占い師ヨハネの福音
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占い師ヨハネの福音
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| 剧情简介 | |
| 剧情名 | 占い師ヨハネの福音 |
| 译名 | 占卜师夜羽的福音 |
| 剧情导航 | |
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| 下一章剧情 | 温泉旅行に行こう！ 去温泉旅行吧！ |
第1话
1話
 善子 |
雲の一片も見えぬ蒼穹……見事な快晴ね |
| 善子 |
この身は暗黒の住人なれど、やはり美しいものは美しいと… あー！ 待って待って！ 乗りますーっ！！ |
| 善子 |
ふぎゃっ！！ |
| 善子 |
あいたたたたたた〜…… ぶつけたとこがまだ痛い…… |
| 善子 |
（転んだ拍子に近くの水たまりに突っ込んで、 その衝撃で鞄の中身ぶちまけちゃうし、 バスには乗り遅れて遅刻するし…） |
| 善子 |
（何であんなとこにバナナの皮なんか落ちてるのよ！ あれが無きゃ転ば…… いや、無くても転んでたのかしら……） |
 3人 |
は〜あぁ…… |
| 善子 |
……何であんた達までため息つくのよ |
 花丸 |
善子ちゃんだって…… 転んで水たまりに突っ込んだ挙句 バスに乗り遅れたみたいな悲愴な顔してどうしたずら？ |
| 善子 |
ぐっ、何故分かる……！ |
 ルビィ |
最近あんまり良いことなくて、元気出ないんだ…… |
| ルビィ |
忘れ物したり、帰り道にワンちゃんさんに吠えられたり、 授業で突然当てられた問題が ちょうど分からなくて飛ばしたやつだったり…… |
| 花丸 |
マルも。お気に入りの小説の上にお茶こぼしちゃったり、 食べようとしたお弁当を くしゃみした拍子に全部落っことしちゃったり… |
| 花丸 |
今朝は、家の花瓶に生けてあるお花が、 茎の真ん中から突然折れたずら！ ちょうどマルが視線を向けた瞬間に…… |
| ルビィ |
ええっ！ |
| 花丸 |
不吉ずら……これは凶兆に違いないずら……！ こんなに不幸が連続するなんて 絶対何か悪いものが取り憑いてるずら〜！ |
| ルビィ |
そんな……も、もしかしてルビィも 呪われてたりするんじゃ……う、う、うわぁあ〜ん！！ |
| 善子 |
ちょっと！ 2人とも落ち着きなさいよ！ 何をどうすればそんな考えに…… |
| 善子 |
（2人とも完全にパニックになっちゃってる…！ ど、どうしよう、どうすれば……あ、そうだ！） |
| 善子 |
（確か鞄に……えーと、どこだどこだ…… あ、あった、これだ！） |
| 善子 |
2人とも、静粛になさいっ！ |
| ルビィ |
ふえ？ |
| 善子 |
あなた達の頭上には今、苦難の星が瞬いている まるで明かりの無い夜道を1人で歩かされているような 不安に、震え慄くのも無理はない |
| 善子 |
そんなあなた達の進む道の果てを、 この堕天使ヨハネが占いましょう！ 神秘の占術七つ道具『大いなる運命のアルカナ』でね！ |
| 花丸 |
占い？ |
| ルビィ |
アルカナ…… まさか、まさかそれは！ タロットカード？！ |
| 花丸 |
はっ、ルビィちゃんが突然元気に！ |
| ルビィ |
タロットと言えば、μ'sの東條希さん！ スピリチュアルパワーで数々の困難から メンバーを救ったという伝説の持ち主……！ |
| 花丸 |
なんと！ μ'sにそんなすごいメンバーが……！ |
| 善子 |
相当話盛ってる気がするけど…まぁ、とにかく |
| 善子 |
この22枚のタロットカードの中から、 2人のことをイメージしながら1枚ずつ引くわ それがあんた達に待つ未来よ |
| ルビィ |
わ〜、こんなふうに直接占ってもらうなんて初めてかも！ どきどきする…… |
| 善子 |
じゃ、引くわね ずら丸はこれ、ルビィはこれ |
| 花丸 |
早っ |
| 善子 |
こういうのはうだうだ悩まず直感でやるもんなの さて、どんなカードが出たかしら？ ずら丸は……ほほう |
| 花丸 |
不思議な絵……これはどんな意味なの？ |
| 善子 |
『太陽』……自由と幸福のアルカナ ずら丸、あなたに明かりは必要無いわね もう夜は明け、陽が昇る時だわ |
| 善子 |
光が満ち溢れ、気分も運気も上昇していくでしょう あんたに取り憑いているとかいうやつも、 たまらず逃げ出してしまうくらいにね |
| 花丸 |
お、おお……！ ほんとに？ |
| 善子 |
ヨハネの発する魔の引力が偽りを導くことは無いわ！ さて、ルビィは……おっと、これは |
| ルビィ |
な、何？ 悪いのが出たの！？ |
| 善子 |
『運命の輪』、変化と成長のアルカナ。それの逆位置 ルビィ、あなたの夜が明けるのは、 どうやらもう少し先のようね |
| ルビィ |
そんな……じゃあまだ悪いことが続いちゃうの？ |
| 善子 |
悲観してはいけないわ。輪というものは常に巡るもの 苦難の星もやがて位置を変え、 昇る朝日にそのきらめきは消えることでしょう |
| 善子 |
授業でいきなり当てられようが、階段に脛をぶつけようが、 諦めず、下を向かず、やがて来る朝を信じて進むのよ！ |
| ルビィ |
は、はい！ |
| 花丸 |
あんなに不安だったのに、不思議と気が楽になったずら 善子ちゃん、このカード、お守りに持ってていい？ |
| 善子 |
だーめ！ 『大いなる運命のアルカナ』は 22枚揃ってこそ力を発揮するの。戻しなさいっ |
| 花丸 |
え〜〜〜〜 |
| 善子 |
（今日は時間通りにちゃんとバスに乗れたわ バナナの皮も水たまりも見当たらないし、 無事に教室まで行けそうね♪） |
| 花丸 |
善子ちゃ――ん！！ |
| 善子 |
ずら丸？ それにルビィも どうしたのよ、そんなに慌てて。何かあった？ |
| 花丸 |
善子ちゃんの占い、早速当たったずら〜！ |
| 善子 |
ええ？ |
| 花丸 |
昨日ね、帰りに寄った本屋さんで 大好きな小説の最新刊の最後の1冊が買えて |
| 花丸 |
家に向かう途中で おばあさんに道を聞かれたから教えてあげたら お礼におまんじゅうを3個もくれて |
| 花丸 |
あと、今朝はタンスの角に 足の小指をぶつけそうになったけど、 体をひねって回避出来たずら！ |
| 善子 |
そ、そう。よかったわね |
| ルビィ |
ルビィもね、花丸ちゃんみたいな 良いことがあったわけじゃないけど |
| ルビィ |
夜中にいきなり目覚ましが鳴って、 びっくりしてベッドから落ちちゃったんだ。しかも顔から… 時間間違えてセットしちゃってたみたいで |
| ルビィ |
痛いし、心臓ばくばくするし、真っ暗だし、 何だか無性に悲しくなって、泣きそうになったんだけど |
| ルビィ |
その時、善子ちゃんが言ってくれたことを思い出したの 諦めず、下を向かず、朝が来るのを信じて進めって |
| ルビィ |
そしたら、心がすーっと落ち着いて、 涙も引っ込んじゃった。朝になって目が覚めた時は、 すごくすっきりした気分だったんだ |
| ルビィ |
ありがとう、善子ちゃん もう嫌なことがあっても、ルビィ、落ち込まないよ |
| 花丸 |
うんうん。大天使ヨハネ様のおかげずら ありがたやありがたや〜♡ |
| 善子 |
（昨日の今日でこんなに持ち直すなんて ま、笑顔が戻ってよかったわ 2人がにこにこしてないと、こっちも調子狂っちゃうしね） |
| 善子 |
……って、私は天使じゃなくて堕天使だってば！ 訂正しなさーい！ |
第1话
| 善子 |
天空万里无云……真是个大晴天。 |
| 善子 |
虽然虽然我是黑暗的居民，但美景就是美啊…… 啊～！等一下啦！我也要上车！！ |
| 善子 |
呀啊！！ |
| 善子 |
好疼啊啊啊啊…… 撞到的地方还是好疼…… |
| 善子 |
（摔倒还掉进了边上了的水洼， 冲击力太大书包里的东西还摔出来了， 还错过公交车迟到……） |
| 善子 |
（为什么会有个香蕉皮掉到那里啊！ 如果没有那个，我就不会摔…… 不对，就算没有，估计也会摔倒……） |
| 3个人 |
唉…… |
| 善子 |
……你们干嘛也跟着一起叹气啊？ |
| 花丸 |
善子才是…… 怎么悲壮得看起来就像摔到水洼后， 还没有及时坐上公交车一样的说？ |
| 善子 |
呜，你怎么知道的……！ |
| 露比 |
最近都没什么好事，所以我打不起精神来…… |
| 露比 |
不是忘带东西，就是回家路上被狗狗吼叫， 再不然就是上课时候， 突然被点名回答一个我正好不知道的问题…… |
| 花丸 |
咱也是。不是茶水撒到心仪的小说上， 就是一个喷嚏就把正要吃的便当 全部打翻在地上…… |
| 花丸 |
今天早上，我家花瓶的花朵 突然从中折断了的说！ 而且正好是在咱转头看去的瞬间…… |
| 露比 |
咦！ |
| 花丸 |
不吉利的说……这肯定是凶兆的说……！ 不幸的事情没完没了， 我肯定是被什么不好的东西给附身了的说～！ |
| 露比 |
不是吧……难、难道露比也 被诅咒了……呜、呜、呜哇～！！ |
| 善子 |
喂！你们两个冷静点！ 都想的是什么乱七八糟的啊…… |
| 善子 |
（这两个人彻底陷入恐慌了……！ 怎、怎么办，我该做些什么……啊，对了！） |
| 善子 |
（我记得书包里有……唔，在哪里来着…… 啊，找到了，就是这个！） |
| 善子 |
你们两个安静听好！ |
| 露比 |
咦？ |
| 善子 |
现在，苦难之星正在你们头上闪着光。 你们就像独自行走在深夜漆黑的路上一样， 当然会因为害怕而颤抖了。 |
| 善子 |
就让我堕天使夜羽 使用神秘的占卜七大道具之一—— “神圣命运阿尔克那”来占卜一下你们的未来吧！ |
| 花丸 |
占卜？ |
| 露比 |
阿尔克那…… 这个是不是……塔罗牌！？ |
| 花丸 |
哇，露比怎么突然变得这么有精神了！ |
| 露比 |
说到塔罗牌，据说μ's的东条希 就是通过自身的灵力， 从各种各样的困难中拯救了其他成员……！ |
| 花丸 |
什么！μ's里还有那么厉害的成员……！ |
| 善子 |
这话听起来就很夸张……好吧，总而言之…… |
| 善子 |
我要一边想着你们二人， 一边从这22张卡里各抽一张。 而这张卡就预示着你们的未来。 |
| 露比 |
哇～还是第一次有人这样直接帮我占卜呢！ 好紧张啊…… |
| 善子 |
那我抽卡了哦。 咱丸是这张，露比是这张。 |
| 花丸 |
好快啊！ |
| 善子 |
这种事情不能纠结个没完，就要凭直觉才行。 好啦，到底会是怎样的牌呢？ 咱丸是……哦哦。 |
| 花丸 |
不可思议的图案……这是什么意思呀？ |
| 善子 |
“太阳”……自由与幸福的阿尔克那。 咱丸，你不需要再去寻找光亮了， 因为夜晚即将结束，太阳就要升起了。 |
| 善子 |
随着光芒的充盈，你的心情和运气都会变好。 附在你身上的坏东西 肯定也会立刻逃走。 |
| 花丸 |
哦、哦哦……！真的吗？ |
| 善子 |
我夜羽的魔力怎么会是假的呢！ 让我再看看露比的……哎呀，这是…… |
| 露比 |
怎、怎么啦？出来的牌不好吗！？ |
| 善子 |
“命运之轮”——变化与成长的阿尔克那。但却是逆位。 也就是说，露比的黎明 还要再等上一段时间才行。 |
| 露比 |
怎么会这样……坏事还会继续吗？ |
| 善子 |
不要那么悲观嘛。轮盘时刻都在旋转。 苦难之星也会转移位置， 并在旭日升起时消失不见。 |
| 善子 |
就算你在课上被突然点名，或是小腿撞到台阶， 都不要放弃、不要低头，一定要带着对朝阳的信任勇往直前！ |
| 露比 |
好、好的！ |
| 花丸 |
刚刚还那么担心，现在却莫名轻松了许多的说。 善子，这张卡可以让我留下当护身符吗？ |
| 善子 |
不行！只有22张卡牌凑齐， “神圣命运阿尔克那”才能发挥力量。快点放回来吧。 |
| 花丸 |
不是吧～～～ |
| 善子 |
（今天按时坐上了公交车， 没有看到香蕉皮和水洼， 看来可以顺利抵达教室了呢♪） |
| 花丸 |
善子～～～！！ |
| 善子 |
咱丸？还有露比也在， 你们怎么慌慌张张的？出什么事了吗？ |
| 花丸 |
善子的占卜很快就应验了的说～！ |
| 善子 |
什么？ |
| 花丸 |
昨天我在回家路上去了趟书店， 在那里买到了最后一本超喜欢的小说最新刊。 |
| 花丸 |
然后回家路上遇到一位老奶奶问路， 在回答她之后， 她送给我三个包子作为谢礼。 |
| 花丸 |
还有，今早我的小脚趾 差点撞上柜子角的时候， 一个扭身避免了这场悲剧的说！ |
| 善子 |
这、这样啊。真是太好了呢。 |
| 露比 |
露比倒是没有遇到 像花丸那样的好事。 |
| 露比 |
夜里闹钟突然响起， 吓得我直接从床上掉了下去。而且还是脸先着地…… 似乎是我把时间给设错了。 |
| 露比 |
摔得好疼，心跳得好快，周围又是一片漆黑， 我突然觉得好难过，差一点就哭出来。 |
| 露比 |
但就在这时，我想起善子说的话， 不要放弃、不要低头，带着对朝阳的信任勇往直前。 |
| 露比 |
想着想着，我就平静多了， 眼泪也忍了回去。早上起来时， 整个人都轻松多啦。 |
| 露比 |
善子，谢谢你。 就算遇到不开心的事情，露比也不会再消沉啦。 |
| 花丸 |
嗯嗯。多亏了大天使夜羽大人的说， 感激不尽、感激不尽～♡ |
| 善子 |
（没想到她们一天就缓过来了。 不过她们能重新露出笑脸就好。 要是看不到她们的笑脸，连我都要不对劲了呢） |
| 善子 |
……等一下，我不是天使，而是堕天使！ 快点更正过来～！ |
第2话
2話
 千歌 |
あ、いたいた！ 善子ちゃーん！ |
| 善子 |
千歌。それに曜と梨子も どうしたの？ |
| 千歌 |
ルビィちゃんと花丸ちゃんに聞いたよ！ 占いできるってほんと？！ |
| 善子 |
うん |
| 千歌 |
おおおーっ！ |
| 善子 |
何なの？ |
 曜 |
善子ちゃんが占い得意で嬉しいみたい 千歌ちゃん憧れのμ'sにも、 占いが得意なメンバーがいるから |
| 善子 |
ああ、そういうこと… そういえばルビィも似たようなこと言って テンション上げてたわ |
| 千歌 |
善子ちゃんすごいよ！ 占いが出来るなんてかっこいい！ いいなぁ、憧れちゃう♡ |
 梨子 |
花丸ちゃんもルビィちゃんも、嬉しそうだったよ 「善子ちゃんに励ましてもらった」って |
| 善子 |
そ、そう…ま、リトルデーモン達のメンタルを 気にかけるのもヨハネの役目だからね 不安を取り除いて、心置きなく堕天させてあげないと |
| 梨子 |
堕天うんぬんはともかく…… 善子ちゃんがどんなふうに占うのか、 気になるねってみんなで話してたの |
| 千歌 |
そうそう！ 善子ちゃん、私達のことも占ってもらえないかな？ |
| 善子 |
ふふ、いいわよ。何を占う？ |
| 千歌 |
やったー！ じゃあ、ずばり！ 今日の運勢！ 占ってください！ |
| 梨子 |
もうお昼だけどね…… |
| 曜 |
日付が変わるまでは『今日』だし、いいんじゃない？ 私もみてほしいなぁ♪ |
| 善子 |
任せなさい。あまりの命中精度に 魔王でさえも恐れをなしたヨハネの占い、 存分に体験させてあげるわ！ |
| 善子 |
苦悩に惑い、道を失った哀れなリトルデーモンよ…… 堕天使ヨハネの啓示に光明を求めるならば、 ここに主従の誓いを立てなさい |
| 千歌 |
はい！ ヨハネ様！ |
| 梨子 |
ちょっと待って、何の儀式を始める気なの？！ |
| 善子 |
占いとは未知とのコンタクト…それは己を助ける時もあれば 危険に晒すこともある。安易な気持ちで臨まぬよう、 宣誓によって気を引き締めるのよ |
| 梨子 |
明らかに気を引き締めるのとは 関係無いような単語が出てきた気がするけど… |
| 千歌 |
薄暗い部屋、雰囲気満点な呪文、 そして机の上には怪しげな図形が描かれた布…… はぁ……！ テンション上がってきた！ |
| 善子 |
落ち着いて。心が乱れると 運命を正しく読み取ることが難しくなるわ |
| 千歌 |
はぁっ！ ご、ごめんなさい |
| 善子 |
では早速始めましょう。今回はこれを使うわ |
| 曜 |
袋？ |
| 善子 |
神秘の占術七つ道具『ストーン・フォーチュンテリング』！ |
| 千歌 |
ストーン？ ……ということは、石を使うの？ |
| 善子 |
そう。袋の中の石を好きなだけつかんで、 クロスの上に落とす。落ちた石が示す形から運勢を読むわ ただし、石をつかめるのは一度だけね |
| 梨子 |
石を使う占いかぁ。初めて聞いたわ 占いっていうと星占いとかタロットとか、 風水とかが有名だけど、色々種類があるのね |
| 善子 |
さぁ、千歌！ あなたの運命を見せてちょうだい その手でつかみ取る運命を！ |
| 千歌 |
この手でつかむ運命！ いざっ！ |
| 千歌 |
むむむむむむむむ……ていっ！ |
| 曜 |
わはっ、千歌ちゃん豪快〜！ ……あ、石って普通の石なんだね |
| 梨子 |
適当に散らばってるようにしか見えないけど…… 意味のある形、なのかしら？ |
| 善子 |
うーぬぬぬぬぬ……… |
| 千歌 |
どうでしょうか、ヨハネ様… |
| 善子 |
……うま |
| 3人 |
ウマ？ |
| 善子 |
この石の配置は馬！ それも全力疾走している馬を示している！ |
| 曜 |
ええ〜〜！ ウマって、あの動物の馬？！ しかも走ってる？！ |
| 千歌 |
ほんとだ。このちょっと大きい石が頭で、 こっちのが脚で、胴で、って見たら、確かに馬かも！ |
| 梨子 |
いやいやいや、馬！？ ちょっと……ええ……？ |
| 千歌 |
馬だとどんな意味があるの？ |
| 善子 |
全体的に白い石が多いから、馬は馬でもこれは白馬ね 白馬は幸運の象徴よ。そして、走っている馬には 『良い知らせ』という意味がある |
| 善子 |
千歌の今日これからの運勢は…… 何か良い知らせが来て、とびきりハッピーな気分になる！ ってところかしら |
| 千歌 |
おお〜っ、やったぁ！ 良い知らせかぁ、何だろう？ |
| 曜 |
んー、私には馬じゃなくてカエルみたいに見えるよ いや、違うな、魚？ 人の顔にも見えるような…… |
| 梨子 |
そういえば、心理テストだっけ？ こういうのあるよね ある図柄がどんなふうに見えるかで その人の性格が分かるっていう…… |
| 千歌 |
ん？ 電話だ。誰からだろう？ ……お母さんだ。ごめん、ちょっと出るね |
| 曜 |
どうぞどうぞ〜 |
| 千歌 |
もしもし、お母さん？ どうしたの？ ……うん、うん ……えっ！ ほんとに？！ |
| 梨子 |
どうしたのかな？ |
| 善子 |
さぁ……？ |
| 千歌 |
分かった。はーい |
| 曜 |
お母さん何だって？ |
| 千歌 |
あのね、前に応募したテレビ番組のプレゼント企画、 当選したらしくて、さっき賞品が届いたんだって！ |
| 千歌 |
抽選で3人にしか当たらないやつで、 応募もダメ元だったのに それが当たって、しかもその賞品が……高級馬肉！ |
| 梨子 |
馬肉？！ ま、まさか…… |
| 善子 |
まさに幸運そのものとして訪れたのね 千歌、いえ、高海家に……！ |
| 千歌 |
善子ちゃんすごいよ〜！ どんぴしゃだよ！ 善子ちゃんって、ほんとに不思議な力を持ってるんだね！ |
| 梨子 |
占いっていうより、ほとんど予言だね |
| 曜 |
ねぇねぇ善子ちゃん、次は私、お願い！ |
| 善子 |
いいわよ。それじゃあ……って、その前に 私もすっかりスルーしちゃってたけど…… 善子じゃなくて、ヨ・ハ・ネ！ |
第2话
| 千歌 |
啊，找到你了！ 善子！ |
| 善子 |
千歌，还有小曜和梨子。 找我有事吗？ |
| 千歌 |
我们听露比和花丸说啦！ 听说你能占卜！？ |
| 善子 |
嗯。 |
| 千歌 |
哦哦哦～！ |
| 善子 |
怎么啦？ |
| 曜 |
她很高兴善子会占卜呢。 因为千歌喜欢的μ's里面， 也有一个擅长占卜的成员啊。 |
| 善子 |
啊，原来如此…… 说来露比也说了类似的话 变得特别兴奋呢。 |
| 千歌 |
善子真的好厉害啊！ 没想到你还会占卜，真是太帅啦！ 真好啊，令人憧憬♡ |
| 梨子 |
花丸和露比也特别高兴地说， 是善子你鼓励了她们呢。 |
| 善子 |
这、这样啊……毕竟关心小恶魔们的心情 也是夜羽的职责之一。 要是不能去除不安，就无法让你们安心堕天了。 |
| 梨子 |
先不说什么堕天…… 我们很好奇善子是怎样占卜的， 所以才想来问问你。 |
| 千歌 |
没错！ 善子，你可以也帮我们占卜一下吗？ |
| 善子 |
嘿嘿，当然可以啦。你们要占卜什么？ |
| 千歌 |
太棒了！ 我想知道的是……今天的运势！来帮我占卜一下吧！ |
| 梨子 |
但现在已经是中午了啊…… |
| 曜 |
在夜里12点之前都是“今天”，所以有什么关系嘛。 我也想看看你的占卜呢♪ |
| 善子 |
那好。来尽情感受 我夜羽那精准到 连魔王都害怕的占卜吧！ |
| 善子 |
深陷苦恼、迷失了道路的可怜小恶魔啊…… 若你想从堕天使夜羽的启示中求得光明， 就在此发誓成为我的仆人吧。 |
| 千歌 |
好的！夜羽大人！ |
| 梨子 |
等一下，这是要举行什么仪式吗！？ |
| 善子 |
占卜就是要接触未知……有时能拯救自己，有时 会让自身置于危险之地。为了不让你们什么都不想就来占卜， 我才想通过宣誓来让你们绷紧情绪。 |
| 梨子 |
但你刚才的话里， 明显出现了与绷紧情绪毫无关联的词语…… |
| 千歌 |
昏暗的房间、气氛十足的咒语、 画着可疑图案的桌布…… 啊……！真是太激动人心了！ |
| 善子 |
冷静点。内心的凌乱 会影响我准确解读命运。 |
| 千歌 |
啊！ 对、对不起。 |
| 善子 |
那就开始吧。这次要使用这个。 |
| 曜 |
袋子？ |
| 善子 |
神秘的占卜七大道具之一——“占卜之石”！ |
| 千歌 |
石……要使用石头吗？ |
| 善子 |
没错。你从袋里随意抓取任意数量的石头，把它们洒到布上。 我会根据石头掉落后组成的形状来解读你的运势。 但你只能抓取一次石头。 |
| 梨子 |
使用石头来占卜……我还是第一次听说。 看来除了占星、塔罗牌和风水等著名的方法， 占卜还有很多其他的方法呢。 |
| 善子 |
好啦，千歌！ 让我看看你的命运吧。 快来亲手抓住你的命运！ |
| 千歌 |
亲手抓住命运！那就来吧！ |
| 千歌 |
唔唔唔唔唔唔……嘿！ |
| 曜 |
哇，千歌也太豪爽啦～！ ……啊，原来就是普通的石头啊。 |
| 梨子 |
看上去就是随意洒落一团…… 其中真的有什么特殊含义吗？ |
| 善子 |
唔唔唔唔唔…… |
| 千歌 |
如何呢，夜羽大人…… |
| 善子 |
……马。 |
| 3个人 |
马？ |
| 善子 |
这些石头组成了马的形状！ 而且还是全力奔腾的马！ |
| 曜 |
咦～～！ 你说的是马匹！？而且还是奔腾中的马匹！？ |
| 千歌 |
还真是啊。这块较大的石头是头部， 这边是腿、身子，这么一看确实是马！ |
| 梨子 |
等一下，这是马！？ 那个……唔……？ |
| 千歌 |
如果是马，那有什么含义吗？ |
| 善子 |
整体来看，白色的石头较多，所以是一匹白马。 而白马则象征着幸运。而且正在奔腾的马 预示着“好事将至”。 |
| 善子 |
所以说，千歌今天的运势是…… 会因为接到什么好消息而特别开心！ 差不多就是这样啦。 |
| 千歌 |
哦哦～太好了！ 不知是什么好消息呢？ |
| 曜 |
唔，我觉得这不像马，而像是青蛙…… 不对，更像是鱼？而且看着也有点像人脸…… |
| 梨子 |
对了，是不是有这样的心理测试啊？ 通过描述你眼中的图形是什么样的， 来判断你的性格…… |
| 千歌 |
嗯？有电话。是谁打来的呢？ ……是我妈妈。不好意思，我接一下电话。 |
| 曜 |
请吧请吧～ |
| 千歌 |
喂，妈妈？怎么了？ ……嗯嗯…… 什么！真的吗！？ |
| 梨子 |
出什么事了？ |
| 善子 |
我也不知道…… |
| 千歌 |
我明白了。好～ |
| 曜 |
阿姨都说了什么？ |
| 千歌 |
她说之前我参加的电视台抽奖活动中奖了， 奖品刚刚寄到！ |
| 千歌 |
中奖者一共只有三个人， 我也是抱着虽然中不了姑且试试的心理去参加的。 没想到真的中了奖，而且奖品还是……高级马肉！ |
| 梨子 |
马肉！？难、难道说…… |
| 善子 |
幸运真的直接找上了千歌， 不对，是找上了高海家呢……！ |
| 千歌 |
善子好厉害啊！简直太准了！ 看来善子真的拥有不可思议的力量呢！ |
| 梨子 |
这哪里是占卜，简直就是预言啊。 |
| 曜 |
善子，接下来也帮我算算吧！ |
| 善子 |
没问题。那……等一下， 我刚刚一直没有反应过来…… 不是善子，而是夜羽！ |
第3话
3話
| 善子 |
ふ〜、今日の授業も終わった終わった〜！ 今から部室に行っても、まだみんな来てないかな？ まぁ、その時は待ってればいっか |
| 善子 |
ずら丸ー、ルビィー、部室行きま |
| 花丸 |
善子ちゃ〜ん、部室行くずら〜 …あれ？ |
| ルビィ |
さっきまでここにいたと思ったんだけど…… 先に行っちゃったのかな？ |
 ダイヤ |
来ていただけたこと、感謝いたしますわ |
| 善子 |
あなたのオーラから戸惑いと焦燥が見て取れる 何やら不穏な事態に陥っていることは想像出来るわ |
| ダイヤ |
……さすがですわね、善子さん いえ、ヨハネさんと呼ばせていただきましょう あなたの力を貸していただきたいのです |
| 善子 |
私の力……？ どういうこと？ 一体何が起こっているというの……？！ |
| ダイヤ |
それは…… |
 鞠莉 |
今度ヨハネにマカイ一周ツアーに 連れて行ってほしいの〜☆ |
| ダイヤ |
ピギャ―ッッ？！！ ま、ま、まままま鞠莉さん？！ 何故？！ |
 果南 |
いやぁ、謎シリアスモードのダイヤなんて 珍しいもの見ちゃった |
| ダイヤ |
果南さんまで…… 謎シリアスとは何のことです？ |
| 善子 |
2人ともいつの間に？ このヨハネに気取られず背後を取るなんて… やはりただ者ではないわね、3年トリオ…… |
| 果南 |
さりげなくダイヤも入ってるね |
| 鞠莉 |
ダイヤが1年生の教室の方に向かったから、 何の用かと思って後をつけたのよ〜 てっきりルビィに会いに行くのかと思ったんだけど |
| 鞠莉 |
そしたら、善子1人を呼び出して、また移動するじゃない？ これは面白くなりそう♪ ってことで、 果南も呼んで様子をウォッチしてたの☆ |
| 果南 |
電話口で『ミッションスタートよ』なんて 真剣な声で言うもんだから、 今度は何をやらかすのかと思ったよ |
| ダイヤ |
くっ！ 私としたことが 尾行に気付かないなんて…… |
| 善子 |
……えーっと、 そろそろ私を呼んだ理由を教えてもらえる？ |
| ダイヤ |
ああ、失礼しました では……ヨハネさん、ちょっとこちらへ |
| 善子 |
？ |
| 鞠莉 |
あー！ 2人してナイショ話？ ズルいわ〜、私も混ぜて〜 |
| 善子 |
……ふむふむ。生徒会の？ ……書類を、失くした？！ |
| ダイヤ |
声が大きい！！ |
| 鞠莉 |
アララ。珍しいわね〜、ダイヤがそんなことするなんて 青い顔で鞄やファイルを漁っていたのは、それが理由？ |
| ダイヤ |
ううっ……そうですわ この前、生徒会室で書類整理をしていたら、 うっかり机の上の書類をバラまいてしまったんです |
| ダイヤ |
全部拾い集めたと思っていましたが、 今日になって1枚足りないことに気付いて…… 今日中に仕上げないといけないのに見つからないのです |
| 果南 |
それは大変だね… でも、それを見つけるために善子ちゃんを呼んだの？ ……何で？ |
| ダイヤ |
こういう手段に出るのはどうかと思いましたが、 占っていただこうと思ったのです。書類の在り処を |
| ダイヤ |
最初にルビィから話を聞いた時は、正直、眉唾でしたが… 千歌さんの未来もピタリと言い当てたというではありませんか |
| 鞠莉 |
リアリー？ すごいじゃない、善子！ |
| ダイヤ |
そこまでの的中率なら、もしかしたら私の悩みも…… そう思ってお呼び立てした次第です |
| 善子 |
そういうこと…… |
| ダイヤ |
いかがでしょう、ヨハネさん 占っていただけますか？ |
| 善子 |
（ど、どうしよう、思ってたより深刻な相談だった…… ずら丸やルビィの時は、当てようっていうより 元気付けようって思いだったし） |
| 善子 |
（千歌達の時はもっと軽いノリだったけど、 今回は外したら本当にがっかりさせちゃうっていうか、 迷惑かけちゃうっていうか） |
| 善子 |
（でも……困っている時に 私を思い出してくれたのなら、私……） |
| 善子 |
分かった。やってみるわ |
| ダイヤ |
本当ですか？ ありがとうございます！ |
| 善子 |
じゃ、今回は……これを使ってみましょう |
| 果南 |
紙と鉛筆？ |
| 鞠莉 |
ランチョンマットとチョップスティックスね！ |
| 善子 |
鉛筆と箸と紙と布って全然違うじゃないの！ どんな間違い方よ！ これは、神秘の占術七つ道具『探求の羅針』よ！ |
| 果南 |
ああ、確かに鉛筆より箸みたいだね。1本だけど もしかして、それが倒れた方向に 探しているものがある、とか？ |
| 善子 |
なっ、何で分かるの？！ |
| 鞠莉 |
シンプルイズベスト！ 失くしたものを探すのにはモッテコイの方法ね！ |
| ダイヤ |
書類が見つかるなら何でもいいですわ |
| 善子 |
ゴホン！ で、では、始めましょう 『失せもの、我の求めしもの、その在り処を示せ』！ |
| 果南 |
んっ？ |
| ダイヤ |
棒が指している方向には……ドア？ |
| 鞠莉 |
ンン〜〜？ 紙は落ちてないわね〜 |
| ダイヤ |
紙が入り込むような隙間もありませんし…… まさか、ドアの向こう？ 外に飛んで行ってしまったとか？！ |
| 善子 |
…………。方向、じゃないのかも…… もしかして…… |
| 鞠莉 |
え？ 何？ |
| 善子 |
果南、ちょっと教室に戻って 机や鞄の中の物、確認してきてくれない？ |
| 果南 |
ええ？ |
| 善子 |
早くっ！ |
| 鞠莉 |
あ、おかえりなさ〜い。どうだった？ |
| 果南 |
びっくりしたぁ……善子ちゃんほんとすごいよ…… |
| 善子 |
あったのね？ |
| 果南 |
うん！ ダイヤ、これ |
| ダイヤ |
はい？ ……こ、これは！ 失くした書類？ 何故果南さんが？ |
| 果南 |
ダイヤが貸してくれたノートに挟まってた！ |
| 鞠莉 |
アンビリーバボー……！ あのチョップスティックスはドアやその向こうじゃなくて、 目の前に立っていた果南を指していたのね！ |
| 果南 |
見つけた時は少しゾッとしたよ…… |
| ダイヤ |
何はともあれ、助かりましたわ ありがとうございます、ヨハネさん！ ああ、でも、今回のことはどうかご内密に…… |
| 善子 |
安心して。地獄の二枚貝と称されるヨハネの口が、 秘密を漏らすことは決してないわ |
| 果南 |
鞠莉、言いふらしちゃだめだからね！ |
| 鞠莉 |
ハーイ♪ |
第3话
| 善子 |
呼～今天的课程总算结束啦～！ 不过其他人应该都还没有到活动室吧？ 算啦，就去那里等大家好了。 |
| 善子 |
咱丸、露比，我们去活动室…… |
| 花丸 |
善子，我们去活动室的说～ ……咦？ |
| 露比 |
刚刚应该还在这里…… 难道是先走一步了？ |
| 黛雅 |
谢谢你愿意过来。 |
| 善子 |
我能从你的气息中感觉到不安和焦躁。 你应该是遇到了什么麻烦事吧？ |
| 黛雅 |
……不愧是善子。 不对，还是称呼你为夜羽吧。 希望你能助我一臂之力。 |
| 善子 |
你需要我的帮助……？怎么回事？ 到底发生了什么……！？ |
| 黛雅 |
其实……！？ |
| 鞠莉 |
希望夜羽能带我 去周游魔界～☆ |
| 黛雅 |
什么～！！？ 鞠、鞠、鞠鞠鞠、鞠莉！？你怎么突然提这种要求！？ |
| 果南 |
哎呀，难得见到黛雅的表情 这么谜样严肃呢。 |
| 黛雅 |
连果南都来了…… 谜样严肃是什么意思？ |
| 善子 |
你们两个是什么时候来的？ 竟能在不知不觉中来到我夜羽的背后…… 三年级的三人组果然非比寻常…… |
| 果南 |
很自然地把黛雅也算进去了呢。 |
| 鞠莉 |
我看到黛雅向着一年级教室的方向走去， 就出于好奇跟了过去～ 原本还以为她是去见露比呢。 |
| 鞠莉 |
在发现她把善子独自叫了出去，而且还要换地方吧， 看着就很有趣♪ 我就叫上果南一起来围观啦☆ |
| 果南 |
我听到她对着电话很认真地说 “任务开始”， 就在琢磨这次她又要惹出什么事来。 |
| 黛雅 |
呜！我真是太大意了， 竟没注意到遭人跟踪…… |
| 善子 |
……那个， 可以把找我过来的理由告诉我了吧？ |
| 黛雅 |
啊，真是不好意思。 好了……夜羽，你过来一下。 |
| 善子 |
嗯？ |
| 鞠莉 |
啊～！两个人说悄悄话？ 好过分啊～也算我一个嘛～ |
| 善子 |
……嗯嗯。学生会的？ ……文件弄丢了！？ |
| 黛雅 |
你太大声了！！ |
| 鞠莉 |
哎呀呀～我就说嘛～黛雅竟然会出现这种失误。 脸色铁青地翻找书包和文件夹，原来是因为这个啊？ |
| 黛雅 |
呜呜……是啊。 之前我在学生会室整理文件时， 不小心把桌上的文件给弄乱了。 |
| 黛雅 |
原以为所有掉落的文件都被我捡起来了， 没想到今天才发现，居然少了一张…… 而且少的还是今天必须完成的东西。 |
| 果南 |
那可伤脑筋了…… 那你是为了寻找文件，才找来了善子？ ……为什么啊？ |
| 黛雅 |
我也知道用这种方法不大妥当， 但还是想让善子帮忙占卜一下。帮忙算算文件的位置。 |
| 黛雅 |
最初听露比讲起的时候，我根本没有信…… 但听说就连千歌的未来都被善子给说中了啊。 |
| 鞠莉 |
真的吗？善子，你也太厉害啦！ |
| 黛雅 |
我觉得既然准确率这么高，说不定也能解决我的问题…… 所以才把善子给找来了。 |
| 善子 |
原来如此…… |
| 黛雅 |
如何呢，夜羽？ 你可以帮我占卜一下吗？ |
| 善子 |
（怎、怎么办，没想到是这么严肃的问题…… 给咱丸和露比的占卜比起算出一个结果 更主要的是想给她们打气） |
| 善子 |
（给千歌她们占卜时，就更是看当时的氛围随口说的了。 但这一次如果没能说中，不仅会让黛雅失望， 更会给她增添麻烦） |
| 善子 |
（但是……既然她能在 遇到困难时想到我，那我也……） |
| 善子 |
我明白了。让我试试看吧。 |
| 黛雅 |
真的吗？ 太谢谢了！ |
| 善子 |
那这一次……就用这个吧。 |
| 果南 |
纸和铅笔？ |
| 鞠莉 |
是垫子和筷子吧！ |
| 善子 |
铅笔和筷子、纸和布完全不一样吧！ 怎么这都能搞错啊！ 这是神秘的占卜七大道具之一——“探求的指南针”！ |
| 果南 |
啊，确实这不像铅笔，看起来更像筷子呢。不过只有一根。 难道是要顺着 筷子倒下的方向寻找？ |
| 善子 |
你、你怎么知道的！？ |
| 鞠莉 |
简单的就是最棒的嘛！ 这是寻找失物最好的方法啦！ |
| 黛雅 |
只要能找到文件，用什么方法都行。 |
| 善子 |
咳咳！好、好了，开始吧。 “遗失之物，为我所求之物，速速显身”！ |
| 果南 |
嗯？ |
| 黛雅 |
筷子所指的方向是……门？ |
| 鞠莉 |
嗯嗯～～？并没有纸张掉在这里啊～ |
| 黛雅 |
而且也没有能隐藏纸的缝隙…… 难道是在门的另一边？ 文件飞到外面去了！？ |
| 善子 |
…………这个指的或许不是方向…… 说不定…… |
| 鞠莉 |
咦？什么？ |
| 善子 |
果南，你能不能回教室一趟， 去检查下桌子和书包里的东西？ |
| 果南 |
咦？ |
| 善子 |
快点去吧！ |
| 鞠莉 |
啊，你回来啦～怎么样？ |
| 果南 |
真是完全没想到……善子你太厉害了…… |
| 善子 |
真的找到了？ |
| 果南 |
嗯！黛雅，给你。 |
| 黛雅 |
咦？ ……这、这是……！是我弄丢的文件？ 为什么会在果南手里？ |
| 果南 |
这张纸夹在你借给我的笔记本里了！ |
| 鞠莉 |
简直难以置信……！ 那根筷子指的不是门和门外， 而是眼前的果南啊！ |
| 果南 |
找到的时候简直吓到我了…… |
| 黛雅 |
不管怎么说，真是帮了我一个大忙呢。 谢谢你，夜羽！ 啊不过，这件事希望你们能替我保密…… |
| 善子 |
放心吧。我夜羽的嘴巴可是被誉为地狱双壳贝，口风很紧， 绝不会将秘密泄漏出去的。 |
| 果南 |
鞠莉，你也不许说出去！ |
| 鞠莉 |
好♪ |
第4话
4話
| 花丸 |
善子ちゃん、おはよう〜 |
| ルビィ |
おはよう |
| 善子 |
……清々しい朝ね、2人共 けれど、闇に慣れた目にはいささか眩しいわ |
| 花丸 |
善子ちゃんは相変わらずずら…… って、どうしたの？！ 制服泥だらけずら！ |
| ルビィ |
それに、所々擦りむいてる？ 何があったの？ |
| 善子 |
別に大したことは無いわ 近所の子供が蹴ったボールが顔に当たって、 よろけた拍子に縁石に足を引っかけて転んだだけよ |
| 花丸 |
……ご、ご愁傷様ずら…… |
| 曜 |
動き、だいぶ合うようになってきたね |
| 千歌 |
いっぱい練習したもんねー！ はぁ、ちょっと疲れた…… |
| ダイヤ |
一旦休憩を入れましょう みなさん、水分補給を忘れずに |
| 鞠莉 |
善子、なかなか来ないわねぇ |
| 果南 |
提出するはずの課題を忘れたから、 それを終わらせてから来るんだっけ？ |
| 花丸 |
うーん、忘れたというか…… 課題のプリントは3枚だったんだけど、手違いで 善子ちゃんにだけ3枚目が配られてなかったらしいずら |
| 曜 |
えっ、そんなことってあるの？！ というか、それって善子ちゃんが悪いわけじゃないよね？ 免除してもらえたりしないの？ |
| 梨子 |
さすがにそれは無いんじゃないかな |
| 千歌 |
理不尽……！ |
| 花丸 |
先に行けって言われたから来ちゃったけど、 待ってればよかったずら。善子ちゃん、ちょっと 落ち込んでるみたい。朝も酷い目にあったらしいし…… |
| 果南 |
言われてみれば、善子ちゃんにだけやたらトラブルが 起こることあるよね。本人は受け流してるように 見えるけど、やっぱり気にしてるのかな |
| 善子 |
待たせたわね、みんな！ 堕天使ヨハネの降臨よ！ |
| ダイヤ |
噂をすれば。課題お疲れさまでした 随分かかったようですが、難しかったのですか？ |
| 善子 |
ううん。ただ、シャーペンの芯が無くなったり 代わりの鉛筆が折れたり、消しゴムかけた勢いで プリントが破れたりしてなかなか進まなかっただけ |
| 鞠莉 |
オーマイガッ…… |
| 千歌 |
善子ちゃん、 善子ちゃんは自分で自分を占ったりしないの？ |
| 善子 |
え？ |
| 千歌 |
うーん、今日は良くないことが起きるかもって分かれば、 それを回避するための作戦立てたりとか 出来るんじゃないかなって |
| 善子 |
……そんな簡単には行かないわよ！ 私は、その…… タチの悪い天使が邪魔して、上手く占えないの！ |
| 千歌 |
そうなの？ でも、試しにやってみたら？ もしかしたら、すっごくハッピーな 占い結果が出ちゃうかもよ？ |
| 鞠莉 |
今日はセブンアイテムズは持って来てないの？ |
| 善子 |
『大いなる運命のアルカナ』を持ってきてあるけど…… |
| 善子 |
……そうね、やってみるわ 我が運命を示したまえ――――これだ！！ |
| 曜 |
おお！ どんなのが出た？ |
| 善子 |
……『塔』の逆位置 崩壊の前兆、終わらない災厄…… |
| 千歌 |
……えっと、崩壊ってことは壊れちゃうんだよね？ 何か落としたりぶつけたりして 壊さないように気を付ければいいんじゃないかな！ |
| ダイヤ |
このタイミングでこの引きはある意味才能ですわね…… |
| 曜 |
ん？ |
| 果南 |
うわっ？！ 雨の予報なんて出てなかったのに、何で？！ |
| 花丸 |
ひゃー！ びしょびしょずらー！ |
| ダイヤ |
み、みなさん、早く校舎の中へ！ |
| 善子 |
ゲホッ、ゲホッゲホッ……うう、のどいたい…… |
| 善子 |
（昨日はあのまま解散。結局練習には参加できなくて、 今日も熱で学校休み。崩壊っていうのは、 昨日の天気と私の体調のことだったのかしら） |
| 善子 |
（終わらない災厄かぁ…… そんなの今更言われなくても分かってるわよ！ 堕天の時、希望は全部神の元に捨て置いてきたんだから） |
| 善子 |
……？ なに？ おかあさん？ |
| 花丸 |
お母さんではないずら〜 |
| ルビィ |
お邪魔しまーす |
| 善子 |
ル、ルビィ？ ずら丸？ 何で？ どうしたの？ |
| ルビィ |
風邪って聞いて、お見舞いに来たの 具合、どう？ |
| 善子 |
このくらい何とも無いわよ 私を誰だと思ってるの。堕天、ゲホッゲホッ |
| 花丸 |
はいはい、ヨハネ様。無理しちゃだめずら |
| 花丸 |
あのね、ゼリー買ってきたの 食欲無くても食べやすいかと思って みかんと桃とぶどうとナタデココヨーグルトとマンゴーと… |
| 善子 |
多くない？！ |
| 花丸 |
それと、これも みんなから預かってきたずら |
| 善子 |
厄除けお守り？ 四つ葉のクローバーのしおり、 招き猫のぬいぐるみ、七福神ストラップ、 お札、蹄鉄……？ このもふもふのやつと輪っかのやつは？ |
| ルビィ |
もふもふしてるのはうさぎさんの足 あっ、本物じゃないよ？！ 輪っかの方は、悪夢から守ってくれるお守りだって |
| 善子 |
もしかして……これ、全部魔除けやラッキーアイテム？ |
| 花丸 |
その通り！ これだけあれば、どこから災厄が襲って来ようとも、 福の神達の鉄壁が跳ね返してくれるずら！ |
| ルビィ |
善子ちゃんの引いた『塔』のカード、 悪い意味がたくさんあるけど、ずっと不幸なわけじゃ 絶対無いと思うの。だから、元気出して！ |
| 善子 |
うん……ありがと |
| 善子 |
（前言撤回。どうやら希望を捨てきった わけじゃなかったみたい。じゃなきゃ、 こんなに心配してくれる友達は出来ないわよね……） |
| 善子 |
ゼリー、もらっていい？ 2人もよければ一緒に食べましょ |
| ルビィ |
えっ、いいよいいよ 善子ちゃんに買ってきたんだから、善子ちゃんが食べなよ |
| 善子 |
こんなに食べきれないわよ それにずら丸はもう食べる気満々みたいだけど |
| 花丸 |
じゅる。はうう、よだれが勝手に |
| ルビィ |
じゃあ、いただきます。このゼリー、 今プレゼントキャンペーン中らしくて、蓋の裏に 『アタリ』って書いてあると商品券がもらえるんだって |
| 善子 |
へえ |
| 花丸 |
じゃあ「せーの」で一斉に開けてみる？ |
| 善子 |
いいわよ |
| 花丸 |
いくよ、せーのっ！ |
| 花丸 |
ありゃ、ハズレずら |
| ルビィ |
ルビィも。えへへ、残念 ……善子ちゃん？ |
| 善子 |
…………当たった |
第4话
| 花丸 |
善子，早上好～ |
| 露比 |
早上好。 |
| 善子 |
……二位，今早的天气真好。 但对于习惯了黑暗的我来说，实在有些耀眼。 |
| 花丸 |
善子还是老样子的说…… 哇，你怎么了！？校服上怎么全是泥巴的说！ |
| 露比 |
而且身上怎么有这么多处擦伤？到底出了什么事？ |
| 善子 |
没什么大事， 就是附近的小孩子在踢足球时，把球踢到了我的脸上。 我一下子没站稳，就被石头绊倒在地了。 |
| 花丸 |
……节、节哀的说…… |
| 曜 |
动作开始合拍了呢。 |
| 千歌 |
毕竟做了那么多训练！ 呼，我都有点累了…… |
| 黛雅 |
那就休息一下吧。 大家别忘记补充水分。 |
| 鞠莉 |
善子怎么还不来啊。 |
| 果南 |
她好像是说忘了做该交的作业， 所以要等到做完才能来吧？ |
| 花丸 |
唔，其实也不是她忘了…… 作业一共有三页，因为一些失误， 只有善子没领到第三页的说。 |
| 曜 |
不是吧，还能有这种事！？ 那根本就不是善子的错吧？ 直接免交不行吗？ |
| 梨子 |
这个恐怕不行吧。 |
| 千歌 |
真是不讲道理……！ |
| 花丸 |
她说让我先过来， 但其实我应该等等她的说。善子看起来 似乎有些消沉。她早上也遇到了倒霉事…… |
| 果南 |
说来，似乎只有善子 常常遇到这些麻烦事啊。她看起来一副无所谓的样子， 其实心里应该还是挺在意的吧。 |
| 善子 |
各位，久等啦！ 堕天使夜羽降临了！ |
| 黛雅 |
真是说到就到啊。写作业辛苦了。 看你花了这么长时间，作业是不是很难啊？ |
| 善子 |
不是的。但我的自动铅笔芯没有了， 替换用的铅笔也折断了，擦橡皮的时候 还不小心把作业纸也撕破了，所以进度才这么缓慢。 |
| 鞠莉 |
我的天啊…… |
| 千歌 |
善子， 你有没有给自己占卜过？ |
| 善子 |
咦？ |
| 千歌 |
比如说，如果能知道今天会发生不好的事情， 应该可以为了避开这些事， 事先做一些准备吧？ |
| 善子 |
……哪有那么简单啊！我其实，那个…… 邪恶的天使一直在阻碍我，害得我没法顺利占卜！ |
| 千歌 |
这样啊？不过你可以试试看啊？ 说不定会得出 特别好的占卜结果哦。 |
| 鞠莉 |
今天你没有带七大道具吗？ |
| 善子 |
“神圣命运阿尔克那”倒是带来了…… |
| 善子 |
……也对，我就试试看吧。 展现我的命运吧……就是这张！！ |
| 曜 |
哦哦！抽到了哪张牌？ |
| 善子 |
……“塔”的逆位， 象征着崩坏的前兆、无尽灾难…… |
| 千歌 |
……那个，崩坏应该是指弄坏东西吧？ 你只要小心别撞掉什么， 别把什么东西给毁坏，应该就没事了吧！ |
| 黛雅 |
能在这种时刻抽中这张牌，你也真是厉害…… |
| 曜 |
嗯？ |
| 果南 |
哇！？ 天气预报里明明没有雨啊，怎么回事！？ |
| 花丸 |
呀～！ 浑身上下都被淋湿了的说！ |
| 黛雅 |
你、你们快点进入校舍！ |
| 善子 |
咳、咳咳……呜呜，我嗓子好疼…… |
| 善子 |
（昨天直接解散了，我根本没来得及参加训练。 今天又因为发烧而请了假。看来崩坏指的是 昨天的天气和我的身体吧） |
| 善子 |
（无尽灾难…… 不用说我也知道啊！ 早在堕天之时，我就已经把所有希望都丢给神明了） |
| 善子 |
……？ 怎么了？妈妈？ |
| 花丸 |
我不是你妈妈的说～ |
| 露比 |
打扰啦～ |
| 善子 |
露、露比？咱丸？ 你们怎么来了？有什么事吗？ |
| 露比 |
我们听说你感冒了，特意来探病。 身体好些了吗？ |
| 善子 |
这点小病根本不算什么， 你们也不想想我是谁。堕天……咳咳。 |
| 花丸 |
好啦好啦，夜羽大人。不要硬撑的说。 |
| 花丸 |
那个，我买了果冻。 我觉得你应该没什么食欲，就去买了些好吞咽的东西。 口味有橘子、桃子、葡萄、椰果酸奶、芒果…… |
| 善子 |
太多了吧！？ |
| 花丸 |
还有这个， 这是大家托我们带来的说。 |
| 善子 |
除魔护身符？四叶幸运草的书签、 招财猫玩偶、七福神挂饰、护符、马蹄铁……？ 这个毛茸茸的东西和圆圈形的东西是什么啊？ |
| 露比 |
毛茸茸的是兔子的脚。 啊，当然不是真的啦。 而圆圈形的东西是保护你不受恶梦侵袭的护身符。 |
| 善子 |
难道说……这些全都是除魔和招福用的东西？ |
| 花丸 |
没错！ 有了这么多护身符，无论是怎样的灾难， 都会被福神们的力量给挡回去的说！ |
| 露比 |
虽说善子抽到的“塔” 象征着很多不好的含义， 但并不意味着会一直不幸下去。所以说，打起精神来吧。 |
| 善子 |
嗯……谢谢你们。 |
| 善子 |
（我要收回自己刚刚的话。看来 我并没有丢弃所有希望，不然 怎么会有这么多关心我的好朋友啊……） |
| 善子 |
果冻我就不客气啦。 你们也来一起吃吧？ |
| 露比 |
咦，这个就不用啦。 毕竟是给善子买的，还是善子吃吧。 |
| 善子 |
我怎么吃得下这么多啊。 而且咱丸似乎已经准备开吃了呢。 |
| 花丸 |
（流口水）呜呜，口水自己流下来了。 |
| 露比 |
那我们就不客气啦。这个布丁现在 似乎正在做活动，只要盖子内侧 写着“中奖”，就可以获得购物券。 |
| 善子 |
这样啊。 |
| 花丸 |
我们数一二三，然后一起打开吧？ |
| 善子 |
好啊。 |
| 花丸 |
一、二、三！ |
| 花丸 |
哎呀，我没中的说。 |
| 露比 |
露比也是。嘿嘿，好遗憾啊…… 善子？ |
| 善子 |
…………我中了。 |