた場所も探してみたのよ
そしたらこの通り! ゲットできたってわけ♪
花丸 さすが鞠莉ちゃんずら!
マル、そこまで気付けなかった……
鞠莉 いいえ、花丸がここまで連れて来てくれなかったら
マリーも分からなかったわ
さぁ、箱を開けてみましょう!
千歌 うん!
行くよ〜……箱オープン!
千歌 中は……また地図と鍵だ
善子 またぁ?
もう……一体いくつあるのよ、この箱
千歌 でも、次に繋がったよ
行こう♪
4つ目の箱を見つけに!

第2話 早早遇到大危機?

善子 太陽、味噌……和旗子?
到底是什麼意思啊?
花丸 嗯……或許是這邊……
梨子 咦?
花、花丸!?
花丸 到了……就是這裏的說♪
千歌 這裏是……
我們入住的鞠莉家的別墅?
味噌和旗子……指的就是這棟別墅?
花丸 我也不知道是不是指別墅……但那句話指的應該就是這裏。
花丸 「追隨太陽」的意思
應該是沿着太陽的動向前進。
太陽東升西落……所以要向西邊前進。
花丸 而「味噌和旗子」……指的應該是數字吧?也就是步數♪
「味噌」和「旗子」的讀音
同時也有着「三十」和「二十」的含義的說。
花丸 排在一起就是3020……「寶藏」指的是箱子。
而向西邊前進3020步所到達的「黑暗之口」……
指的應該是放着下一個箱子的洞穴或陰暗狹窄的地方吧?
露比 花、花丸,你太厲害了!
居然能輕鬆破解那句奇怪語句中的玄機……
花丸 我、我也不知道對不對的說!
聽上去其實也有點牽強……
千歌 但是和剛剛那個什麼都沒有的十字路口相比,
感覺可能性更高!
好!開始在別墅中搜索寶藏吧~!
千歌 唔唔……
找不到,完全找不到啊~!
庭院裏並沒有能放箱子的洞穴,
建築物里的壺和浴室出水的雕刻等
類似洞穴的地方也都找過了,但是全都沒有。
花丸 看來應該是咱
分析錯了吧……對不起……
黛雅 沒關係……或許沒有弄錯地方,
只是箱子已經被處理掉了。
如果箱子是在別墅建成前就被藏在這裏……
果南 對啊,或許已經在建別墅時被發現,
然後直接被丟掉了……!
鞠莉 別擔心☆
梨子 鞠莉!
這、這個箱子……難道是……
不是吧!這是在哪裏找到的啊!?
鞠莉 就在別墅後面的森林裏♪
箱子放在其中一個樹洞之中。
確實是像黑暗之口一樣的空洞呢。
鞠莉 從十字路口向西3020步……我推測這3020步的距離
也可能是跑步前進的。
上面不是寫了「追隨」嗎?
鞠莉 跑步時候的步伐要比走路時大多了吧?
而且,如果地圖是在別墅建成前繪製的,
那地形可能會產生變化。
鞠莉 雖說最有可能的地方是別墅附近,
但我還是把範圍擴大了一點。
然後,就真的被我給找到了♪
花丸 不愧是鞠莉的說!
咱完全沒有注意到這些……
鞠莉 不不,如果花丸沒有把我們帶到這裏,
那鞠莉也察覺不到這些啦。
好了,快點打開箱子吧!
千歌 嗯!
好……要打開了哦!
千歌 裏面……又是地圖和鑰匙。
善子 又是這兩樣?
哎呀……到底有多少個箱子啊?
千歌 但是,我們已經找到下一個目標了。
走吧♪
去尋找第四個箱子!

第3話

3話 星の導き

千歌 3枚目の地図に書いてあった言葉は
『黒い岩の大地、不動の小熊を望む』だけど……
この海岸のことでいいの?
花丸 多分そうだと思うずら
ほんとだ、周りは岩ばっかりだね
色も黒っぽいし
でも、熊に関係ありそうなものは、どこにもないけど……
花丸 『不動の小熊』は、北極星のことじゃないかな?
果南 北極星……そうか!
『小熊』っていうのは星座のこぐま座のことだね
なるほど、それで不動……
善子 どういうこと?
果南 北極星は、1年を通して位置がほとんど変わらないんだ
何千年か毎に代替わりをするんだけど
現在はこぐま座のしっぽにあたる星なんだよ
花丸 『不動の小熊』が、こぐま座の中で
唯一動かない星を指しているのだとして
それを観測できる、黒い岩のある場所は……
梨子 この海岸ってことね!
花丸 ここは島の北側にあるし、目の前は海だけで障害物がないから
きっと夜には、綺麗に星が見えるはずずら♪
千歌 この海岸のどこかに、4つ目の箱が……!
よーし! 捜索開始〜♪
千歌 あっ! あったー!
……違う
ただの四角い石だ
梨子 紛らわしい形の石、結構あるよね
私もさっき騙されたよ……
ダイヤ それにしても、どうして北極星なのでしょう?
これにも意味があると考えるべきでしょうか……
花丸 それはマルも、ちょっと気になってたずら
もっと明るくて見つけやすい星だってあるはずなのに
なんでわざわざ北極星を選んだんだろう……
果南 意味かぁ……
北極星って、方角を調べるのにも重要な星なんだよね
今回もそういう使い方をするのかな?
ルビィ でも今は昼間だから、北極星もほかの星も全然見えないよ?
方位磁針も持ってないし……
じゃあ、スマホで調べてみようよ!
方角を調べるアプリがあるんだ
えーっとね……あれ? 北はもうちょっとあっちみたい
鞠莉 この海岸も横長いからね
レッツゴー☆
千歌 着いた!
ここで海のほうを向くと
ちょうど北極星を真正面に見ることになるんだね
花丸 ここなら真っ直ぐに『不動の小熊を望む』ことができる……
この近くに何かあるのかな?
ルビィ 何か……ん?
果南 どうしたの?
ルビィ ここ、岩に……傷? 模様? みたいなものがついてる
なんだろう、これ……お星様みたい……
花丸 星……!?
千歌 こ、この岩、どけてみよう!
8人 うん!
千歌 はぁ、はぁ……あ、あった〜
あったよ〜箱〜
4つ目、ゲット〜……!
善子 な、なんでもう
こんな見つけにくいところに隠してあるのよぉ……
鞠莉 簡単に見つかったらつまらないからじゃない?
善子 そんな配慮いらない〜!
千歌 でも、見つかって良かったよー!
開けてみよう! 鍵、鍵〜♪
千歌 うぐぐ、固い、錆びて……
あ、開いた
鞠莉 中身は……また地図と鍵ね
千歌 うん
次の場所は『山神の守護をたまわり隠れる』
……か、神様!?

第3話 星辰的引導

千歌 第三張地圖上寫的是
「黑岩之大地,遙望不動之小熊」……
指的是這片海岸嗎?
花丸 應該是的說。
是啊,周圍都是岩石,
顏色也是黑漆漆的。
但是,這裏似乎沒有和熊有關的東西……
花丸 「不動的小熊」指的是不是北極星啊?
果南 北極星……對啊!
「小熊」指的就是星座中的小熊座。
原來如此,確實是「不動」呢……
善子 這是什麼意思?
果南 北極星一年到頭幾乎不會改變位置,
要過上幾千年才會輪換一次。
現在的北極星就在小熊座的「尾巴」上。
花丸 「不動的小熊」是小熊座中
唯一一顆一動不動的星星。
能夠觀測到這顆星星的黑色岩石……
梨子 就在這片海岸!
花丸 這裏位於小島北側,眼前只有大海,沒有其他障礙物。
夜晚肯定能看到美麗的星星的說♪
千歌 第四個箱子就在這片海岸的某處……
好!我們找起來吧~♪
千歌 啊!找到了!
……不對
只是一塊四四方方的石頭。
梨子 形狀類似的石頭還挺多的呢。
我剛剛也上當了……
黛雅 不過,為什麼是北極星呢?
這其中應該也藏着什麼含義吧……
花丸 花丸剛剛也在想這個問題的說。
明明還有很多明亮顯眼的星星,
但為什麼特意選擇北極星……
果南 含義啊……
北極星是用於確認方向的重要星星。
這次會不會也是這個意思?
露比 但現在是白天,完全看不到北極星和其他星星啊。
我們也沒有帶指南針……
那就用手機來查吧!
我有調查方向的應用程式。
讓我看看……咦?北似乎在那一邊。
鞠莉 畢竟這片海岸很長。
那我們走吧☆
千歌 到啦!
從這裏望向大海,
正好能從正面看到北極星。
花丸 這裏能夠直接「遙望不動之小熊」……
這附近有沒有什麼東西?
露比 這個嘛……嗯?
果南 怎麼了?
露比 這塊石頭上……有類似傷痕和圖案的東西。
這是什麼……好像星星一樣……
花丸 星星……!?
千歌 我、我們把這塊石頭搬開吧!
8個人 嗯!
千歌 呼、呼……找、找到了~
找到箱子啦~
終於找到第四個箱子了……!
善子 為、為什麼
要藏在這麼隱秘的地方啊……
鞠莉 要是被輕鬆找到,那就沒意思了嘛。
善子 那種用意真是太多餘了~!
千歌 不過,找到了就好!
我們快點打開吧!鑰匙、鑰匙~♪
千歌 嗚嗚,鎖生鏽了,變得特別緊……
啊,打開了。
鞠莉 裏面放着的……又是地圖和鑰匙。
千歌 嗯。
下一個地方是「將山神的守護藏於恩賜之中」。
……神、神明!?

第4話

4話 山神の箱に挑め

千歌 山神っていうくらいだから、やっぱり次は山だよね
神様どこかな〜?
結構山奥まで来たけど……
ルビィ ううっ……怖いよぉ……お化けとか出てきそう……
ひっ! なんかガサガサッて聞こえたよ!
この山何かいる……!
善子 だらしないわね、ルビィ
高貴な闇の支配者たるこのヨハネのリトルデーモンなのだから
お化けなんて、逆に食べてやるくらいの気持ちでいなさい!
ルビィ そんなの食べたくない〜!!
ダイヤ 善子さん、なんだか妙にいきいきしていませんか?
果南 多分、5ヶ所目のキーワードが『山神』だからだろうね
こういうの善子ちゃん好きそうだし……
花丸 鞠莉ちゃん、この島に神社ってある?
どこか神様を祀ってる場所に箱があると思うんだけど……
鞠莉 う〜ん……ないと思うけど
実は私も、島の隅々まで把握してるわけじゃないのよ
特にこの山の中なんて、ほとんど歩いたことがないから
善子 悩む必要はないわ!
この山には既にヨハネの魔力を蜘蛛の巣のように巡らせてある
分からぬことなど、何も……あっ!
梨子 どうしたの?
善子 あ……あそこ……
ルビィ あそこ……?
ピギャアアア!!
怖い! 怖い怖〜い!
何あれ……祠?
すごいぼろぼろだね
鞠莉 ジャパニーズホラーによく登場するスポットね!
やっぱりこの島は、まだまだマリーの知らないことだらけだわ
千歌 祠って、神様がいるんだよね?
だったら、もしかしてあそこに箱が?
梨子 えっ! 行くの?
あの祠に!?
ルビィ ややややややめようよ!
絶対何かいるよ! 祟られちゃうよ!
梨子 ヨハネ様……出番です
善子 はっ?
ちょっ、えっ、ええぇ〜!?
果南 最強堕天使の本領を発揮する時だね
花丸 マルたちリトルデーモンに
かっこいい姿を見せてほしいずら〜!
善子 あんた、こんな時ばっかりリトルデーモンって……!
ううう……わ、分かった……行ってくる!
このヨハネに任せなさい!!
善子 うわ……近くで見ると
ますます気味が悪いわね、この祠……
一応手を合わせておくか……なむなむ
善子 よし、それじゃあ…えーっと……箱、箱……
このヨハネがわざわざ探しに来たんだから
何もないなんて許さないからね〜!
善子 あ、あった! これだ
……ん?
ぎゃああああああああ!!
千歌 うわっ! よ、善子ちゃん!
どうしたの!?
善子 蛇〜! 蛇が!
おっきい蛇が出たぁ〜っ!
花丸 蛇!? ま…まさか、山神様……!?
勝手に箱を取ったから、お怒りになられているずら!?
鞠莉 オーマイゴッド!
地図に神の怒りの鎮め方とか書いてあればいいけど
ダイヤ 何呑気なことを言っているのですか!?
善子さん、早く戻って! 噛まれたら大変ですわ!
善子 追いかけてくる!
後ろから、ガサガサ聞こえる〜っ!
千歌 うわああぁぁ! 逃げろ〜っ!!

第4話 挑戰山神之箱

千歌 既然是山神,那下個目標應該在山裏了。
神明究竟在哪裏呢~?
我們已經走到大山深處了……
露比 嗚嗚……好可怕……感覺隨時會有鬼怪出來……
哇!那邊有響動!
這座山里肯定藏着什麼東西……!
善子 露比,你的膽子也太小了吧。
你可是高貴的暗夜支配者——夜羽的小惡魔,
就算遇到了鬼怪,也要一口咬回去才對!
露比 露比才不想咬那種東西~!!
黛雅 善子,你怎麼這麼有精神?
果南 因為第五個地方的關鍵字是「山神」,
正好戳中了善子的喜好吧……
花丸 鞠莉,這座島上有神社嗎?
箱子應該就在供奉神明的地方……
鞠莉 嗯……應該沒有。
其實我也不是對島上的每一處角落都那麼了解。
尤其是山里,我幾乎沒有來過。
善子 不必煩惱!
夜羽的魔力已經像蜘蛛網一樣覆蓋了整座山。
一切都在夜羽的掌控之中……啊!
梨子 怎麼了?
善子 那……那邊……
露比 那邊……?
呀啊啊啊啊!!
好可怕!好可怕、好可怕~!
那是什麼……小廟?
已經變得這麼破舊了。
鞠莉 日本恐怖片中常出現這樣的場景呢!
看來這座島上還藏着許多鞠莉不知道的事情。
千歌 小廟裏應該供奉着神明吧?
難道箱子就在這裏面?
梨子 咦!你要進去嗎?
進去那座小廟!?
露比 不不不、不要了吧!
裏面肯定有什麼東西!會被詛咒的!
梨子 夜羽大人……輪到您出場了。
善子 什麼?
等一下,咦,咦~!?
果南 是時候發揮最強墮天使的本事了。
花丸 快讓我們這些小惡魔
見識一下你的英姿的說~!
善子 你居然偏偏在這種時候自稱小惡魔……!
嗚嗚嗚……好、好吧……我去還不行嗎!
就交給我夜羽吧!!
善子 哇……走近一些,
這座小廟更顯得陰森了……
還是先拜拜吧……阿彌陀佛。
善子 好了……那個……箱子、箱子……
夜羽都特意進來找了,
絕對不能什麼都沒有啊~!
善子 找、找到了!就是這個!
……嗯?
呀啊啊啊啊啊啊!!
千歌 哇!善、善子!
出什麼事了!?
善子 蛇~!有蛇!
出現了一條大蛇~!
花丸 蛇!?難……難道是山神……!?
我們擅自打開箱子,惹怒了山神的說!?
鞠莉 我的天啊!
但願地圖上寫了求得神明寬恕的方法。
黛雅 這時候還開什麼玩笑啊!?
善子,快點回來!要是被蛇咬到,可就糟糕了!
善子 蛇追來了!
我聽到後面的響動了~!
千歌 哇啊啊啊!快逃啊~!!

第5話

5話 地図を取り戻せ!

千歌 はぁ、はぁ、はぁ……こ、怖かったぁ〜……
花丸 や、山神様……もう来てないずら……?
梨子 かなり走ったし、さすがに振り切れたんじゃないかしら……
果南 見逃してくれたのかもしれないね
善子 はぁ……はぁ……はぁ……
つ、疲れた……
ルビィ もう…走れないよぉ……
鞠莉 少し休憩しましょうか
ちょうど、うってつけの場所に出られたし♪
うってつけ? そういえばここ、公園みたいだね
湖とベンチもあるよ!
ここも鞠莉ちゃんのお家が作ったの?
鞠莉 ええ♪
湖はもともと島にあったものだけど
景色が良かったから、公園として整備したの
ダイヤ 確かに、ここならゆっくりできそうですわね
みなさん、ベンチまで移動しましょう
千歌 そういえば善子ちゃん
祠に箱、あった?
善子 ヨ・ハ・ネ! あったわよ
山神の結界に封じられていたけれど
あの程度の結界、1秒で破壊してやったわ!
花丸 その山神様に悲鳴を上げていたのは、どこの堕天使様ずら?
善子 えー…あー…さぁね〜…
どこの堕天使かしらねぇ〜?
千歌 ありがとう、開けてみるね
果南 これが5つ目の地図と鍵かぁ
地図には今度はなんて書いてあるの?
千歌 えーと…………うわっ!
9人 あーっ!
花丸 あああああっ!
ち、地図が……!
湖に、落ちちゃった……
梨子 たっ、大変! 早く拾わないと……
ううっ…だめ!
遠くて、手が届かない!
ルビィ はっ! あぁ、風で波が立って……
どんどん離れていっちゃうよ!
善子 ん? ちょ、ずら丸!?
なんで靴下脱いでるのよ!?
花丸 手が届かないなら拾いに行くずら!
このままじゃ宝探しが、みんなとの冒険が終わっちゃう!
ダイヤ いけませんわ!
どれだけ深さがあるのか分からないのですよ
危険です!
花丸 でもっ……!
鞠莉 ハイハーイ♪
そんな時には、アシストツールを使いましょう!
じゃんっ♪
果南 枝? いつの間にそんなものを?
鞠莉 向こうの木の下に落ちてたの♪
結構長いし、これならなんとか届くんじゃないかしら
花丸 鞠莉ちゃん……ありがとう!
使わせてもらうずら
花丸 うぅぅぅ……もうちょっと……
うぅ……
届いた!
そっと、そーっと引き寄せて……
やったぁ! 取り戻せたよ!
千歌 これでまた、次の箱を探しに行けるね!
ありがとう♪
花丸ちゃん、鞠莉ちゃん
花丸 えへへ♪
良かったずら〜
鞠莉 地図を見てみましょ♪
次の場所のこと、なんて書いてあるの?
千歌 えっとね…………あっ
ルビィ どうしたの?
千歌 水で滲んで、読めない
8人 うぅ……
善子 ど、どうにか読めないの!?
ほら、堕天使パワーを注いであげるから、気合入れて解読よ!
千歌 う、うん!
えーっと……ううううん?
梨子 最初の文字は、漢字の『岩』じゃない?
次は……
ひらがなの『の』かな?
果南 その次も漢字みたいだね……『目』?
違う…『月』かな
でもその隣が……あっ、『腹』か! お腹っていう意味の
繋げて読むと『岩の腹』
……一応、言葉になったね
千歌 次は岩のあるところってことかなぁ?
よーし、この調子でどんどん解読してみよう!

第5話 取回地圖!

千歌 呼、呼、呼……嚇、嚇死我了……
花丸 山、山神大人……沒有追來的說……?
梨子 已經跑了這麼遠,應該甩掉了吧……
果南 但願山神能夠放過我們。
善子 呼……呼……呼……
累、累死我了……
露比 我……跑不動了……
鞠莉 我們休息一下吧。
正好到了一個適合休息的地方♪
適合休息的地方?這裏確實就像公園一樣。
還有湖水和長椅!
這裏也是鞠莉家做的嗎?
鞠莉 是啊♪
湖是島上原本就有的,
因為景色優美,所以把這裏整理成了公園。
黛雅 這裏確實適合休息。
我們去長椅上坐一會兒吧。
千歌 對了,善子,
小廟裏面有箱子嗎?
善子 我是夜~羽~!箱子就在裏面。
只是被山神的結界給封印了。
我只要一秒就能毀掉那種結界!
花丸 也不知道是哪位墮天使大人,
直接被山神大人嚇得慘叫連連的說。
善子 咦……啊……誰知道呢~……
到底是哪位墮天使來着~?
千歌 謝謝,我這就打開。
果南 這就是第五份地圖和鑰匙啊。
這次地圖上寫了什麼?
千歌 那個……哇!
9個人 啊~!
花丸 啊啊啊啊啊!
地、地圖……!
掉到湖裏了……
梨子 糟、糟了!快點撈上來……
嗚嗚……不行!
太遠了,我夠不到!
露比 啊!啊,風捲起了浪花……
地圖越漂越遠了!
善子 嗯?咱、咱丸!?
你脫襪子幹什麼!?
花丸 既然夠不到,就只能跳進去的說!
不然這次尋寶活動、我們的大冒險就要結束了!
黛雅 不行!
我們不知道湖水的深淺,
你這樣太危險了!
花丸 可是……!
鞠莉 好啦♪
這種時候還是使用輔助工具吧!
鏘鏘♪
果南 樹枝?你是什麼時候找來的啊?
鞠莉 從那邊的樹下撿來的♪
這麼長的樹枝應該勉強夠得到吧。
花丸 鞠莉……謝謝!
借給咱用一下的說。
花丸 嗚嗚嗚……還差一點……
嗚嗚……
夠到了!
慢慢勾過來……
成功了!拿到了!
千歌 這下可以繼續找下一個箱子了!
謝謝♪
花丸、鞠莉。
花丸 嘿嘿♪
太好了的說~
鞠莉 快來看地圖吧♪
上面是怎麼描述下一個地方的?
千歌 這個……啊。
露比 怎麼了?
千歌 字被水化開了,看不清楚。
8個人 嗚嗚……
善子 一、一點辦法都沒有了嗎!?
我把墮天使之力分給你,努力解讀出來吧!
千歌 好、好吧!
那個……唔唔?
梨子 第一個字是不是漢字的「岩」?
下一個……
是不是「之」?
果南 下一個也是漢字……「目」?
不對……是「月」吧?
但旁邊是……啊,是「腹」!也就是腹部的意思。
連在一起就是「岩之腹」。
……應該是一句話吧。
千歌 下一個箱子在岩石旁邊?
好,繼續解讀吧!

第6話

6話 洞窟探査

千歌 うわぁ〜
私、洞窟って初めて入ったよ!
ドキドキするね……! どこまで続いてるのかな?
梨子 島の中を通る岩壁の道かぁ……なるほど
確かにここなら『岩の腹』って言えるかもしれないわね
花丸 洞窟の中を、宝箱を探して進む……
本当に冒険小説の世界ずら♪
ダイヤ 結局、解読できたのは『岩の腹』のほかに
『食い込む』という言葉だけ……
どう解釈するべきなのでしょうね?
鞠莉 壁に埋まってるとか?
果南 それじゃあ道具がないと取り出せないね
ツルハシとか……
ルビィ 暗いよぉ……周りが全然見えない……うわぁっ!
な、何か蹴っ飛ばしちゃった!
善子 くうう……
ヨハネの暗黒魔眼を以てしても見えぬとは……!
スマホのライト点けると、結構見えるよ〜
千歌 あれっ、行き止まりになっちゃった
ほんとだ、洞窟はここで終わりか〜
何も見つからなかったね
花丸 ……あれ? ねぇ見て、あそこ!
壁に何か埋まってるずら
箱じゃない?
ダイヤ 本当ですわ! まさか鞠莉さんの予想が当たるとは……
けど、あんな場所
脚立かはしごでも持ってこないと届きませんわね……
鞠莉 だったらアレよ! カタグルマー!!
果南 じゃあ千歌、立つよ
いい?
千歌 はーい、お願い!
果南 よ、い、しょっ!
……ど、どう? 届く?
千歌 届いたよ!
けど、箱……ガッチリはまってて取り出せない……!
う、うぐぐ……!
梨子 だ、大丈夫かしら……
こっちまでハラハラするわ
鞠莉 ん……? ねぇ、何か聞こえない?
こっちに近づいてくるような……
花丸 う、うわああああ!!
コウモリずら! コウモリの大群ずら!
善子 蛇の次は、コウモリ!?
ダイヤ み、みなさん! 逃げますわよ!
果南 千歌ぁ〜!!
早く早く早く!!
千歌 分かってるよぉ!
ちょっと待って! ちょっと待ってぇー!!
果南 はぁ、はぁ、はぁ……なんとか逃げられた……
善子 ……もう夜じゃない
1日箱探しに費やしちゃったわね
千歌 果南ちゃん、ありがとう
箱、無事に取り出せたよ〜!
早速開けてみるね!
ダイヤ また地図と鍵だったら、探すのは明日にしましょう
さすがに、夜通し箱探しを続けるわけにはいきませんわ
千歌 ん……あれ?
梨子 どうしたの?
千歌 入ってるの、地図だけだ
バツ印が2つ付いてる
それに、書いてある言葉が……
果南 『空と海に願いを唱えよ、全ては必ず叶う』
……なんか、今までの言葉と違うね
梨子 バツの1つはさっきの洞窟みたいね
ということは、もう1つが次の場所?
どうして今度は最初から場所を教えてくれるのかしら?
鞠莉 とにかく行ってみましょ
そうすればきっと、何か分かるはずよ

第6話 探查洞窟

千歌 哇~
我還是第一次進入洞窟!
好緊張啊……!不知道這個洞窟通向什麼地方。
梨子 穿過小島的岩壁之路……原來如此。
這裏確實可以算是「岩之腹」呢。
花丸 在洞窟中為了尋找寶箱而前進……
簡直就是探險小說的世界的說♪
黛雅 成功解讀出來的只有「岩之腹」和
「深入」這兩個詞……
到底該怎麼解釋呢?
鞠莉 難道是被埋進了牆中?
果南 那樣需要道具才能取出來啊。
比如鶴嘴鎬之類……
露比 好黑啊……真是伸手不見五指……哇!
我、我踢到了什麼!
善子 嗚嗚……
憑藉夜羽的暗黑魔眼竟然也看不到……!
打開手機的手電筒就能看清楚了~
千歌 咦,沒有路了。
還真是啊,洞窟只到這裏。
什麼都沒有找到呢。
花丸 ……咦?你們看那邊!
牆裏埋着什麼東西的說。
是不是箱子?
黛雅 真的是呀!沒想到居然被鞠莉給猜中了……
但是我們需要梯子
才能夠到那裏……
鞠莉 這樣吧!我們搭人梯!!
果南 千歌,站上來吧。
準備好了嗎?
千歌 好,拜託啦!
果南 嘿喲!
……怎、怎麼樣?夠得到嗎?
千歌 夠到了!
但是箱子緊緊埋在牆裏……根本拿不出來……!
嗚、嗚嗚……!
梨子 不、不會有事吧……
看得我緊張死了。
鞠莉 嗯……?喂,你們有沒有聽到什麼聲音?
似乎正在向我們靠近……
花丸 哇、哇啊啊啊啊!!
是蝙蝠的說!大量的蝙蝠的說!
善子 剛剛是蛇,現在又是蝙蝠!?
黛雅 各、各位!快跑啊!
果南 千歌~!!
快啊快啊快啊!!
千歌 我知道!
等一下!再等一下~!!
果南 呼、呼、呼……總算逃掉了……
善子 ……天都黑了呢。
今天一整天都在找箱子。
千歌 果南,謝謝。
我順利拿到箱子了~!
快點打開吧!
黛雅 如果又是地圖和鑰匙,只能等到明天再繼續了。
我們總不能徹夜找箱子嘛。
千歌 嗯……咦?
梨子 怎麼了?
千歌 裏面只有地圖。
上面畫了兩個標記。
上面寫的是……
果南 「向天空和大海許願,一切定能成真。」
……似乎和之前的都不一樣呢。
梨子 其中一個標記似乎是剛剛的洞窟。
另一個就是接下來的目標?
為什麼這次直接寫明了目的地?
鞠莉 我們快去看看吧。
這樣肯定就能知道為什麼了。

第7話

7話 宝の星

千歌 着いた……この入り江が、2つ目のバツ印の場所……
梨子 すごいわ〜♪
夜空の星が水面に映って、海の中にも星があるみたい!
ルビィ うん……!
すごく…すごく綺麗!
鞠莉 この島にこんな場所があったなんて知らなかった……!
本当に、まだまだ私の知らないところだらけだわ♪
上も下も星空なんて、空に浮かんでるみたいな気分になるね♪
ダイヤ えぇ、こんなに美しい光景を見せられたら
歩き回った疲れもどこかに消えてしまいますわ
果南 多分、ここがゴールなんだね
宝物って、この景色のことなんじゃないかな?
善子 きっとそうだわ!
まさしく、地上の宝と呼ぶに相応しい絶景よ
このヨハネが言うんだから、間違いない!
花丸 『空と海に願いを唱えよ、全ては必ず叶う』……
花丸 前に本で読んだずら、南のある島に伝わる伝説
そこでは、空と海の両方に星が光り
流れ星へ願えば、どんなことでも必ず叶うって……
千歌 空と海に星が……って、まさかここが
その伝説の島!?
鞠莉 アンビリーバボー!
そんなレジェンドのある島だったなんて……!
一体この島は、何回マリーを驚かせてくれるのかしら♪
そんなすごい伝説があるなら
願い事しないわけにはいかないね!
ルビィ ……あっ、来た! 流れ星!
9人 …………!
……みんな、願い事できた?
花丸 多分……間に合ったと思うずら
千歌 私はできたよ
梨子 何お願いしたの?
千歌 えぇ〜、それは内緒! ふふっ♪
こういうのって、誰かに教えたら叶わなくなっちゃうでしょ?
善子 大丈夫じゃない?
どんな願いでも叶う島、かもしれないんだし
果南 ま、言わなくても大体分かるけどね
鞠莉 えぇ♪
きっとマリーたち、みんな同じ気持ちよね
千歌 うん!
いつか、私たちだけの輝きが……
9人 見つかりますように
ダイヤ ……さて、これ以上遅くならないうちに帰りましょう
今日1日で、あちこち歩き回ったけど
ここから別荘までどのくらいなんだろうね?
千歌 地図で確認してみよう
えーと、入り江がここでしょ? 別荘が…えー……
え? ええぇぇ!! 遠っ! めちゃくちゃ遠い!!
果南 うっわ、ほんとだ
今日中に帰れるかなぁ、これ……
花丸 まだまだ冒険は終わらないずら〜

第7話 寶藏之星

千歌 到了……這條海灣就是第二個標記所在地……
梨子 好美啊~♪
夜晚的星空映在水面上,仿佛海里也有星星一樣!
露比 嗯……!
真是……太美了!
鞠莉 我都不知道這座島上居然有這樣的地方……!
看來這裏真的藏着許多我所不知道的事情呢♪
上下被星空環繞,仿佛漂浮在天空之中一樣♪
黛雅 是啊,看到這麼美麗的光景,
一路奔走的疲倦仿佛全都消失了。
果南 這裏應該就是終點了吧。
寶藏指的就是這片景色?
善子 一定是的!
這裏這麼壯觀,簡直就是人間仙境。
我夜羽的話肯定沒錯!
花丸 「向天空和大海許願,一切定能成真」……
花丸 咱曾在書中看過關於某座南國小島的傳說。
島上的天空和大海都有群星閃耀,
只要向流星許願,那麼一切心願都能成真……
千歌 天空和大海都有群星……
難道這裏這裏就是那座傳說中的小島!?
鞠莉 簡直難以置信!
這裏居然是傳說中的島嶼……!
這座島究竟要給鞠莉多少次驚喜呀♪
既然有那麼美好的傳說,
那我們決不能錯過許願的機會!
露比 ……啊,來了!是流星!
9個人 ……!
……大家都許好願了嗎?
花丸 應該……趕上了的說。
千歌 我也許好願了。
梨子 你們許了什麼願?
千歌 嘿嘿~保密!哈哈♪
如果告訴別人,那心願不就無法實現了?
善子 應該沒事吧?
畢竟這裏說不定是可以實現一切心願的小島。
果南 不過就算不說,大家也能猜到。
鞠莉 是啊♪
我們肯定都想到了一起。
千歌 嗯!
希望有朝一日……
9個人 可以找到只屬於我們的輝煌。
黛雅 ……好了,時間已經很晚了,我們快點回去吧。
今天一直在到處奔走,
不知道這裏距離別墅有多遠呢?
千歌 我們來看看地圖吧。
那個,海灣在這裏是吧?別墅在……咦……
咦?不是吧!!這麼遠!太遠了吧!!
果南 哇,還真是啊。
不知道今天之內能不能走得回去……
花丸 看來我們的探險還沒結束的說~

尾聲

エピローグ 日常へ

千歌 あーあ
今日で南の島ともお別れか〜
梨子 少ししか過ごしていないはずなのに
なんだか寂しいわね
楽しかったもんね〜!
海で泳いだり、魚釣りしたり、バーベキューしたり
お部屋も豪華だったし♪
善子 いずれ人間界を完全暗黒世界化する時は
この島に、ヨハネの拠点を置くとしましょう
花丸 それは鞠莉ちゃんのお家から
買い取る算段がついてからにするずら
鞠莉 トレジャーハンティングも楽しかったわね〜♪
果南 正直、ほかの思い出が霞むくらい強烈な体験だったよ♪
ダイヤ 最後の入り江は絶景でしたが
そこに辿り着くまでが壮絶でしたわ……
ルビィ 別荘に戻れたの、朝だったもんね
梨子 それにしても、あの箱って
結局なんだったのかしら
入り江に行くためのヒントでしょ?
梨子 それはそうだけど……
なんで変な場所に隠してあったり
遠回しな言葉で次の場所を指示したのかってこと
千歌 そうだよね〜
この地図だって、誰かの手作りなんだろうし……
気になるかも!
梨子 ち、千歌ちゃん!
その地図……持って帰るの?
千歌 えへへ♪
鞠莉ちゃんに聞いたら、いいよって言ってくれたから♪
鞠莉 あの入り江の場所はもう分かってるし
みんなと島に行った記念として、部室に飾ろうと思って♪
ダイヤ そんなスペースありませんわよ
ルビィ ……あれ?
最後の地図の裏側、何か書いてあるよ?
千歌 え!? うそっ!
どこ!?
ルビィ この、隅っこのところ
掠れて薄くなってるけど……
なんだろう……人の……名前、かなぁ?
花丸 こ……これは!
どうしたの?
花丸 マル、この名前知ってるずら……あの島の伝説が載ってた本!
あれを書いた人と、同じ名前ずら!
8人 えぇ〜!?
善子 じゃあ何? 箱や地図は全部その本の作者が作ったってこと?
島の伝説も? ……っていうか、なんで鞠莉の家の島に
その人が作った箱があるのよ!?
鞠莉 あぁ〜……そういえばうちが買い取る前は
ナントカさんって人があの島の所有者だったって
聞いたことがあるような、ないような……
伝説自体はずっと昔からあの島にあって
それを元に、本を書いたり、箱を作ったりしたんじゃない?
果南 本はともかく、わざわざ箱を作った理由が分からないね……
花丸 きっと、試練ずら
花丸 雄大で険しい自然を進み、知恵を絞って謎を解く
その全てをやり遂げた者だけが
願いを叶える権利を手に入れられる
花丸 島が自分のものじゃなくなったあと
新たに島の所有者となった人に、その覚悟があるかどうか
確かめるためのものだったんじゃないかな?
善子 なんですって……?!
地上に、このヨハネを試そうとするような人間がいるなんて!
ダイヤ なぜ所有者ではないあなたがショック受けているのですか!
鞠莉 いいじゃない♪ 誰が作ったものでも、どんな理由でも
あの光景の感動も、箱探しのワクワクも
全部本物なんだから♪
千歌 そうだよね……入り江で願い事をした時
絶対叶うって、すごく強く感じたんだ
きっと私たちの願いが、星に届いたからだと思う!
千歌 願いが叶う日を信じて、これからも頑張ろう!
鞠莉 そうね♪
……さ、そろそろ船の出航時間よ
帰りましょう、内浦に!
8人 うん!

尾聲 回到日常

千歌 哎呀~
今天就要告別南國小島了~
梨子 真想在這裏多住幾天。
感覺好傷感啊。
在這裏確實玩得很開心呢~!
我們在海里游了泳、釣了魚,還吃了燒烤。
房間也特別豪華♪
善子 等夜羽將人間界完全化作暗黑世界之時,
就把據點放在這座島上吧。
花丸 還是等你有錢
從鞠莉家買下這座小島再來安排的說。
鞠莉 尋寶探險也特別有意思呢~♪
果南 說實話,這段經歷強烈到足以讓其他一切回憶都黯然失色呢♪
黛雅 最後的海灣確實非常壯觀,
但過程本身也足夠驚險……
露比 我們直到第二天早上才返回別墅。
梨子 話說回來,
那些箱子到底是怎麼回事啊?
就是引我們前去海灣的提示吧?
梨子 這個我也知道……
只是箱子都藏在莫名其妙的地方,
還故弄玄虛地指出下一個地點。
千歌 是啊~
地圖應該是有人特意繪製的吧……
真讓人好奇呢!
梨子 千、千歌!
這張地圖……你打算帶回去?
千歌 嘿嘿♪
我問了鞠莉,她同意我帶走了♪
鞠莉 我們已經記住了海灣的位置,
所以我想把地圖擺在社團活動室,當作我們去島上遊玩的紀念♪
黛雅 活動室里哪有這個地方啊。
露比 ……咦?
最後這張地圖背面似乎寫着什麼?
千歌 咦!?不是吧!
在哪裏!?
露比 就在這個角落。
字跡已經模糊不清了……
這是什麼……是不是……人名?
花丸 這……這是……!
怎麼了?
花丸 咱知道這個名字的說……就在那本講述了島嶼傳說的書上!
寫書的作者就叫這個名字的說!
8個人 什麼~!?
善子 怎麼回事?難道箱子和地圖都是那本書的作者留下的?
包括島嶼的傳說?……為什麼這個人會把箱子
留在鞠莉家的島上啊!?
鞠莉 啊……我聽說這座島被我家買下之前,
島嶼的持有者
似乎就是這個人……
或許這座島原本就有這個傳說,
而作者又根據傳說本身寫了書,並製作了箱子?
果南 寫書還可以理解,但不明白他為什麼要特意製作箱子……
花丸 這肯定是一種考驗的說。
花丸 在雄偉險峻的自然環境中前進,絞盡腦汁破解謎題。
只有完成這一切之人,
才能獲得實現心願的權利。
花丸 雖說島嶼不再屬於那位作者,
但他還是想考驗一下新的持有人
有沒有這樣的決心吧?
善子 什麼……!?
這世間竟有人敢試探我夜羽!
黛雅 這座島又不是你的,你反應這麼大幹什麼?
鞠莉 有什麼關係嘛♪ 不管是什麼人為了什麼理由製作了箱子,
看到那副光景時的感動和尋找箱子時的激動心情
都是貨真價實的♪
千歌 是啊……在海灣許願時,
我強烈感受到心願一定能夠成真。
相信我們的願望已經傳到了星空!
千歌 就讓我們一邊繼續努力,一邊堅信夢想終將成真吧!
鞠莉 沒錯♪
……好了,船要起航了。
我們回去內浦吧!
8個人 嗯!