楽しい秋がやってきた♪

楽しい秋がやってきた♪
劇情簡介
劇情名 楽しい秋がやってきた♪
譯名 快樂的秋天來臨了♪
劇情導航
上一章劇情 プールで輝け!!
在泳池綻放光芒!!
下一章劇情 Aqoursのクリスマス1
Aqours的聖誕節 1

第1話

1話

  花丸 マルは秋がだーいすきずら♪
読書の秋も、食欲の秋もいいよねっ
  ルビィ うふふっ
花丸ちゃんは本もごはんも好きだから、花丸ちゃんの秋だね♪
今度の土曜日も楽しみだよ〜
  善子 おはよー
  花丸 あっ、善子ちゃん!
今から善子ちゃんを誘いに行くところだったずら
  ルビィ 善子ちゃんは甘いものって好き?
ルビィたちと一緒にパーティしようよ〜
  善子 ……何の話?
  善子 今度の土曜日に……
ス、スイーツパーティですって!?
  花丸 うん♪
仲良し3人で秋の味覚をたくさん食べて、
幸せになろうという計画ずら!
  善子 (仲良し女子が集まって楽しくスイーツパーティ……
これって、これってもしかして!!)
  善子 (リア充女子高生の楽しい休日じゃない……
私もフツーの女子高生になるときが来たんだわ!)
  花丸 あれ?
善子ちゃん、もしかして甘いもの苦手だった?
  善子 いいえ! スイーツ最高!!
私たちでスイーツパーティを開きましょう!
  ルビィ やったぁ♪
やっぱり善子ちゃんを誘ってよかった〜っ
  善子 ふっ……ふふふふ……
  善子 (いいわ、いいわよヨハネ!
このままリア充への道をひた走るのよ……!)
  善子 (スイーツパーティでは
極上のオシャレをして、みんなに褒めてもらうの!
だって、ヨハネってばスクールアイドルなんだもの)
  善子 (土曜日……楽しみだなあ……♡)
  花丸 おはよう!
今日は1日、楽しもうね♪
  ルビィ うん!
ルビィもがんばルビィ♪
  善子 ……じゃ、じゃーじ……
  花丸 それじゃあまずは――
  善子 ちょ、ちょっと待ちなさいよ!
2人ともなんでジャージ着てるの!?
今日はスイーツパーティの日なのにっ
  花丸 今日は秋の味覚、
サツマイモを楽しむスイーツパーティだよ♪
……って、言わなかったっけ?
  ルビィ 最初にサツマイモを収穫してから、
焼き芋にするんだよ〜♪
  善子 なっ……
そんなのスイーツパーティじゃないし!!
ス、スイーツパーティが聞いてあきれるし!!
  花丸 善子ちゃん、
イモ掘りは力仕事だからちょっと大変かもしれないけど……
でも、頑張れば頑張った分だけ焼き芋は美味しくなるんだよ!
  ルビィ ルビィも花丸ちゃんに負けないくらい、頑張るんだぁ♡
善子ちゃんも一緒に頑張ろうよ!
  善子 は、はは……
  善子 (大変よヨハネ!!
スイーツパーティがイモ掘りに……
リア充への扉が閉じていく……!)
  花丸 善子ちゃんのジャージも用意してあるから、
着替えてくるといいずら!
  ルビィ 3人の力を合わせて、
楽しいスイーツパーティにしようね♡
  善子 そんな……
  花丸 ……善子ちゃん、
もしかしてサツマイモ掘るのイヤだった?
そしたら、マルとルビィちゃんに任せてよ!
  ルビィ ええっ、善子ちゃんとイモ掘り出来ないのぉ??
ルビィが善子ちゃんの分のサツマイモもいっぱい掘ったら、
一緒に焼き芋できるのかな……
  善子 ……そ、そういう訳じゃ!
  善子 (違うわ……しっかりしなさい、ヨハネ!
あなたにはリア充のオシャレパーティよりも
優先すべきことがあるじゃない……!)
  善子 ずら丸!
そのジャージ、ヨハネに貸しなさい!
  花丸 ……善子ちゃ〜ん♡
善子ちゃんならきっと
そう言ってくれると思ってたずら♪
  ルビィ よかった♡
絶対3人一緒がいいって決めてたもん!
  善子 2人とも……
  善子 フッ……
リア充など所詮は堕天使に必要のない扉
大切なものを見失うところだったわ
  ルビィ,花丸 ……??
  ルビィ わぁ!
善子ちゃんってジャージも似合うんだね〜♪
  善子 当然♪
地獄の底からサツマイモを掘り出すのは、
ヨハネにお任せよ
  花丸 いつ見てもいい畑だな♪
ご近所さんが毎年イモ掘りさせてくれるんだよっ
ありがたいずら……
  花丸 ツルの下に
こーんな感じでサツマイモが埋まってるから、
丁寧に土を掘っていくと……
  花丸 えへへ……じゃーん!
今年のサツマイモ第1号、収穫出来たずら♪
  ルビィ おっきくて美味しそう……♡
あっルビィも頑張って掘ってくるね♪
がんばルビィ!!
  善子 ふうん……
私も負けないように収穫するんだから
  花丸 善子ちゃん、
いい土にはいいサツマイモが出来るって知ってた?
ミミズもいるし、今年もいいサツマイモがとれそうだよ♪
  善子 ひいっ!?
ちょっとずら丸!!
ミミズさわるのやめなさいよ!
  ルビィ 花丸ちゃーん!
ルビィもおっきいサツマイモとれたよ〜っ!!
  ルビィ ピギイイイイイッ!?
ミッ、ミミミミミッ、ミミズーーーーっ!?
  花丸 うふふふふ……
善子ちゃんもルビィちゃんも楽しそうずら〜♪
  善子,ルビィ 早くミミズをはなしてーーーっ!!
  花丸 おおお……!
幸せの香りがただよってきたずら〜♡
  ルビィ たき火の音もなんか、秋って感じがするねっ!
この中にいーっぱいおイモが入ってるんだよねえ〜♪
  善子 ヨハネが準備した灼熱の焔よ
サツマイモを焼き尽くしてあげるわ
  花丸 焼き尽くしたら焦げちゃうずら
今がちょうどいいくらいだよ、ほら♪
  ルビィ わぁ……!! 美味しそうっ
  善子 黄金のサツマイモ……
いいわ、悪くないわ……!
  花丸 熱いからふーふーして食べてね
それじゃあ……いただき――
  ルビィ あーっ!
  花丸 ん?
ルビィちゃん、どうしたずら?
  ルビィ 忘れてた……
昨日お姉ちゃんに「これ以上体重を増やさないように」
って言われたんだった!!
  善子 えええええーーーっ!?
い、今更すぎるわよ!!
  花丸 マルは焼き芋食べると、
1kgは体重増えちゃうよ……どうしよう?
  ルビィ スクールアイドルなんだから
体重管理くらい自分でしなさいっていわれて……
  ルビィ 今日のスイーツパーティ、
すごく楽しみにしてたんだけど……
どうしよう……
  善子 …………
  善子 焔に焼かれる地獄の宴…
何者にも止める権利はない
  善子 今日は前から楽しみにしてた、スイーツパーティでしょ?
私だって、ずっと楽しみにしてたんだから……
今更ナシなんてダメ!
  花丸 おおっ……
善子ちゃん、かっこいいずら
マルもずっと楽しみにしてたよ♪
  ルビィ ルビィもすっごくすっごく楽しみにしてたんだよ!!
でも……
  善子 ここまで来て引き返すつもり?
……今度体重を測る前に、元の体重に戻せばいいのよ
それも体重管理のひとつじゃない?
  ルビィ 善子ちゃん……!
  花丸 スイーツパーティの後は、
3人で朝練とダンスレッスン頑張ろうよ♪ そしたらきっと
元の体重に戻れるし、ダンスも上手くなれるずら♪
  善子 堕ちても、再び地上へ這い上がる……
それが堕天使の生き様よ
  ルビィ 花丸ちゃん、善子ちゃん……ありがとう♪
一緒に頑張ろうね……!
  花丸 えへへ……
それじゃあ美味しい焼き芋でスイーツパーティずら!
ルビィちゃん、善子ちゃんもご一緒に♪ せーのっ
  3人 いっただっきまーす♡

第1話

  花丸 花丸最喜歡秋天的說♪
讀書的秋天和食慾的秋天都很迷人呢。
  露比 哈哈,
花丸很喜歡讀書和吃東西,所以可以說是花丸的秋天呢♪
好期待這周六哦~
  善子 早上好~
  花丸 啊,善子!
我正準備去邀請善子的說。
  露比 善子喜歡吃甜食嗎?
和露比一起參加派對吧~
  善子 ……什麼派對?
  善子 這周六……
要、要舉行甜食派對!?
  花丸 嗯♪
為了讓好友三人組記住秋天的味道,
變得更加幸福的說!
  善子 (關係好的女孩子聚在一起享受甜食派對……
這難道是……!!)
  善子 (生活充實的女高中生享受的假日啊……
我終於也成為普通的女高中生了!)
  花丸 咦?
善子,難道你不喜歡吃甜食嗎?
  善子 不是的! 我最愛甜食了!!
就讓我們一起召開甜食派對吧!
  露比 太棒啦♪
幸好有來邀請善子~
  善子 哈……哈哈哈哈……
  善子 (很好夜羽,就是這樣!
就這樣走上充實的人生之路吧……!)
  善子 (我要在甜食派對上
穿戴得特別迷人,好獲得大家的誇獎!
畢竟夜羽可是學園偶像嘛!)
  善子 (周六……好期待啊 ……♡)
  花丸 早上好!
今天一天就讓我們玩個盡興吧♪
  露比 嗯!
露比也會加油的♪
  善子 ……運、運動衫……
  花丸 那首先是……
  善子 等、等一下!
你們兩個怎麼都穿着運動衫啊!?
今天不是要舉行甜食派對嗎!
  花丸 今天是享受秋天的美味——白薯的
甜食派對哦♪
……咦,難道我沒說嗎?
  露比 我們要先去採摘白薯,
然後做烤白薯來吃哦~♪
  善子 什麼……
你們這算什麼甜食派對啊!!
根、根本就不是好不好!!
  花丸 善子,
雖然挖白薯是辛苦的體力活……
但付出越多,享受到的烤白薯就越美味哦!
  露比 為了不輸給花丸,露比也會努力的♡
善子也來一起加油吧!
  善子 哈、哈哈……
  善子 (糟糕了夜羽!!
甜食派對居然要挖白薯……
這下通往充實人生的大門又要關閉了……!)
  花丸 我也準備了善子的運動衫,
先來換衣服的說!
  露比 就讓我們三人一起努力,
辦個愉快的甜食派對吧♡
  善子 不是吧……
  花丸 ……善子,
你是不是不願意挖白薯啊?
如果是這樣,就交給花丸和露比吧!
  露比 咦,善子不會挖白薯嗎??
那露比會把善子那一份也挖出來的,
這樣之後就可以一起烤白薯吃啦……
  善子 ……才、才不是……!
  善子 (不對……清醒一點啊,夜羽!
有些事情要比起你的充實奢華派對
重要得多……!)
  善子 花花丸!
把運動衫借給夜羽吧!
  花丸 ……善子♡
我就知道
善子一定會這樣說♪
  露比 太好了♡
畢竟早就決定要三人一起了嘛!
  善子 你們……
  善子 呵……
墮天使根本不需要充實的人生,
我險些忽略更重要的東西。
  露比,花丸 ……??
  露比 哇!
善子也很適合穿運動衫呢~♪
  善子 那還用說♪
從地獄深處挖出白薯的任務
就交給我夜羽吧。
  花丸 這片田地什麼時候看都很好呢♪
鄰居每年都讓我挖他們的白薯,
真的好感謝的說……
  花丸 白薯是這樣分佈在藤蔓下的,
只要小心翼翼地挖開土……
  花丸 嘿嘿……鏘鏘!
今年的第一個白薯就挖出來的說♪
  露比 大大的,看起來好好吃哦……♡
露比也會努力挖的♪
加油啦露比!!
  善子 哼……
為了不輸給你們,我也會努力採摘的。
  花丸 善子,你知道嗎?
好的土地能長出好的白薯哦。
這裏有蚯蚓,所以今年的白薯一定很好呢♪
  善子 哇!?
等一下啦,花花丸!!
你不要摸蚯蚓好不好!
  露比 花丸!
露比也挖到大大的白薯了哦~!!
  露比 呀啊啊!?
蚯、蚯蚯蚯、蚯蚓~~~!?
  花丸 哈哈哈哈……
善子和露比也玩得很開心的說~♪
  善子,露比 快幫我拿掉蚯蚓啊~~!!
  花丸 哦哦哦……!
能夠聞到幸福的香氣的說~♡
  露比 篝火的聲音也很有秋天的氣息呢!
這其中放了很多美味的白薯吧~♪
  善子 就讓夜羽準備炙熱之火,
將白薯燃燒殆盡吧。
  花丸 要是燃燒殆盡,不就要燒焦了嗎?
現在這樣已經很合適啦,給♪
  露比 哇……!! 看起來好好吃的樣子。
  善子 金黃色的白薯……
很好,看起來不錯呢……!
  花丸 白薯很燙,記得吹涼後再吃哦。
那……我要開動……
  露比 啊~!
  花丸 嗯?
露比,你怎麼啦?
  露比 我忘記了……
昨天才剛被姐姐教訓過,
要我不能再增加體重了!!
  善子 不是吧~~~!?
現、現在說這個,也太晚了吧!!
  花丸 花丸吃過烤白薯後,
都會增加1kg的體重……怎麼辦啊?
  露比 姐姐說,既然是學園偶像,
就要學會自己管理體重……
  露比 明明我一直很期待
今天的甜食派對……
怎麼辦啊……
  善子 …………
  善子 烈火中的地獄盛宴……
根本無人能夠阻擋。
  善子 今天的甜食派對是大家期待已久的吧?
我也一直很期待呢……
怎麼能現在才取消!
  花丸 哦哦……
善子好帥氣的說。
花丸也一直很期待呢♪
  露比 露比也特別期待啊!!
可是……
  善子 都到現在了,難道你還想退縮?
……只要在下次稱體重前恢復原本的體重不就好了,
這也算是體重管理的一環啊。
  露比 善子……!
  花丸 甜食派對結束後,
我們三個一起在晨練和舞蹈訓練中努力吧♪ 這樣一來,
不僅能恢復原本的體重,更能讓舞蹈跳得更好的說♪
  善子 即使墜落,也能重新回到地面……
這就是墮天使的生存方式。
  露比 花丸、善子……謝謝你們♪
那就讓我們一起努力吧……!
  花丸 嘿嘿……
那就開始充滿美味烤白薯的甜食派對的說!
露比和善子也來一起享用吧♪ 預備……
  3個人 我們開動啦♡

第2話

2話

  千歌 秋といえば食欲……運動……
うーん、どれがいいのかなあ?
  梨子 千歌ちゃん、どうしたの?
  千歌 桜内さん!
  梨子 は、はいっ!?
  千歌 秋と聞いて、
イメージすることを教えてくださいっ!!
  梨子 秋と聞いて……?
うーん、そうだなあ……
私は、落ち葉のイメージかな
  千歌 へえ、落ち葉かあ♪
確かに秋ならではだよね!
  梨子ちゃんは絵とかピアノが得意だから、
「芸術の秋」って言うのかなって思った
意外かも♪
  梨子 うん、
元々は芸術の秋っていうイメージだったけど……
内浦に越してきてからは、落ち葉の印象が強いな
  千歌 そうなんだ。なんでだろうね?
  もしかして……
東京には木がない……とか!?
  梨子 ええっ、東京だって木はあるよ! あるけど……
でも、こっちの方が木々が綺麗に見える気がする
  梨子 通学路に少しずつ落ち葉が増えてきて、
見慣れた風景が少しずつ変わっていくの
  分かる!!
私も朝のランニングのときに
落ち葉を踏みながら走るのが、結構楽しみなんだよね
  千歌 なるほど〜
渡辺さんも落ち葉をイメージ、と……
  ……??
  梨子 うふふっ
曜ちゃんは私と同じ落ち葉のイメージだけど、
運動の秋っていう感じだよね♪
  千歌 ほうほう……
つまり、運動の秋と芸術の秋のコラボのようなもので……
  千歌ちゃん、
さっきからノートに色々書きこんでるけど、何してるの?
  千歌 えっへへ……
実は秋をテーマにした新曲とか作れたらいいな〜
なんて思ってて
  千歌 みんな秋にはどんなイメージがあるのかなって考えてたんだ
  梨子 そうだったんだ……
うふふ! 面白そう♪
でも、それならそうと言ってくれればよかったのに
  千歌 でも曲を作るための調査、なんて言ったら
みんな緊張しちゃうかな〜と思って
だから、さりげなーく聞いてみた
  あんまりさりげなくなかったけどね?
  千歌 うそっ!
上手いこと聞けたと思ったんだけど……怪しかった?
  うっふふ! ちょっとだけ!
でも、秋の新曲っていうのはすごくいいと思う♪
  最近ね、果南ちゃんに教えてもらったルートを走ってるんだ
小さな山なんだけどね、
この時期は紅葉がすごくキレイなんだよ
  梨子 いいなあ……私も走ってみたい!
きっと素敵な紅葉なんだろうなあ……
  千歌 秋を楽しみながらトレーニング出来ちゃうってことだよね!
私も走りたーい!!
  やった♪
じゃあ、今度の土曜日に3人で行こうよ
一緒に走ったらきっと楽しいと思う!
  千歌 はあ、はあ、はあ……
って! 全然曜ちゃんに追いついてないし〜!
  梨子 はあ、はあ……
曜ちゃんって、足速いんだね……
  千歌 うう〜っ
もしかして私たち走るの遅すぎかなぁ?
3人で一緒に走るのは、無理があったのかも〜っ
  ……あれっ!?
  わああっ、ごめん!
走るの速すぎた?
もっとゆっくりいけばよかったね
  梨子 ううん
こっちこそついていけなくてごめんね
  千歌 曜ちゃんと果南ちゃんは
昔から走るの速いもんね〜
  そんなことないよ
私も最初は果南ちゃんには、全然追いつけなかったもん!
  梨子 そうなんだ
じゃあ毎日のランニングの成果だね!
  千歌 今日は一緒に走るって決めたんだし、
私たちも今日はなんとか曜ちゃんに
追いつけるように頑張ろうよ!
  梨子 うん……!
  そんなのダメだよ!
  千歌 ええーっ、なんで!?
  無理に走って足を痛めたら、
運動もスクールアイドルも出来なくなっちゃうじゃん!
  トレーニングは自分に出来る範囲でやるのが大切なんだよ
だから、今日は早歩きで山頂を目指そう♪
  梨子 曜ちゃん……! ありがとう
でも曜ちゃんは早歩きじゃトレーニングにならないよね?
  こらこら
こっちの心配なんかしないの!
今日は3人で朝練するって決めたんだからね♪
  それに、速度を落とした方が
キレイな紅葉も楽しめそうだし♡
さ! 一緒に歩こう!
  梨子 うん……♪
  千歌 それじゃあ、曜ちゃんのお言葉に甘えて……
しゅっぱーつ!
  千歌 わあ〜……ついたー!
ここって頂上だよね!?
落ち葉が地面を埋め尽くして、すごいキレイだよー!
  紅葉も見晴らしもキレイで、最高じゃない?
しかも、向こうに海も見えるの♪
  梨子 すごーい……
  梨子ちゃん……?
  梨子 すごいよ、この景色……!
ここまで綺麗な景色が見られるなんて……
想像してなかった!!
  梨子 辺り一面が秋の色になってると、
海もいつもと違う表情に見えるんだ……
これが……秋なんだ♪
  千歌 梨子ちゃん……♪
梨子ちゃんって、景色からいろんなものを読み取れるんだねっ
  梨子 そ、そうかな? 内浦に越してきてから、
海の魅力に気がついたと思ってたけど……
秋の海にはまた違う魅力があるんだね
  さすが梨子ちゃん♪
海の良さをよくわかってるね〜
  梨子 うふふっ♪
秋の落ち葉も海もとても素敵
私、また内浦のことが好きになっちゃったかも♪
  千歌 ホント!?
嬉しいよ〜♪♪
  梨子 うん!
それに……秋の新曲、作れそうな気がしてきたよ♪
  千歌,曜 やったあ!!
  秋の曲を作るには、本物の秋にふれるのが1番なんだね……!
3人でここに来られて嬉しいな♪
  千歌 私も一緒に来られてよかったよーーーっ!
2人に色んな秋を教えてもらったみたい♪
  梨子 内浦で見つけた色んな秋を、私たちの歌にこめていきたいね
  千歌 ぐう……
  千歌 あ、あれ…?
なんか、お腹空いてきちゃった……
お弁当持ってくればよかったぁ
  梨子 えっ……? 千歌ちゃん……
山頂まで来てお弁当を食べたくなる気持ちは分かるけど……
まだ9時半だよ?
  千歌 えーっ!?
9時半って……まだ朝じゃん!
  あっははは
それだけいい朝練になったってことかな♪
  千歌 ね!
これから、休みの日はみんなでここに来ようよ!
  梨子 いいかも!
早歩きからランニングにステップアップしていきたいな
いつか曜ちゃんに追いつけるように……♪
  ふっふっふ
追いつけますかな?
  千歌 曜ちゃんに負けないように頑張るよ!
で、毎週お弁当とレジャーシートも持ってくるの♪
  ええっ!?
朝練なのかピクニックなのか分かんないけど……
絶対それ楽しいね♪
  梨子 うふふっ
これからの楽しみが増えちゃったね!
3人で朝練頑張ろうね♪
  3人 おーーっ♪

第2話

  千歌 說到秋天,就是食慾……運動……
唔,那個更好一些呢?
  梨子 千歌,你怎麼啦?
  千歌 櫻內!
  梨子 怎、怎麼了!?
  千歌 請告訴我
你對秋天的印象!!
  梨子 秋天的印象……?
唔,這個嘛……
我應該會聯想起落葉吧。
  千歌 哦哦,落葉啊♪
確實是秋天獨有的景象呢!
  梨子很擅長繪畫和鋼琴,
所以我還以為你會說「藝術的秋天」呢,
真是意外♪
  梨子 嗯,
我原本也覺得提到秋天,就會想起藝術……
但在搬到內浦後,還是落葉的印象更加強烈。
  千歌 這樣啊。但為什麼會有這種變化?
  難道是……
東京沒有樹木……!?
  梨子 不會吧,東京也有樹木啊! 有是有……
但還是這邊的樹木更加迷人呢。
  梨子 看到上學路上的落葉越來越多,
熟悉的風景逐漸發生變化……
  我明白的!!
我在晨跑的時候,
也很喜歡一邊踩着落葉一邊跑呢。
  千歌 原來如此~
渡邊在提到秋天后,也會想起落葉……
  ……??
  梨子 哈哈,
雖說小曜和我在提到秋天后,都會想起落葉,
但她的秋天似乎更有運動氣息呢♪
  千歌 原來如此……
也就是將運動之秋與藝術之秋合在了一起……
  千歌,
你一直在筆記本上寫什麼呢?
  千歌 嘿嘿……
其實我是想作一首
關於秋天的新歌~
  千歌 所以才想知道大家對秋天有着怎樣的印象。
  梨子 原來如此……
哈哈! 真有意思♪
那你直接告訴我們不就好啦。
  千歌 但要說是為了作曲而進行調查,
大家說不定會覺得緊張,
所以我才想像這樣隨口一問。
  但聽起來並不像是隨口一問啊。
  千歌 不是吧!
我還以為自己問得挺自然的呢……難道不是嗎?
  哈哈! 有點不太自然哦!
不過,我覺得秋天的新歌這個創意很好呢♪
  最近我一直在跑果南告訴我的路線,
那裏雖然是座小山,
但這個季節的紅葉卻很美呢。
  梨子 真好……我也想去跑跑看!
那裏的紅葉一定很美吧……
  千歌 也就是一邊欣賞秋天美景,一邊鍛煉身體啊!
我也想一起跑~!!
  太好啦♪
那就等這周六,我們三個一起去吧。
一起奔跑肯定會很有趣的!
  千歌 呼、呼、呼……
等一下! 我們完全跟不上小曜的步子啊~!
  梨子 呼、呼……
小曜跑得好快啊……
  千歌 嗚嗚~
難道是我們跑得太慢了?
或許沒辦法三人一起奔跑了呢~
  ……咦!?
  哇,抱歉!
是我跑得太快了嗎?
看來我應該降低一點速度才是。
  梨子 嗚嗚,
我們才該為自己跟不上速度而道歉呢。
  千歌 小曜和果南的步速一直很快啊~
  不是哦。
一開始,我也完全追不上果南的!
  梨子 這樣啊,
看來是每天跑步的成果呢!
  千歌 今天已經決定要一起奔跑了,
所以無論如何,
我們都會努力追上小曜的!
  梨子 嗯……!
  那可不行!
  千歌 咦,為什麼啊!?
  強行奔跑會讓你們的雙腿受傷,
這樣就沒辦法運動和參與學園偶像的活動了!
  訓練最重要的就是要在自己能承受的範圍內進行。
所以說,今天就讓我們快步走到山頂吧♪
  梨子 小曜……! 謝謝。
不過對小曜來說,快走根本算不上是訓練吧?
  喂喂,
你就不要擔心我啦!
畢竟今天已經說好是三個人一起晨練了♪
  而且,走得慢一些,
反而能夠欣賞到漂亮的紅葉呢♡
好了! 我們一起走吧!
  梨子 嗯……♪
  千歌 那就聽小曜的了……
我們出發!
  千歌 哇……總算到啦!
這裏就是山頂了吧!?
地上全都是落葉,好漂亮啊~!
  這裏的紅叶和周邊景色都很美,是不是很棒呢?
而且,對面還能看到大海呢♪
  梨子 好棒啊……
  梨子……?
  梨子 這片景色真的好美……!
完全沒有想到……
竟能看到這麼美的景致!!
  梨子 周圍充斥着秋天的色彩,
大海也顯得和平時不太一樣……
這……就是秋天啊♪
  千歌 梨子……♪
梨子能從景色中感受到許多東西呢。
  梨子 是、是嗎? 我本以為搬到內浦後,
已經感受到了大海的魅力……
沒想到秋天的大海有着不一樣的魅力。
  不愧是梨子♪
很懂得欣賞大海嘛~
  梨子 哈哈♪
秋天的落叶和大海都很美呢。
我真是越來越喜歡內浦了♪
  千歌 真的嗎!?
那我就再高興不過啦~♪♪
  梨子 嗯!
而且……我似乎能寫出秋天的新歌了♪
  千歌,曜 太棒啦!!
  要寫下秋天的歌曲,最好的方法就是感受貨真價實的秋天……!
真高興能和你們一起來到這裏♪
  千歌 我也很高興能和大家一起來到這裏~~!
你們帶我看到了各種不同的秋天呢♪
  梨子 我希望將在內浦看到的各色秋天融入到我們的歌曲中。
  千歌 咕……
  千歌 咦,奇怪……
我似乎有點餓了……
早知道就帶便當來了。
  梨子 咦……? 千歌……
確實來到山頂會想要吃便當……
但現在剛九點半啊?
  千歌 咦~!?
九點半……現在還是早上啊!
  啊哈哈哈。
看來我們的晨練真的很有收效呢♪
  千歌 就是說嘛!
今後休假的時候,我們也可以一起來這裏!
  梨子 好提議!
我還希望能從快走晉級到跑步呢。
希望能早日追上小曜……♪
  嘿嘿嘿,
你們追得上我嗎?
  千歌 為了不輸給小曜,我們一定會努力的!
以後每周都要把便當和野餐布帶來♪
  什麼!?
雖然不知道這算是晨練還是郊遊……
但確實會很有意思呢♪
  梨子 哈哈!
這樣一來,我們的樂趣就更多了呢!
就讓我們三個一起努力晨練吧♪
  3個人 好~~♪

第3話

3話

  ダイヤ 秋と言えば……
そう、芸術の秋ですわ!
  鞠莉 分かるわ……
秋はとってもシャイニーだし、ロマンティックよね!
  果南 ……分かるような、分からないような?
うふふっ、今日は私たちを呼んでくれて、ありがとう♪
  果南 ダイヤも鞠莉も、芸術にすごく詳しいんだよね
今日は2人の話を楽しみにしてたんだよ!
  ダイヤ はい。今日は私の家で
芸術にふれていただければ、と思っています♪
  ダイヤ 美術館での芸術鑑賞もよいですが、
もっと身近に芸術を楽しんでいただければ、と
今日は私の身近にある芸術をお持ちしましたのよ
  果南 そうなんだ♪
ダイヤが持ってるこの小物入れが芸術なの?
  鞠莉 まあ……ビューティフルね!
コロンとしたフォルムが私好みだわ♪
  ダイヤ うふふ。これは「駿河竹千筋細工」といって、
静岡自慢の工芸品ですのよ
細く丸く削られた竹ひごを編んでいくんです
  果南 ちょっと懐かしい感じでいいね
繊細な細工で、作るのが大変そうだなあ……
  ダイヤ ええ。子どもの頃、職人さんが手作業で
次々に綺麗な工芸品を作っていくところを拝見して、
大変感激したものですわ
  ダイヤ それ以来、もう何年になるでしょうか……
ずっと愛用してきたものなんです
  ダイヤ 少し風合いは変わってきていますけれど、
この思い出と共に歩んできたわけですから
これからもずっと大切にしたいと思っていますのよ♪
  果南 へえ……素敵な思い出だね
しかも静岡の工芸品っていうところが嬉しい♪
  鞠莉 素晴らしいわ……
コウゲイヒンもダイヤの思い出も、とってもシャイニーね☆
  果南 そういえば、ダイヤの家も風情があって素敵だよね
意識してないだけで、芸術って色んなところにあるのかも?
  鞠莉 身近にあるシャイニーアート……
そう、分かったわ!
  鞠莉 私も私のゲージュツを思い出しました!
ダイヤ、果南! 今から2人ともうちに来てくれるかしら?
  ダイヤ,果南 ……?
  鞠莉 ダイヤの話を聞いていて思い出したのよ
パパに素敵なゲージュツをもらったこと
だから、2人にもオスソワケしようと思って♪
  果南 わあ……
これって、オルゴール?
  ダイヤ 陶器製の女の子が上にのっていますのね♪
……うふふっ。この女の子、
少し鞠莉さんに似ているのではありませんか?
  鞠莉 あら……そうかしら♪ そう言われると、
余計にこのオルゴールが好きになっちゃうわ♪
  鞠莉 実はこのオルゴールは綺麗なだけではないのです!
ここのフタを開けると……ほら♪
  果南 わっ、アメが入ってる!
レモン色で美味しそうだね〜
  ダイヤ 中にお菓子が入っているなんて、かわいらしいですわね
これもお父さまが選んでくれたのですか?
  鞠莉 そうなの
うちのパパはビジネスで忙しいから、
家にいないことも多くて……
  鞠莉 私のさみしい気持ちを、パパは分かってたのよね
そんなときにこれをプレゼントしてくれたの
  鞠莉 この甘ーいキャンディが私をハッピーにしてくれるの
離れていても、パパが近くにいるんだなって実感するから
  果南 鞠莉……
  鞠莉 私にとって、このオルゴールもキャンディもパパの気持ちも、
ぜーんぶコミコミでゲージュツなのよ♡
  鞠莉 しかもこのキャンディとっても美味しいんだから♪
果南とダイヤにもオスソワケしてあげるね!
  果南 そんな!
これは鞠莉の大切なものじゃない!
  ダイヤ そうですわ。またあなたがさみしくなったときに
キャンディが足りなかったら、困るではありませんか
  鞠莉 ウッフフン♪ お気遣いはムヨーなのです!
こうして3人で共通の思い出にした方が、
もっと素敵な思い出になりそうだしね。ほら、食べて食べて!
  果南 ……わあ、美味しい!
  ダイヤ 本当に美味しいですわね
レモンの風味が心地よくて……
本物の果実を食べているみたいですわ♪
  鞠莉 よかったあ!! すごく美味しいでしょ♪
  ダイヤ うふふふ
鞠莉さんの嬉しそうな顔ったら……まるで子どもですわね
  鞠莉 そ、そう?
  ダイヤ 今日は素敵な思い出と
素敵なキャンディをありがとうございました
私たちも嬉しくなってしまいましたわ♪
  果南 鞠莉の幸せな気持ち、
私たちにいーーっぱい伝わってきたよ♡
  鞠莉 うっふふ。それならよかった♪
  果南 それにしても……芸術って言うから、
すごい巨大な絵画とか出てくるのかなって緊張しちゃった
色々な芸術があるんだね。意外だったな……♪
  鞠莉 私もダイヤの話を聞いて、色々思うところがあったわ
  鞠莉 ゲージュツは価格で決まるわけじゃなくて……
きっとハートがキラキラシャイニーになるものなんだ、って♪
  ダイヤ うふふ。自分の好きなもの、心を動かすものは
それだけで芸術品と言えるかもしれませんね
  果南 分かったーーーっ!!
  鞠莉 ホワッツ!?
  ダイヤ ど、どうしたのですか、果南さん!
  果南 私にも、私の芸術があったよ!
2人とも、一緒に来て♪
  ダイヤ 果南さんの言う芸術は、
山道を登った先にあるんですか?
  鞠莉 分かった!
もしかしてレアな植物があるんじゃない?
  果南 ううん!
私が大切にしてる芸術は、この景色だよ!
  鞠莉 そうだったのね……
果南の言うゲージュツは、オーシャンビューだったんだわ!
  ダイヤ そういえば、ここからは海も富士山も見えるのでしたね
いい景色ですわ♪
  果南 やっぱり……私、海が好きなんだ
  果南 嬉しいときは海を見に来るし、
つらいときも海を見に来るし!
どんなときでも海に支えてもらってるみたい
  果南 私の心を動かす、私にとっての芸術品
内浦の海が、私にとって芸術なんだよ!
  鞠莉 アメイジング! 素敵な発想だわ
私たち、また新しいゲージュツをハッケンしたみたいね♡
  ダイヤ 内浦の海が芸術品……!
そうですわね、果南さんの言う通りかもしれませんわ
  果南 私のそばにも芸術があったんだ
今日はすごい大発見だね♪
  ダイヤ はい! 何を芸術とするかは人それぞれで……
きっと、みんな違うのでしょうね
  鞠莉 そうねえ……もしかしたら、
私たちスクールアイドルも一種のゲージュツヒンかも♡
  果南 あっはは。私たちはモノじゃないけどね♪
  鞠莉 モノかどうかなんて、
真のゲージュツの前ではどうでもいいのですっ
  鞠莉 ……心を動かす存在でありたいわよね、Aqoursも
  果南 うん……!
  ダイヤ そのためにも切磋琢磨して、
互いを高め合っていかなくてはなりませんね♪
  ダイヤ さ! 明日からはまたみっちり特訓していきましょう!
新しいレッスンメニューを考えるのも
いいかもしれませんわね
  鞠莉 みっちり特訓……
ちょっと恐ろしいですね?
  果南 うふふ。いい機会じゃない
みんなで頑張っていこうよ♪

第3話

  黛雅 說到秋天……
嗯,當然是藝術的秋天啦!
  鞠莉 我明白的……
秋天非常閃耀與浪漫呢!
  果南 ……我倒是有些似懂非懂。
哈哈,不過謝謝你今天找我們過來♪
  果南 黛雅和鞠莉都很熟悉藝術,
我很期待你們今天的講解呢!
  黛雅 嗯。希望大家今天能在我的家中
感受到藝術♪
  黛雅 雖說去美術館鑑賞作品也挺不錯,
但還是希望大家能感受到身邊的藝術呢。
所以,今天我就把自己身邊的藝術帶來了。
  果南 這樣啊♪
黛雅拿來的這個小盒子就是藝術嗎?
  鞠莉 哎呀……確實很美呢!
我挺喜歡這個小巧的外形呢♪
  黛雅 哈哈。這個叫「駿河竹千筋工藝」,
是靜岡有名的工藝品。
這是由削成圓潤細條的竹籤編織而成的。
  果南 看起來很是懷舊呢。
這種細膩的工藝做起來一定很辛苦吧……
  黛雅 嗯。小時候哦,我曾親眼見識過工匠們的手工作業。
看到美麗的工藝品被接二連三地做出來,
實在讓我感動非常呢。
  黛雅 在那之後,已經過去多少年了呢……
我一直在小心翼翼地使用着它。
  黛雅 雖然觸感有些改變,
但我已經帶着這份珍貴的回憶一路走來,
今後應該也會繼續珍視這件寶貝♪
  果南 嗯……真的是很美好的回憶呢。
而且真高興能看到靜岡的工藝品♪
  鞠莉 確實很棒呢……
工藝品和黛雅的回憶都特別閃耀☆
  果南 說來,黛雅的家也很有特色,非常吸引人呢。
看來藝術存在於各種地方,只是我們沒有意識到而已吧?
  鞠莉 身邊的閃耀藝術……
嗯,我明白了!
  鞠莉 我也回憶起自己的藝術了!
黛雅、果南! 你們兩個現在可不可以來我家?
  黛雅,果南 ……?
  鞠莉 聽了黛雅的話,
我想起爸爸曾送我一件精緻的藝術品。
所以,才想分享給你們兩個♪
  果南 哇……
這是八音盒嗎?
  黛雅 陶器製成的女孩子站在上面♪
……哈哈。這個女孩子
是不是有點像鞠莉?
  鞠莉 咦……會嗎♪ 你這麼說,
我就更喜歡這個八音盒了♪
  鞠莉 其實,這個八音盒不只是漂亮!
只要打開這個蓋子……看♪
  果南 哇,裏面還有糖果!
檸檬色的糖果,看起來很美味呢~
  黛雅 裏面放的糖果也很可愛呢。
這也是你父親選擇的嗎?
  鞠莉 是啊。
我爸爸忙於工作,
很少回家……
  鞠莉 但爸爸知道我很寂寞,
所以才送了這個給我。
  鞠莉 這些甜蜜的糖果會帶來我快樂。
即使相隔很遠,也能感覺到爸爸就在身邊。
  果南 鞠莉……
  鞠莉 對我來說,這個八音盒、糖果和爸爸的心意,
全都是特別美好的藝術呢♡
  鞠莉 而且這些糖果特別美味♪
果南和黛雅也來嘗嘗看吧!
  果南 那怎麼行!
這可是鞠莉的寶貝啊!
  黛雅 是啊。要是你再覺得寂寞時糖果不夠了,
那不就糟糕了嗎?
  鞠莉 哈哈♪ 你們別擔心!
三人共享的回憶
才更加美好呢。好啦,快點吃吃看吧!
  果南 ……哇,真好吃!
  黛雅 確實很美味呢。
檸檬的味道非常酸爽……
簡直就像在吃真正的水果一樣♪
  鞠莉 太好了!! 是不是很好吃♪
  黛雅 哈哈哈。
鞠莉開心的樣子……簡直就像小孩子一樣。
  鞠莉 真、真的嗎?
  黛雅 謝謝你分享美好的回憶和
美味的糖果。
就連我們也變得開心起來了呢♪
  果南 鞠莉的幸福感受
已經全部傳達給我們了♡
  鞠莉 哈哈。那就好♪
  果南 話說回來……你們說到藝術,
我還有點緊張,以為會拿出巨型畫作出來。
但沒想到,藝術也分各種形式的呢。真有些意外呢……♪
  鞠莉 聽了黛雅的話後,我也想到了很多。
  鞠莉 藝術並不是由價格來決定……
而是能讓內心變得閃耀無比的事物♪
  黛雅 哈哈。只要是自己喜歡、能觸動心弦的事物,
應該就能被稱作藝術品吧。
  果南 我明白了~~!!
  鞠莉 咦!?
  黛雅 你、你怎麼了,果南!
  果南 我也有自己的藝術!
你們兩個跟我來♪
  黛雅 果南說的藝術,
就在這條山路前方嗎?
  鞠莉 我知道了!
是不是什麼罕見的植物啊?
  果南 不是哦!
我所珍視的藝術就是這片景色!
  鞠莉 原來如此……
果南所說的藝術就是海景啊!
  黛雅 說來,這裏可以看到大海和富士山,
確實是片美景呢♪
  果南 我……真的很喜歡大海。
  果南 開心的時候,悲傷的時候,
都會跑來看海!
無論何時,大海都像在支持着我前進。
  果南 內浦的大海就是能撼動我心的藝術品,
對我而言,這裏就是藝術!
  鞠莉 你的想法真是太驚人、 太美好了。
我們似乎又發掘到了新的藝術呢♡
  黛雅 內浦的大海是藝術品……!
嗯,果南說得沒錯。
  果南 我的身邊也有這樣的藝術存在。
今天我們真是發現了不少東西呢♪
  黛雅 嗯! 每個人都擁有不同的藝術……
藝術是因人而異的。
  鞠莉 是啊……說不定,
我們這些學園偶像也是一種藝術呢♡
  果南 啊哈哈。但我們又不是什麼事物♪
  鞠莉 在真正的面前,
是不是事物根本不重要。
  鞠莉 ……希望Aqours也能成為撼動人心的存在。
  果南 嗯……!
  黛雅 為此,我們必須加倍努力,
彼此相互提升♪
  黛雅 好了! 明天也要安排滿滿的特訓啦!
或許應該去設計一些
新的訓練項目了呢。
  鞠莉 滿滿的特訓……
這個就有點嚇人了吧?
  果南 哈哈。畢竟是個好機會嘛。
大家一起努力吧♪

第4話

4話

  果南 ワン、ツー、スリー、フォー、
ファイブ、シックス、セブン、エイト……
  鞠莉 今日はみんな動きがいいわね!
何かシャイニーなことでもあったのかしら?
  千歌 えっへへ……最近3人で朝走ってるんだ〜
それがすごく楽しくて!
  梨子 最初は曜ちゃんについていけなくて、
なかなか走るところまでいかなかったんだけど……
  2人とも最近はだいぶ走れるようになってきたね!
いい感じだよ♪
  果南 へえ、そうだったんだ!
今度私も入れてよ♪
  千歌 もちろんっ!!
みんなで朝練するのって楽しいな〜って思ったんだ
  梨子 うふふっ♪ 千歌ちゃんの場合は、
朝練の後のお弁当が楽しみなんじゃない?
  千歌 ど、どっちも同じくらい楽しみなの!
  ダイヤ 新しいレッスンメニューは、
以前より運動量を増やしましたけれど……
大丈夫そうですわね♪
  花丸 マルたちもレッスンについていけてるずら!
うふふ。最近の自主練がよかったのかも
  ルビィ ホントだね〜
身体が重くなってたらどうしようって思ったけど、
よかったぁ♪
  善子 漆黒の翼が、我々の身体を軽やかに包み込む……
堕天使は非情なだけではないのよ
  善子 ていうか、元の体重に戻すために
自主練すっごく頑張ったし!
  ダイヤ 元の体重……? 聞き捨てなりませんわね
どういうことですか、ルビィ
  ルビィ ピギッ……それはっ……!!
  善子 問題ないわ
どんなに堕天しようと、その真価は変わらないもの
  ダイヤ 問題ないわけがありません!
体重の増減には気をつけなさいと
あれほど言ったではありませんか
  ルビィ そ、そうなんだけど……あのっ……
  千歌 体重が増えちゃったの?
もしかして、食べ放題とか行っちゃった?
  花丸 スイーツパーティずら♪
サツマイモをたっくさん掘って、たっくさん焼いて……
お腹いっぱい、幸せいっぱいだよ♡
  鞠莉 グレイト!
大自然の食べ放題じゃない♪
  梨子 いいなあ♪ 秋の味覚だね!
  ルビィ あの、お姉ちゃん……
体重が増えちゃったのは、ごめんなさい
  ルビィ でもね!
体重を元に戻すためにダンスレッスンをたくさんしたんだよ
今日のレッスンメニューにもついていけてるし……!
  ルビィ みんなと一緒だと、楽しいことが何倍にもふくらむんだよ♡
ルビィ、みんなとスイーツパーティしてよかったと思う♪
  ダイヤ ルビィったら……
仕方ありませんね。分かりました
  ルビィ お姉ちゃん……ありがとう♡
  善子 ヨハネたちは体重を犠牲にした代わりに
大切なものを手にしたのよ!
  果南 分かるなあ♪
仲間と一緒だと、どんなことも楽しくなっちゃうよね
  千歌 仲間と一緒だとどんなことも楽しい……
えへっ。なるほど…!
  鞠莉 スクールアイドルとして大事なことを覚えたみたいね
相手の心を動かすには、まずは
自分たちが楽しまなくちゃいけないもの♪
  果南 Aqoursは人の心を動かすゲージュツ……だもんね?
  花丸 Aqoursが芸術? 面白そうずら♪
  ダイヤ 私たちも秋を堪能しましたのよ
芸術って素晴らしいですわね
  いいなあ! 美術館とか見に行ったの?
  鞠莉 いいえ!
ゲージュツはもっと身近で
キラキラシャイニーしてるのよ♪
  そうなの!?
私の近くにもあるのかな〜
  ダイヤ 人の心を動かすもの
内浦の景色やスクールアイドルも
ゲージュツの一種なのですわ♪
  善子 な、なんか深いわね……
  千歌 人の心を動かすものが芸術……なるほど〜!
  花丸 千歌さん、さっきから何をメモしてるの?
  千歌 あっ、バレてた!?
えへ、実はね……
  6人 秋の新曲〜!?
  千歌 うん!
だから、秋ってどんな感じかな〜って
梨子ちゃんと曜ちゃんと一緒に調べてたんだ
  しかも! 梨子ちゃんがね、
とーっても素敵な秋の曲を作ってくれてるんだよ♪
  梨子 うふふっ♪
まだ途中なんだけどね
  鞠莉 何ですって!?
  千歌 うわっ、ご、ごめん!
勝手に進めすぎかな?
  ダイヤ 当たり前ですわ!
  果南 そんなに楽しそうなこと……
私たちだってやりたい♪
  千歌 え……?
  ルビィ ルビィたちも参加したーい!
秋の曲、作りたいよ〜
  鞠莉 うっふふ♪ 3人だけで
楽しいことをしちゃうなんて、マリーが許さないわ♪
作りましょうよ! 私たち、全員で!
  千歌 ホント!? やったあ♪
  梨子 よかったね、千歌ちゃん!
  千歌 うん♪ 秋って色んな楽しみ方があるんだね!
美味しいものを食べたり、身体を動かしたり、
綺麗なものを見たり……
  千歌 みんなの話を聞いて、
私だけじゃ気がつかなかった秋も
歌詞に入れられたらいいなあ!
  善子 秋の衣装と言えば……
堕天使がいいんじゃないかしら?
  暖かい色のグラデーションで衣装を作ったら、
秋らしくていいかもしれない♪
  花丸 落ち葉のスカートがあったら、
ふかふかで温かくてよさそうずら!
  善子 って、聞きなさいよーっ!!
  ダイヤ レッスンも以前よりこなせるようになりましたから、
少しダンスの難易度を上げてもいいかもしれませんね♪
  ルビィ どんな曲になるのかなぁ……
みんなで新しい曲を歌うのが楽しみだよ〜っ
  千歌 えへへっ!
もっとみんなの秋を聞かせて!
絶対いい曲作ろうね♪

第4話

  果南 一、二、三、四、
五、六、七、八……
  鞠莉 今天大家的動作都很合拍呢!
是不是發生了什麼閃耀的好事呢?
  千歌 嘿嘿……最近我們三個一直在晨跑~
晨跑真的很有趣呢!
  梨子 一開始,大家跟不上小曜,
幾乎跑不起來……
  但她們兩個最近越跑越好了呢!
感覺非常不錯哦♪
  果南 嘿,原來如此!
下次也加我一個吧♪
  千歌 當然可以啦!!
大家一起晨練,一定會特別有意思呢~
  梨子 哈哈♪ 不過千歌更期待的
應該是晨練之後的便當吧?
  千歌 這、這兩個我都期待!
  黛雅 新的訓練項目運動量
比過去更大……
但這樣看來,應該沒有問題了♪
  花丸 花丸也能跟上訓練的說!
哈哈。多虧了最近的自主訓練呢。
  露比 就是說啊~
原本還擔心身體越來越沉重呢,
現在這樣真是太好了♪
  善子 漆黑的羽翼會輕輕包裹我們的軀體……
墮天使所擁有的不只是冷酷無情。
  善子 為了回到原本的體重,
所以才會努力進行自主訓練!
  黛雅 原本的體重……? 這可就問題大了呢。
到底是怎麼回事啊,露比?
  露比 嗚……這是……!!
  善子 沒關係。
無論怎樣墮天,內心的真正價值都不會改變。
  黛雅 怎麼可能沒關係!
都說了那麼多遍,
必須要注重體重的增減了啊!
  露比 我、我也知道……只是……
  千歌 你的體重增加了?
不會是跑去吃自助餐了吧?
  花丸 是甜食派對的說♪
挖了很多白薯烤來吃……
填飽肚子的感覺太幸福了♡
  鞠莉 不錯啊!
純天然的自助餐嘛♪
  梨子 真好♪ 這才是秋天的美味呢!
  露比 那個,姐姐……
抱歉我讓自己的體重增加了。
  露比 不過呢!
為了讓體重恢復原狀,我努力參加了很多舞蹈訓練。
今天的訓練項目也順利跟上了……!
  露比 和大家在一起,開心的感覺也能加倍♡
露比真慶幸和大家一起參加了甜食派對♪
  黛雅 露比也真是的……
真拿你沒辦法。那我就不說你了。
  露比 姐姐……謝謝♡
  善子 夜羽和大家雖然犧牲了體重,
卻獲得了珍貴的東西!
  果南 就是說啊♪
和夥伴們在一起,無論做什麼都特別開心。
  千歌 和夥伴們在一起,無論做什麼都特別開心……
嘿嘿。原來如此……!
  鞠莉 我們似乎學到了對學園偶像來講特別重要的一點呢。
要撼動對方的心,
首先要讓自己開心起來♪
  果南 Aqours是能夠撼動人心的藝術……對不對?
  花丸 Aqours是藝術? 聽起來真有趣的說♪
  黛雅 我們也盡情享受到了秋天呢。
藝術真是太美好啦。
  真羨慕啊! 你們是去美術館了嗎?
  鞠莉 不是哦!
藝術就在我們身邊
散發着耀眼的光芒呢♪
  真的嗎!?
不知道我的身邊有沒有呢~
  黛雅 撼動人心的事物、
內浦的景色和學園偶像
都是藝術的一種呢♪
  善子 聽、聽起來好深奧哦……
  千歌 能撼動人心的就是藝術……原來如此~!
  花丸 千歌,你一直在記什麼呢?
  千歌 啊,被你看到了!?
嘿嘿,其實啊……
  6個人 秋天的新歌~!?
  千歌 嗯!
為了寫歌,我一直和梨子與小曜一起,
尋找秋季的感覺~
  而且! 梨子還寫下了
非常優美的秋季之歌♪
  梨子 哈哈♪
其實還沒完成呢。
  鞠莉 什麼!?
  千歌 哇,抱、抱歉!
我是不是不該擅自做主?
  黛雅 那還用說!
  果南 這麼有趣的事情……
也該加上我們才對吧♪
  千歌 咦……?
  露比 露比和大家也想參加~!
也想一起寫下秋季的歌曲~
  鞠莉 哈哈♪ 鞠莉才不會允許
只有你們三人玩得這麼開心呢♪
我們一起來寫歌吧! 大家齊心協力!
  千歌 真的嗎!? 太棒啦♪
  梨子 太好了呢,千歌!
  千歌 嗯♪ 看來我們有許多享受秋天的方法呢!
吃美味的東西、活動身體、
欣賞美好的事物……
  千歌 聽了大家的話,
我想把自己沒有注意到的秋天
也加入到歌詞之中啦!
  善子 說到秋天的服裝……
墮天使的應該很合適吧?
  用暖色系的漸變色做成服裝,
或許更有秋季的氣息呢♪
  花丸 要是有落葉狀的裙子,
一定會顯得特別溫暖蓬鬆的說!
  善子 你、你們倒是聽我說啊!!
  黛雅 我們的訓練完成得比之前更好了,
或許可以提升一下舞蹈的難度了呢♪
  露比 會有怎樣的歌曲完成呢……
真期待和大家一起歌唱新曲~
  千歌 嘿嘿!
大家再多描述一下自己心中的秋天吧!
我們絕對要完成一首好歌♪