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沼津で雪祭り!
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沼津で雪祭り!
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|---|---|
| 劇情簡介 | |
| 劇情名 | 沼津で雪祭り! |
| 譯名 | 沼津的雪祭! |
| 劇情導航 | |
| 上一章劇情 | 勝手にカウントダウンライブ 由我們作主的跨年演唱會 |
| 下一章劇情 | Aqoursのシャイニー☆生放送 Aqours的Shiny☆直播 |
第1話
1話
| 善子ちゃん、雨乞いの儀式ってやったことある? | |
| えっ……え? いきなり何? | |
| 千歌ちゃん、 まさか千歌ちゃんもそっち系に目覚めたずら……?! | |
| そっち系言うな! | |
| 雨乞いは何度かやったことがあるわ | |
| あるんだ?! | |
| じゃあ雪は? 雪乞いは出来る? | |
| 雪? | |
| な〜に? 千歌、雪降ってほしいの? | |
| ほしい〜! だって今は冬だよ? 春は桜、夏は海、秋は紅葉、そして冬は雪! 日本の四季の代表ワードだよっ! | |
| なのに……なのに! 内浦は今日も昨日も一昨日も、ここ2週間 雨すら降らないぽかぽか陽気だよ〜! 冬なのに! | |
| ついでに言うと、明日も明後日もね 乾燥注意報なら出てるよ | |
| 内浦って、雪があんまり降らないの? | |
| ほとんど降らないよ 降ったとしても、まず積もらないし…… | |
| たまーに思い出したみたいに、雪予報が出る時もあるけど、 実際に降るのは雨なんだよね〜 | |
| マリーはスノーよりナベを推すわ! スキヤキ〜、ヨセナベ〜、トマトナベ〜♪ | |
| すき焼きに1票! | |
| 雪が降らない。結構ではありませんか 積もれば日々の生活に、様々な影響が出ますし 溶けた雪で路面が凍結すれば、事故も増えます | |
| ううっ、それは確かにそうなんだけど…… 人生、1回でいいから 内浦で一面の銀世界を見てみたいって思わない? | |
| じ、人生って | |
| ん〜、本音を言うと、私も憧れるなぁ 真っ白な内浦と冷たそうな黒い海…… いかにも冬景色って感じ! | |
| だよね! | |
| 小さい頃は、冬の朝は雪が積もってないかなって わくわくしながらカーテンを開けてたっけ…… その度に積もってなくて、がっかりしたんだよね | |
| マルも、おっきな雪だるまを作りたいから 雪を降らせてくださいって うちのお寺のご本尊にお願いしたことがあったずら | |
| 効果は? | |
| ……無かったずら きっと神仏に頼ってばかりいないで、自力で頑張ることを 覚えなさいっていうことだったんだと思う | |
| 自力で雪を降らせとは、仏様もなかなか無茶振りするね…… | |
| 仏に出来ぬことでも、ヨハネの手にかかれば造作も無いわ 約束しましょう、千歌 内浦に……雪の雨を降らせることを! | |
| ヨハネ様ぁ〜! | |
| 雪なのか、雨なのか…… | |
| ナベ推しのマリーも、一面スノーワールドな内浦には 興味があるわ。チカッチの切なる願いのために、 マリーも一肌脱ぎましょう! | |
| 鞠莉ちゃん! | |
| 何を企んでいますの? まさか小原家は、 天候を自在に操る技術を持っているのですか? | |
| やーん、そんなに警戒しないで 天気を操るのはさすがに無理だけど、 持ってくることは出来るわ | |
| 持ってくる? どこかから雪を運んでくるってこと? | |
| ザッツライト♪ | |
| うちで経営するホテルには、 積雪の多い地域で営業している所もあるの 除雪した雪を、ここまで運んでもらうのよ! | |
| おお〜っ! 本場雪国の雪を、堪能できるチャンスが! | |
| 雪乞いよりも遥かに現実的ではありますが…… そんなことが可能なのですか? | |
| 人の力で、本当に雪を降らせられるずら?! | |
| ぬうぅ! 人間の技術に負けるわけにはいかないわ どちらが先に内浦を白く染め上げられるか、勝負よ! 鞠莉! | |
| オッケー☆ 今年の内浦は、一味違うカンジになるわね〜♪♪ | |
| ええっと、鞠莉ちゃんの手配で本当に雪が来るとして…… 『雪が来る』なんて表現をする日が 来るとは思わなかったけど……どこに運び込むの? | |
| ん〜……学校? | |
| ブッブー、ですわ そんなことをしたら大騒ぎになってしまいます | |
| ええ〜、みんな喜ぶと思うんだけどなぁ | |
| 千歌ちゃんの家の前の浜辺は? 旅館のお客さんも喜ぶんじゃない? | |
| ああ、それ良いかも! | |
| いや駄目でしょ あの浜辺、千歌の家のものじゃないんだから | |
| ああ、そっか…… ん〜〜〜〜…… | |
| ……あ、そうだ! みんな、ちょっと待ってて! | |
| 千歌ちゃん? | |
| お待たせ〜! 雪の置き場所だけじゃなくて、 使い道までバッチリ決まったよ! | |
| えっ、ほんとに? どこ? 使い道って? | |
| あのね、今度商店街で冬祭りをやるらしいんだけど、 そこでキッズスペースをどんな風にするか 美渡姉が悩んでたのを思い出して | |
| 冬祭り……確かに、そのような催しの案が 出ていると、聞いたことがありますわ | |
| うん。でね、それに鞠莉ちゃんが運んでくれる 雪を使えないかと思って、電話で聞いてみたんだ | |
| そしたら、キッズスペースを盛り上げるのに 使ってもらいたいって! Aqoursプロデュースの キッズスペース、面白そうじゃない!? | |
| 面白そう! せっかくの雪を私達だけで 楽しむのはもったいないしね 雪が珍しいなら、地元の子ども達にも楽しんでもらいたいな | |
| 雪がある地元のお祭りだなんて、 想像しただけでテンション上がる〜! | |
| フェスティバルで使用出来るなら、 ますます気合い入れて集めてこないとね! | |
| 子ども達と雪だるまを作りたいずら〜! | |
| 雪うさぎさんも作りたいなぁ | |
| ヨハネは、鞠莉の雪を待ちつつ、儀式の準備もしよーっと ……祭り当日に、雪のベールが沼津を いえ、静岡を覆うことを、ここに予言するわ! | |
| はしゃぐのは良いですが、キッズスペースを任された以上、 安全に子ども達が楽しめることを考えなければなりませんわよ | |
| そうだね まずは雪を使って、何をやるか考えよう♪ | |
| 楽しみだなぁ、夢の銀世界! |
第1話
| 善子,你舉行過祈雨儀式嗎? | |
| 咦……咦? 你怎麼突然這麼問? | |
| 千歌,難道你也覺醒成那種人了的說……!? | |
| 不准說夜羽是「那種人」! | |
| 夜羽有祈過好幾次雨喔。 | |
| 還真的有啊!? | |
| 那雪呢? 你可以祈雪嗎? | |
| 雪? | |
| 怎麼~? 千歌希望下雪呀? | |
| 希望~! 因為現在可是冬天呀! 春天有櫻花,夏天有大海,秋天有紅葉,然後冬天有白雪! 這可是日本四季的代名詞啊! | |
| 不過……不過! 內浦不管是今天、昨天還是前天,最近這兩個星期都是 連雨也沒下的暖洋洋大晴天~! 現在明明是冬天耶! | |
| 順帶一提,明天和後天也一樣。 倒是有發布乾燥警報。 | |
| 內浦是不是不怎麼下雪啊? | |
| 幾乎不怎麼下~ 就算下,也不到會積雪的程度…… | |
| 雖然新聞偶~爾會像突然想起來似的,來個下雪預報, 但實際下的卻是雨呢~ | |
| 比起雪,鞠莉更推薦吃火鍋喔! 壽喜燒~什錦火鍋~西紅柿鍋~♪ | |
| 投壽喜燒一票! | |
| 不下雪不是也挺好的嗎? 積雪不但會對日常生活造成各種影響, 而且路面因為融雪而結冰的話,還會增加意外事故。 | |
| 嗚,雖然是這樣沒錯…… 但就算一生只有一次也好, 大家不會想看看內浦變成一片銀白世界的模樣嗎? | |
| 竟、竟然說一生…… | |
| 嗯~老實說我也很嚮往呢~ 雪白一片的內浦和冰冷的漆黑大海…… 真的很有冬季景色的感覺! | |
| 沒錯吧! | |
| 小時候,曾經邊想着說不知道冬天早上會不會積雪, 邊滿心期待地拉開窗簾…… 但每次看不到積雪,讓露比好失望呢。 | |
| 小丸也曾經因為想要堆一個大大的雪人, 所以跑去向家裡寺廟的主佛像許願,求他下雪的說。 | |
| 有效嗎? | |
| ……沒效的說。 小丸覺得這一定是佛祖在告訴小丸, 要靠自己的力量努力。 | |
| 靠自己的力量下雪啊,佛祖也很會為難人呢…… | |
| 就算是佛祖辦不到的事,只要我夜羽出馬就能輕鬆搞定的。 千歌,我向你保證。 我保證一定會讓內浦……下起雪之雨! | |
| 夜羽大人~! | |
| 到底是要下雪還是下雨啊…… | |
| 推薦火鍋的鞠莉也對整片Snow World的內浦很感興趣呢。 為了實現千歌歌的強烈心願, 鞠莉也來盡一份心力吧! | |
| 鞠莉! | |
| 你打算幹嘛? 難不成小原家還擁有自由操縱天氣的技術嗎? | |
| 哎呀~戒心別那麼重嘛。 說要操縱天氣那還真是天方夜譚,不過倒是能帶過來喔。 | |
| 帶過來? 意思是要從其他地方送雪過來嗎? | |
| That's right♪ | |
| 我家經營的酒店,有些開在積雪很多的地區。 我打算請他們把鏟掉的雪送到這裡來! | |
| 喔喔~! 居然有機會享受真正雪鄉的雪! | |
| 這樣的確遠比祈雪要實際得多…… 不過這真的辦得到嗎? | |
| 靠人類的力量,真的能讓雪從天空降下來的說!? | |
| 唔! 夜羽怎麼能輸給人類的技術, 就來看誰能先讓內浦染上一片雪白,一決勝負吧! 鞠莉! | |
| OK~☆ 今年的內浦會展現出截然不同的風情呢~♪♪ | |
| 那個……就算在鞠莉的安排下真的送了雪過來…… 雖然我從來沒想過會有說出『送雪過來』的這一天…… 不過到時候要把雪堆到哪裡去呢? | |
| 嗯……學校? | |
| 不行哦~ 要是這麼做的話,會引起很大騷動的。 | |
| 咦~我覺得大家都會很高興的說~ | |
| 千歌家前面的沙灘呢? 這樣旅館的客人也會很高興吧? | |
| 啊,那樣應該不錯! | |
| 不,應該不行吧?那片沙灘又不是千歌她們家的。 | |
| 嗯,也是…… 嗯~~~~ | |
| ……啊,對了! 大家稍等我一下哦! | |
| 千歌? | |
| 讓你們久等了~! 我不只找到了放雪的地方,連雪的用途都想好了! | |
| 咦,真的嗎? 放哪裡? 還有你說的用途是指……? | |
| 就是啊,我想起了最近商店街好像要舉辦冬日祭, 而美渡姐一直在煩惱兒童區應該要設計成什麼風格。 | |
| 冬日祭……確實,我也聽說過有這個活動企劃。 | |
| 嗯,所以呀~ 我就想能不能用鞠莉送來的雪, 所以打電話問了一下。 | |
| 結果我一打,對方就說希望我們能用雪讓兒童區熱鬧起來! 由Aqours打造的兒童區,聽起來不是很有趣嗎!? | |
| 好像很好玩! 特地把雪運過來,如果只有我們享受得到的話也確實蠻浪費的。 既然雪這麼難得一見,的確希望本地的孩子們也能一起來玩。 | |
| 竟然能看到有雪的當地祭典, 光是想象就感覺超興奮~! | |
| 能用在Festival上的話, 那我也得更鼓起幹勁收集更多雪才行呢! | |
| 小丸想和孩子們一起堆雪人的說~! | |
| 露比也想用雪做兔子~ | |
| 在等待鞠莉送雪來的期間,夜羽也來準備儀式吧。 吾在此預言,慶典當日的沼津…… 不,是靜岡將會覆蓋上一層白雪面紗! | |
| 要玩鬧是沒關係,但既然兒童區被託付給我們了, 就必須考量如何讓孩子們安全地玩哦。 | |
| 說得也是。得先想一下,要用雪來做什麼吧♪ | |
| 好期待喔~夢幻的銀白世界! |
第2話
2話
| 雪が到着するまでに、 冬祭りのキッズスペースで何をやるか考えておこう 案がある人は挙手! | |
| 小さい子どもでも楽しめる雪遊びですか…… 雪に触るだけでも、喜びそうではありますが | |
| はいはーいっ! 雪合戦大会をやりたいです! | |
| いいね! 雪遊びの大定番! 子ども達も大はしゃぎ間違い無しだよ! | |
| うーん……ちょっと厳しいんじゃない? 投げ合えるほどの広さが無いのと、 周りのお店や、他の出し物に当たっちゃったらまずいかも | |
| あー、そっかー残念…… | |
| 雪だるま! 雪だるまをたくさん作るずら〜! | |
| 花丸ちゃん、花丸ちゃんの雪だるまに 雪うさぎさん、乗せてもいーい? | |
| もちろん! | |
| 商店街を埋め尽くす、雪だるまと雪うさぎの大群…… なかなか狂気に満ちた光景になりそうね 悪くないわ | |
| そんな怖い雪だるまは作らないずら! | |
| 善子ちゃんは何やりたい? | |
| ヨハネに相応しい玉座を作るわ! 冷たくも……美しくきらめく、白銀の玉座をね! | |
| 雪像かぁ。これも雪遊びの定番ね 私も何か作ってみたいな〜 彫刻はやったことないけど、簡単なものなら…… | |
| 梨子ったら彫刻をやるの? すごいわ! 冬祭りで梨子のアーティスティックセンスが バーニングするのね! | |
| 梨子ちゃんならきっとすごいのを作れるよ! こう……美術室に置いてあるようなやつとか! | |
| 無理! そんなの無理だから〜! | |
| 私達が作ったものを並べる他に、 当日、子ども達にも作ってもらうっていうのはどうかな? | |
| ナイスアイディーア! 作った雪像は、お持ち帰りオッケー☆ にしたら、もっと喜ぶんじゃない? | |
| おうちでも雪が楽しめるなら、ルビィは嬉しいな | |
| まぁ冷凍庫に入れておけば、しばらくは大丈夫かな? | |
| ヨハネの魔力を込めた、雪人形も配布しましょう | |
| 呪いのヨハネ人形ずら? | |
| 誰が呪いよー! | |
| 雪と言えばかまくらも外せないでしょ 中に灯りを置いて、みんなで膝抱えて入る | |
| かまくらいいなぁ あれ、中でお餅焼くんだよね やってみたかったんだぁ、かまくらでお餅 | |
| 特に餅という決まりは無かったと思うけど…… | |
| ルビィったら、自分が楽しむ気満々ね | |
| はうっ | |
| 善子ちゃんこそ、玉座がどうとか言ってたずら | |
| ぬあっ | |
| えーと、今のところ出た案は、 雪像、かまくら……ん? | |
| 『雪の滑り台』……この字は、ダイヤ? | |
| うっ……はい | |
| ……んふふ | |
| なっ、何ですか! | |
| いやぁ、何だかんだ言って、 ダイヤも雪で遊ぶの楽しみなんだなぁって思って こんな端っこに書かないで、堂々と大きく書きなよ | |
| 私まで一緒になって騒いでは収拾がつかないでしょう | |
| 私達といる時くらい、気抜きなって | |
| 滑り台、いいね、楽しそう! 子ども達、絶対喜ぶよ | |
| ……私が小さい頃、やってみたかったことですの | |
| そうなんだ | |
| ええ……毎朝、雪が無いことにがっかりしていたのは、 ルビィだけではありませんのよ | |
| ほわー! 雪だー! 本物の雪だあああ!! | |
| すっごーい! 真っ白だー! がっつり足が沈むー! | |
| ひゃ――――!! | |
| 千歌ちゃん、曜ちゃん、 そんなに走り回ったら転んじゃうよ | |
| うわっ! | |
| うは―――っ!! 転んでも痛くな――い! | |
| 転ぶと冷た――い! 本物の雪だあ――!! | |
| 2人とも、犬みたいなはしゃぎようだね | |
| ピギッ、冷たい…… はー、はー…… | |
| ルビィちゃん、指真っ赤ずら! | |
| 何で手袋しないのよ | |
| だ、だって、せっかくの雪なんだもん 手袋したらもったいない気がして…… | |
| 馬鹿言ってないでつけなさい、ホラ | |
| 驚きましたわ こんなにたくさんの雪を…… 本当に持ってこられたんですのね | |
| 当然☆ マリーに二言は無くってよ♪ | |
| よーし、それじゃさっそく準備を始めよう! 今日は大仕事になるからね みんな、覚悟はいーい? | |
| おお――――!! |
第2話
| 在雪送來以前,我們先想想要在冬日祭的兒童區做些什麼吧。 有想法的人舉手! | |
| 讓小朋友們也能開心玩雪的遊戲嗎…… 我想光是能摸到雪,他們就會很開心了…… | |
| 我有我有~! 我想要舉辦打雪仗大賽! | |
| 不錯耶! 這是玩雪時必玩的遊戲! 小朋友們也一定會很興奮的! | |
| 嗯……要打雪仗應該有點難吧? 那裡沒有寬敞到能夠互丟雪球, 而且要是砸到周圍店家或其他展示品,那就不好了。 | |
| 啊~這樣呀~好可惜…… | |
| 雪人!要堆一大堆的雪人的說~! | |
| 花丸,露比可以把雪兔子擺在花丸的雪人身上嗎~? | |
| 當然可以! | |
| 將整個商店街埋沒,一大片的雪人和雪兔…… 看樣子會是個很瘋狂的景象呢,這樣也不錯。 | |
| 小丸才不會做出那麼可怕的雪人的說! | |
| 善子想要用雪做什麼? | |
| 我要做一個與夜羽相襯的寶座! 冰冷……又美麗耀眼的白銀寶座! | |
| 雪雕啊~這也是玩雪時的必玩項目呢。 我也好想試着做個什麼看看呢~ 雖然我沒有雕刻過,但如果是簡單的東西的話…… | |
| 梨子要雕刻嗎?真是厲害! 梨子的Artistic Sense要在冬天的祭典上Burning是吧! | |
| 梨子一定可以做出很棒的作品! 就像……擺在美術室的那些一樣! | |
| 不可能! 我不可能做得出那麼專業的啦~! | |
| 除了展出我們的作品,當天也讓小朋友們一起動手做怎麼樣? | |
| Nice idea! 做出來的雪雕也可以帶回去☆ 這樣大家會更高興吧? | |
| 如果在家裡也能享受到玩雪的樂趣,露比會很開心~ | |
| 嗯,只要放進冷凍庫的話,應該可以撐一陣子吧。 | |
| 再發個注入了夜羽魔力的雪人偶吧。 | |
| 加了詛咒的夜羽人偶的說? | |
| 誰說詛咒啦~! | |
| 說到雪的話,可別忘了還有雪窯洞哦! 在裡面放盞燈,大家一起屈膝擠在裡面。 | |
| 雪窯洞很棒耶~還會在裡面烤年糕對吧? 好想試試看喔~在雪窯洞裡烤年糕。 | |
| 我想應該沒有特別規定要烤年糕啦…… | |
| 露比真是的,一副要自己享受的樣子。 | |
| 啊嗚…… | |
| 善子不也也提到寶座怎樣怎樣的說。 | |
| 唔! | |
| 我看看~目前的提案有雪雕、雪窯洞……嗯? | |
| 『雪滑梯』,看這個筆跡……是黛雅寫的? | |
| 唔……是的。 | |
| 呵呵。 | |
| 有、有什麼問題嗎! | |
| 沒有啦~只是覺得說了那麼多,原來黛雅也挺期待玩雪的呢~ 不要寫在這種小角落,光明正大地寫出來吧! | |
| 要是連我都跟着起鬨,場面會一發不可收拾的吧。 | |
| 至少和我們在一起的時候就放鬆點吧。 | |
| 滑梯感覺不錯啊,應該會很好玩! 小朋友們一定會很開心的! | |
| ……因為我小時候一直都很想玩玩看。 | |
| 原來是這樣啊。 | |
| 是啊……每天早上因為看不到雪而沮喪的人, 可不是只有露比哦。 | |
| 哇~! 是雪~! 是真正的雪~~~! | |
| 好~厲害! 一片雪白~! 腳整個陷進去了~! | |
| 呀~~~~!! | |
| 千歌、小曜,那樣跑來跑去會跌倒的哦。 | |
| 嗚哇!! | |
| 啊~~~!! 跌倒也不會痛~~! | |
| 跌倒後覺得好冰~~! 是真正的雪~~!! | |
| 你們兩個興奮的模樣簡直就像小狗一樣呢。 | |
| 呀,好冰…… 呼、呼…… | |
| 露比,你的手指紅通通的說! | |
| 你為什麼不戴手套啊。 | |
| 因、因為難得可以碰到雪嘛。 總覺得戴上手套有點可惜…… | |
| 別說傻話了,快點戴上手套!來,這給你。 | |
| 真讓人驚訝。 這麼多的雪……竟然真的運來這裡了。 | |
| 當然☆ 鞠莉可是說到做到的♪ | |
| 好~那我們就趕快開始準備吧! 今天可是大工程~ 大家,做好心理準備了嗎~? | |
| 嗯~~~~!! |
第3話
3話
| しょりしょりしょり〜 雪を削る時の、この何とも言えない手応え…… 癖になりそう…… | |
| 雪像作りか〜。こんなふうに雪を削れる日が来るなんて 思わなかったよ。美術の授業で版画の板を 削ったくらいしかしたことなかったのに | |
| 私もよ。ちゃんと完成させられるか不安だけど、 こうして自分の手で形が出来上がっていくのは楽しいわ | |
| 梨子ちゃんは何作ってるの? | |
| 鳥を作ってみようと思って 羽を広げた感じの? | |
| すごーい! でも、難しくない? | |
| うん。羽ばたく時の躍動感が ちゃんと出せるかどうか…… それに、羽が折れちゃわないように慎重にやらないと | |
| 曜ちゃんのそれは……船? | |
| うん! パパの船のミニチュア版♪ 細かいとこが多くて大変だけど、 船愛スピリットに懸けて、最高の船を作り上げるよ! | |
| うふふっ。完成が楽しみだね 千歌ちゃんは? 何を作ってるの? | |
| みかん! | |
| 本当にみかんが好きね、千歌ちゃん | |
| んーでも、みかんの割には形が…… やけに、細長いというか | |
| ふっふっふ。さては2人とも みかんと聞いて、普通のみかんを想像しているんだね? | |
| 普通じゃないの? ……珍しい品種のみかんとか? | |
| これは! みかんはみかんでも…… 房の状態のみかんなのです! | |
| まさかの房! | |
| 柔らかい房に寄る、しわの1つ1つまで繊細に表現し 白く冷たい雪に、甘くジューシーなみかんの命を吹き込む! | |
| みかん愛者として、私はこの雪の塊を みかんとして生まれ変わらせねばならぬのです! | |
| すごい情熱…… | |
| 千歌ちゃんの背後に、みかん色の炎が見えるようだわ でも千歌ちゃん、ちょっと力入れ過ぎじゃない? 壊れちゃうよ | |
| 大丈夫大丈夫! みかんはそんなにヤワじゃ…… | |
| ……あっ! | |
| あっ | |
| ああ……だから言ったのに…… | |
| 雪の滑り台…高さはこのくらいでしょうか | |
| んー、もう少し高い方が滑りごたえが出るんじゃない? もうちょい雪積んでみよう | |
| よい、しょっと! | |
| ぐっ…あ…はぁ、雪がこんなに重たいものだとは 思いませんでしたわ……雪国の方々は冬が来るたびに これほどの重労働を強いられているのですね | |
| そうだねぇ。家の前に何メートルも 積もったとかニュースで聞くし…… 体力の無い人や、お年寄りにはかなりきつい作業だろうね | |
| ふんっ、ぬぬぬ……はぁ、はぁ、はぁ | |
| だらしないぞ〜、ダイヤ ほら、もうすぐ完成だよ! ファイトファイト! | |
| 果南さん……私より動いているはずなのに、 何故息切れすらしていないのですか…… | |
| ワーオ☆ スノーマウンテンスライダーの完成ね〜! | |
| いえ、まだ…… 鞠莉さん、今まで何処に行っていたのです? | |
| みんなの進捗状況をチェックして回っていたのよ〜♪ それより、ちょっと滑ってみても良いかしら? 良いわよね! | |
| チェックと言いつつ、遊んで回ってたな、絶対…… | |
| レッツ、スライディーング♪♪ | |
| ワオッ!? | |
| 鞠莉さん?! | |
| どうしたの?! | |
| あ、足がいきなり沈んで…… うう、抜けないっ…… | |
| うわっ、陥没しちゃってる! よく固めたつもりだったけど、甘かったのかな…… | |
| このまま気付かず子ども達を滑らせたら 事故になっちゃったかも。鞠莉〜、お手柄だよ! | |
| 安全を追求するために自らを危険に晒す…… 鞠莉さん、あなたがそれほどの熱意を持って 冬祭りに臨もうとしているとは気付きませんでしたわ! | |
| ンン〜ン、褒めてくれるのはとっても嬉しいんだけど、 そろそろ……ヘルプ! ヘルプミー! | |
| 出来た! かまくら3個目、完成! | |
| 定員1人のミニサイズだけど、 まぁこれはこれで、いいんじゃない? | |
| 次はもう少し大きいサイズ作ってみようよ 3人くらい入れるサイズの! | |
| その前に、ちょっと休憩しよう? 疲れたずら〜 | |
| そうね。さすがに腕がだるいわ…… ちょうどかまくら3つあるし、ここ入って休みましょ | |
| わーい♪ お邪魔しま〜す | |
| 誰もいないでしょうが | |
| えへへ……何だか狭くて落ち着く…… | |
| 不思議な安心感ずら | |
| そういえば…… 何で『かまくら』っていう名前なのかな | |
| 色々説があるらしいけど…… 小正月に行われる、水神様をお祀りする行事のことを 『かまくら』っていうらしいずら | |
| 人が入れるくらいの大きさに雪を固めて、 中をくり抜いて、そこに祭壇を作るんだって | |
| へえ。ということは、今こうしてかまくらの中にいる私達は 神、ということになるのかしら? 確かに、体内に魔力が満ちてくる感覚があるわ…… | |
| それは気のせいずら | |
| そうだ 魔力のみなぎる今の状態で雪乞いをやれば、 良い結果が呼べるはずだわ | |
| 地面に魔法陣を描いて〜、ロウソクに火を灯して〜 ふふ、いつどんな儀式でも行えるように、 道具一式持ち歩いていて良かったわ♪ | |
| 善子ちゃん、ロウソクなんてつけて大丈夫? かまくら溶けない? | |
| このくらいで溶けるわけないでしょ さぁ、始めるわよ〜! 『雪の精霊よ、凍てつく白き花弁をこの地に降らせ給え』! | |
| あっ、善子ちゃん、天井溶けてるっ | |
| え? ……どわーっ?! | |
| 善子ちゃーん! | |
| 遅かったずら……大丈夫? 善子ちゃん | |
| 雪乞いはしたけど、こんな降り方は、嫌! |
第3話
| 削削削~ 把雪削下來時,這種難以言喻的手感…… 感覺會上癮…… | |
| 製作雪雕啊……從來沒想過有一天會像這樣拿雪來做雕刻, 以前頂多只有在美術課雕過版畫而已。 | |
| 我也是。雖然很擔心沒法順利完成, 但可以像這樣親手雕塑出形狀還是很有趣的。 | |
| 梨子在雕什麼呢? | |
| 我想要做一隻鳥,像是正在展翅翱翔時的感覺吧。 | |
| 好厲害~! 但是,不會很難嗎? | |
| 嗯,不知道能不能好好雕刻出展翅時的躍動感…… 而且還得小心留意別讓翅膀折斷了。 | |
| 小曜在雕的是……船? | |
| 沒錯! 是爸爸的船的縮小版♪ 雖然細微的部分有點多,所以雕起來很辛苦, 但賭上對船的熱愛,我絕對會做出一艘最棒的船! | |
| 呵呵,真期待看到成品。 千歌呢? 你在雕什麼呢? | |
| 橘子! | |
| 千歌真的很喜歡橘子呢。 | |
| 嗯~可是說到橘子…… 現在這個形狀……好像有點細長? | |
| 哼哼哼。 你們兩個聽到橘子,都聯想到了普通的橘子對吧? | |
| 不是普通的橘子嗎? ……難道是稀有品種的橘子? | |
| 這個! 雖然說是橘子……但是是橘子的橘瓣! | |
| 居然是橘瓣! | |
| 仔細刻劃出緊貼軟嫩橘瓣的每一道皺褶, 讓甘甜多汁的橘子在冰冷白皙的雪上栩栩如生地誕生! | |
| 身為深愛橘子之人,我必須讓這個雪塊, 以橘子的形象重生於世人眼前! | |
| 好熱血…… | |
| 總覺得能看見千歌的背後,有團橘子色的火焰在燃燒呢。 千歌,你是不是有點太用力了?雪雕會塌掉哦。 | |
| 別擔心別擔心! 橘子才沒有那麼脆…… | |
| ……啊! | |
| 啊。 | |
| 啊……所以我不是說了嗎…… | |
| 雪滑梯……大概是像這樣的高度嗎? | |
| 嗯~再高一點溜起來才比較心情舒暢吧? 再多堆一些雪吧。 | |
| 嘿咻~! | |
| 呼……呼……沒想到雪竟然這麼重…… 原來雪鄉的人每逢冬季,都必須做這麼辛苦的粗活呢。 | |
| 是啊,新聞也報導過有些人的家門前積雪深達幾米…… 對沒有體力或上了年紀的人來說,應該很辛苦吧。 | |
| 呼~嗚嗚嗚……呼、呼、呼…… | |
| 別拖拖拉拉的~黛雅。 來,再差一點就完成了! 加油加油! | |
| 果南…… 你的活動量明明比我大,為什麼還能臉不紅氣不喘…… | |
| Wow~☆ Snow Mountain Slide完成了呢~! | |
| 不,還沒…… 鞠莉,你之前跑哪去了啊? | |
| 我去巡視確認大家的進度呀~♪ 比起這個,我能試滑看看嗎? 可以的吧! | |
| 說是確認,絕對是到處去玩了…… | |
| Let's sliding♪♪ | |
| Wow!? | |
| 鞠莉!? | |
| 怎麼了!? | |
| 腳、腳突然陷進去了…… 嗚~拔不出來…… | |
| 哇,整個都陷下去了! 還以為已經弄得很堅固了,太掉以輕心了嗎…… | |
| 如果沒有事先察覺就這樣讓小朋友們上去滑了的話, 說不定會發生意外。鞠莉~你立了大功呢! | |
| 為了追求大家的安全,不惜讓自己暴露在危險之中…… 鞠莉,我竟然沒發覺原來你是懷抱着如此熱切的心意, 來迎接這個冬日祭的! | |
| 嗯~被你們稱讚是很讓我高興啦,但也差不多該…… Help!Help me! | |
| 完成了! 第3個雪窯洞,做好了! | |
| 雖然是只能容納1個人的迷你雪窯洞, 不過這樣也挺不錯的吧? | |
| 接下來做個稍微大一點的吧。 做個可以容納3個人的! | |
| 在那之前,我們先稍微休息一下吧? 好累的說~ | |
| 說得也是。手的確挺酸的…… 反正剛好有3個雪窯洞,我們就進去休息吧。 | |
| 哇~♪ 打擾了~ | |
| 裡面又沒有人在。 | |
| 嘿嘿……裡面窄窄的莫名地感覺很心情平靜…… | |
| 有種不可思議的安心感的說。 | |
| 話說回來……為什麼會叫做『雪窯洞』呢? | |
| 雖然有很多種說法…… 不過在每年一月十五日舉行的祭祀水神大人的祭典, 聽說就是叫做『雪窯洞』的說。 | |
| 會用雪堆成足以讓人進去的大小, 再把中間挖空,並在裡面建造祭壇。 | |
| 哦~也就是說,像現在這樣待在雪窯洞裡面的我們就是神嘍? 我確實感覺到體內充滿了魔力…… | |
| 那是錯覺的啦。 | |
| 對了,以現在這個充滿魔力的狀態祈雪的話, 一定能招來好結果的。 | |
| 在地上畫個魔法陣~點上蠟燭~ 呵呵,幸好我為了能隨時舉行各種儀式, 總會隨身攜帶一整套的道具♪ | |
| 善子,你點蠟燭不要緊嗎? 雪窯洞不會融化嗎? | |
| 怎麼可能因為這點小火就融化。 好,要開始啦~! 『雪之精靈呀,讓凍結的白色花瓣降臨此地吧!』 | |
| 啊,善子,天花板融化了。 | |
| 咦…… 哇啊啊~!? | |
| 善子~! | |
| 來不及了的說……善子,你沒事吧? | |
| 我雖然是在祈雪,但這種下法……我不想要啊! |
第4話
4話
| いよいよ今日は、冬祭り本番! お客さん、いっぱい来るかな? | |
| 来るでしょ〜 準備中も見物に来た人結構いたし | |
| 多分、話題性じゃ冬祭りの中で 一番なんじゃないかしら | |
| よかった 溶けてしまっていないか心配でしたが、大丈夫のようですわね | |
| 滑り台、おっきいずら〜! | |
| 角度の違う斜面が組み合わさっているのね なかなか凝ってるじゃない | |
| ただ山の形に盛るだけじゃ芸が無いと思ってね あれこれ試行錯誤してこうなったんだ 鞠莉のお陰で、強度もバッチリだよ | |
| 体を張った甲斐があったわ♪ | |
| すご〜い、ルビィも滑ってみたい…… | |
| あっ、時間だ 沼津冬祭り、スタート〜ッ♪ | |
| ……あっ、写真撮りますか? じゃあ私、カメラ持ちますね! 好きな雪像の前へどうぞ〜 ……あっ、その雪像はそら豆じゃないんです。みかんです | |
| 千歌ちゃん、すっかりカメラ係だね | |
| 来てくれる人のほとんどが 雪像の前で撮っていってくれるものね | |
| それにしても、梨子ちゃんの作った鳥! すごいよ、ほんとに今にも飛び立ちそう さすが梨子ちゃん! | |
| そ、そんな……曜ちゃんだって 船難しいって言ってたのに、すごくリアルに出来てるよ 一番写真撮られてるんじゃない? | |
| えっへへへ、そうかな? ありがとう パパにも写真送ったんだけど、 「本物そっくりだ」って返事が来たよ | |
| 千歌ちゃんのみかんも、 壊れちゃった時はどうなるかと思ったけど、 無事完成してよかったよね | |
| 落ち込むかと思ったら、むしろ壊れたことで、 かえって創作魂に火がついて、量産し始めたもんね | |
| 雪だるまと雪うさぎも可愛くて人気だし…… 善子ちゃんが作った雪の椅子も、 みんな座る時に色んなポーズ取ってて楽しそう | |
| 今日のことが、 町の人達の思い出に残ってくれたら、嬉しいね | |
| あ、その丸いのは大福じゃないんです。みかんです | |
| はーい、滑り台やりたい子は、こっちに並んでね 順番だよ | |
| 大盛況ね〜 ファンタスティックスリリングスノーマウンテンスライダー! | |
| 何ですか? その仰々しい名前は | |
| マリー達の汗と涙の結晶よ! 3人の力で作り上げた、いわば私達の子ども! そんな愛しの我が子が、ノーネームなんて悲し過ぎるわ! | |
| 正直あまりセンスが良いとは言えませんし、 涙は流していませんし、 作業の9割は私と果南さんがやりました | |
| ダイヤ……肝心なのはセンスや作業量じゃない、 そこに込めた想いの強さよ | |
| シリアスに決めても、サボった事実は消えませんわよ 鞠莉さん! | |
| おーい、滑るよ〜! | |
| あ、はい! どうぞ、って、果南さん?! | |
| そりゃ――!! | |
| あっはははー☆ グレイトな滑りっぷりね、果南! | |
| びっくりしましたわ、 子どもと一緒に滑ってくるなんて | |
| あれあれ? ダイヤ、うらやましいの? | |
| え?! べ、別にうらやましくなど…… | |
| ダイヤ〜、 次の子が一緒に滑ってほしそうにしてるわよ〜 | |
| 待たせちゃ大変だ! ほら、ダイヤ、行った行った! | |
| ちょっ、ちょっと、押さないでくださいっ | |
| もうちょっとで焼けるからね。待っててね | |
| ルビィちゃーん、 お餅に巻く海苔が無くなりそうずら | |
| リュックの中にまだあるから大丈夫だよ | |
| 七輪とお餅を出してきた時は、まさかと思ったけど…… どんだけやりたかったのよ、『かまくらでお餅』 | |
| だってこれを逃したら、 もう一生出来ないんじゃないかと思って…… 本当はかまくらの中で焼きたかったけど…… | |
| ま、中で七輪焚いても、耐えられるような規模の かまくらは作れなかったしね 焼いたお餅を持って、かまくらに入るのが精一杯か | |
| あっ、膨らんだ! じゃあ海苔でくるんで、お醤油をたらして…… はい、熱いから気を付けて食べてね | |
| はう……こんがりお醤油餅の良い匂いずら…… お腹空いた…… | |
| 全く…… ずら丸のお腹はホイホイ食べ物に釣られるんだから〜 | |
| あっ…… | |
| ふふふふふ | |
| にやにやするなーっ! | |
| 終わっちゃったね〜、冬祭り あっという間だったなぁ | |
| 結局、雪は降らなかったみたいだね | |
| ぐぬぬぬ……降ってほしい時に限って 何も降らないんだから〜…… | |
| 内浦で雪のイベントが出来たなんて…… きっと後世に語り継がれますわ | |
| それはさすがに大げさな気が…… | |
| そうでもないかもよ? 新聞社の人や、市役所の人とかも来てたから その内新聞に載るんじゃないかしら | |
| 何ですって? いつの間に? | |
| 安心して マリーがちゃあんと対応しておいたから♪ | |
| 何だろう……素直に安心出来ない…… | |
| 雪、あとはもう溶けて無くなるだけなんだよね…… | |
| そうだね……お祭りも終わっちゃったし 何だか寂しいずら…… | |
| ……ねぇ、片づけちゃう前に、みんなで遊ぼう! 無くなっちゃう前に、思い出作ろう! | |
| そうだね! もうお客さんは来ないし、 私達だけで最後にパーッと楽しもう♪ | |
| ルビィちゃん、滑り台やる? やりたいって言ってたでしょ | |
| うん! やる! | |
| また雪遊び、出来たらいいね 今度はもっと広いところで | |
| きっとまた出来るよ! そしたら今度こそ、雪合戦大会やろう! |
第4話
| 今天就是冬日祭了! 不知道會不會有很多客人來? | |
| 一定會的~還在準備的時候就有挺多人來看了。 | |
| 說起來,我們準備的這些雪, 應該是冬天的祭典中最具話題性的吧。 | |
| 太好了。 我本來還很擔心雪會不會融化,現在看來應該沒問題。 | |
| 滑梯,好大的說~! | |
| 這個溜滑梯是用各種不同角度的斜面組合而成的呢。 下了挺大一番功夫的嘛。 | |
| 畢竟只是堆出一座山的話,好像有點無趣嘛。 經過各式各樣的嘗試後,最後才做出了這樣的成品。 多虧了鞠莉,穩固性也很有保障。 | |
| 賭上性命親身測試也值了♪ | |
| 好棒啊~露比也想滑滑看…… | |
| 啊,時間到了。 沼津的冬日祭,現在開始~♪ | |
| ……啊,要拍照嗎?那我來幫忙拿相機! 請站到喜歡的雪雕前面~ ……啊,那個雪雕不是蠶豆,是橘子。 | |
| 千歌完全變成負責拍照的人了。 | |
| 會走過來欣賞的人,大多都想在雪雕前面拍照留念呢。 | |
| 話說回來,梨子你做的那隻鳥! 做得超棒,好像真的馬上就要飛走的樣子。 真不愧是梨子! | |
| 沒、沒有啦…… 小曜才是,明明說船很難雕,但做出來的成品卻相當逼真呢。 應該是最多人拍的作品吧? | |
| 嘿嘿,是嗎? 謝謝。 我也有傳照片給爸爸看,他回我說「跟真的船一樣」呢。 | |
| 千歌的橘子也是。 當初塌掉的時候還想說不知道會怎麼樣, 最後能順利完成真是太好了。 | |
| 就在我想說她該不會因此沮喪吧的時候, 她反而因為雪雕塌掉而點燃了創作之魂, 甚至開始量產了呢。 | |
| 雪人跟雪兔也很可愛,很受歡迎。 善子做的雪椅也是, 大家坐上去的時候也會擺出各種姿勢,看起來很開心呢。 | |
| 如果今天的慶典能留在城鎮居民的回憶中,那就太好了。 | |
| 啊,那個圓圓的雪雕不是大福,是橘子。 | |
| 來~想滑滑梯的小朋友,到這邊排隊~ 要按照順序來哦。 | |
| 盛況空前呢~ Fantastic Thrilling Snow Mountain Slide! | |
| 那是什麼誇張的名字? | |
| 那可是鞠莉和大家汗水與淚水的結晶呢! 由我們3個人齊心協力完成,也可以說是我們的孩子! 這麼惹人憐愛的孩子,如果沒有名字的話也太哀傷了吧! | |
| 老實說這取名字的品味不太好啊, 我們也沒有流淚, 而且製作時有九成都是我跟果南同學完成的。 | |
| 黛雅……重要的不是品味,也不是實際做了多少事, 而是灌注了多強烈的心意啊。 | |
| 即使搬出一套正經八百的論調, 你偷懶的事實依然不會改變的,鞠莉! | |
| 餵~要滑了哦~! | |
| 啊,好的! 請吧……果南!? | |
| 嘿~~!! | |
| 啊哈哈哈~☆ 你滑下來的模樣真是Great呢,果南! | |
| 嚇我一跳,沒想到你竟然會跟小孩子一起滑下來。 | |
| 哎呦哎喲~黛雅,你該不會是很羨慕吧? | |
| 什麼!? 我、我才不羨慕…… | |
| 黛雅~接下來的這位小朋友好像想跟你一起滑喔~ | |
| 讓小朋友等太久就不好了! 好了,黛雅,快去快去! | |
| 等、等一下,請不要推我。 | |
| 再烤一下就好了哦~再等一下下。 | |
| 露比~卷年糕的海苔好像快要用完了的說。 | |
| 背包裡面還有,沒問題的。 | |
| 當你拿出炭爐跟年糕,我就在想該不會…… 你到底是有多想體驗『在雪窯洞裡烤年糕』啊。 | |
| 因為要是錯過這次,可能就一輩子都沒有機會體驗了…… 其實露比更想直接在雪窯洞裡烤年糕…… | |
| 不過,畢竟我們沒辦法蓋出能夠承受炭爐高溫的雪窯洞。 頂多只能帶着烤好的年糕進到雪窯洞裡吃吧…… | |
| 啊,膨脹起來了! 用海苔捲起來,再淋上醬油…… 給你!還很燙,吃的時候要小心哦。 | |
| 嗚……是焦黃醬油年糕的香味的說…… 肚子好餓…… | |
| 真是的…… 咱丸的肚子總會傻呼呼地被食物誘惑呢~ | |
| 啊…… | |
| 呵呵呵呵呵~ | |
| 不准偷笑~! | |
| 這樣就結束了呢~冬日祭。 時間真的過得好快啊~ | |
| 結果還是沒下雪呢。 | |
| 唔……越是希望它下的時候,越是什麼都不下…… | |
| 不過沒想到我們真的在內浦辦了場有雪的活動…… 這次的活動一定能流傳到後世吧。 | |
| 那也太誇張了…… | |
| 也算不上誇張吧? 既然報社跟市役所的人都有來, 再過一段時間應該會看到相關報導才對吧。 | |
| 你說什麼?什麼時候的事? | |
| 你放心,鞠莉已經好~好地協助完採訪了♪ | |
| 總覺得……沒辦法真的安下心來…… | |
| 雪,再過不久就會融化然後消失不見了吧…… | |
| 是啊……慶典也結束了,總覺得好寂寞的說…… | |
| ……我說,在收拾之前,大家一起來玩一會兒吧! 在雪完全融完之前,來留下一些回憶! | |
| 說得也是! 反正也沒有客人會過來了,最後我們就自己玩個痛快吧♪ | |
| 露比,要玩滑梯嗎? 你不是說很想試試看嗎? | |
| 嗯! 露比要滑! | |
| 真希望還能再玩到雪~下次想在更寬廣的地方玩。 | |
| 一定還可以玩到的! 然後下次一定要舉辦打雪仗大賽! |








