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結成！劇団Aqours
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|---|---|
| 劇情簡介 | |
| 劇情名 | 結成！劇団Aqours |
| 譯名 | 成立！劇團Aqours |
| 劇情導航 | |
| 上一章劇情 | 船上のスクールアイドル 船上的學院偶像 |
| 下一章劇情 | 春だ、海だ、イベントだ〜☆ 春天、大海、活動啦~☆ |
第1話
1話
 花丸 |
はあ…… |
 ルビィ |
花丸ちゃん、どうしたの？ 朝からずっと元気ないけど ……もしかして具合が悪い？ |
 善子 |
そういえば、お昼もあんまり食べてなかったわね ハッ！ もしやこれは世界の終末が訪れる前兆……？！ |
 千歌 |
えええ！ だ、大丈夫？！ 保健室行く？！ |
 ダイヤ |
無理はいけませんわ 悪化しないうちに帰ってお休みになった方が よろしいのではありませんか？ |
| 花丸 |
ああっ、ち、違うよ！ 具合が悪いわけでも、世界の終末が来るわけでもないずら！ |
| ルビィ |
じゃあ…… 何かつらいことがあった……とか？ |
| 花丸 |
つらいというか…… 前に、うちのお寺で豆まき大会したの、覚えてる？ |
 曜 |
幼稚園の子たちと一緒にやったやつだよね？ 覚えてるよ〜！ すごく楽しかった！ |
 梨子 |
みんなの鬼、迫真の演技だったよね またお寺で何かイベントをやるの？ |
| 千歌 |
そうなの？ あ、じゃあ、またみんなでお手伝いにいくよ！ 何でも言って♪ |
| ダイヤ |
千歌さんったら、 また勝手にそんなことを…… |
 鞠莉 |
いーじゃないの♪ 私は賛成よ パワフルなチビッコ達の相手もなかなか楽しいし♪ |
| 花丸 |
ありがとう。実はそうなんだ 豆まきがすっごく好評だったから、 ぜひまた何かって幼稚園の先生方が言ってくれて |
| 花丸 |
今度は朗読会をすることになったずら |
| ルビィ |
朗読会かぁ。すごい！ 花丸ちゃんにぴったりのイベントだね |
| 花丸 |
うん。マルもすごく楽しみで、 朗読会で読む本、張り切って選んだんだけど |
| 花丸 |
マルがおすすめしたの、 全部却下されちゃったずら…全部…… |
 千歌,ルビィ |
え――！！ |
| 鞠莉 |
Oh〜、それはザンネン 全部却下なんてずいぶん厳しいジャッジだわ〜 |
| 善子 |
あー……、なーんか分かる気がする…… また難しい本選んだんじゃないの？ |
| 花丸 |
そんなことないずら！ |
| 梨子 |
ちなみに、どんな本を選んだの？ |
| 花丸 |
えっと、まずシェイクスピアの「ハムレット」と、 それから「古事記」と…… |
 果南 |
そ、それは… 幼稚園児が楽しめる本なの？ |
| 善子 |
寝るわよ、 絶対寝るわよそれ |
| 花丸 |
みんなには豊かな感性を育んで欲しいずら 小さい頃から文学の名作に触れることは 無駄ではないずら！！ |
| 千歌 |
た、確かに……！ お腹の中にいる赤ちゃんに クラシック音楽聴かせるといいとか、聞いたことあるよ！ |
| 梨子 |
納得しちゃうの？！ うーん、花丸ちゃんの言うことも分かるけど、 もうちょっと子供向けの本がいいんじゃないかなぁ |
| 曜 |
内容も短い方がいいかもね っていうと、やっぱり絵本か |
| 花丸 |
昔話ずら？ そういえばうちに 古今東西の民話や伝承を集めた本があったような…… 帰ったらさっそく探してみよう！ |
| 善子 |
マイナーな話選んだらまた却下されるわよ |
| 千歌 |
絵本かぁ〜、懐かしいなぁ 幼稚園の頃、よく先生に読んでもらったよ 好きな本は取り合いになるからボロボロで |
| 曜 |
人気の絵本は劇にして おゆうぎ会で発表〜なんてこともあったっけ どういうわけか同じ役が何人もいたりしてさ〜 |
| 千歌 |
……劇…… |
| 曜 |
ん？ |
| 千歌 |
私たちで絵本の内容を劇にするっていうのはどうかな？ きっと面白いし、喜んでもらえると思うんだ！ |
| 花丸 |
げき……？ |
| 千歌 |
ナレーションを付ければ、 朗読っていう部分もクリアできるし……どうかな……？ |
| 花丸 |
うん、うん！ すごくいいと思う！ マル、全然思いつかなかった…… 劇かぁ、すっごく楽しそうずら！ |
| ルビィ |
ほ、ほんとにやるの？ 出来るかなぁ…… |
| 梨子 |
勝手に決めちゃっていいのかな？ 幼稚園の人にも確認した方が…… |
| 果南 |
まぁまぁ、後でいいんじゃない？ 準備はこっちがするんだし、だめとは言わないでしょ で、何の話をやるの？ |
| 善子 |
フッ、何なら私が脚本を書いてあげてもいいわよ？ このヨハネ誕生から堕天までの、美しく壮絶な顛末を いとけない人の子たちに聞かせてあげようじゃない！ |
| ルビィ |
怖い話はやだよぉ？ |
| 梨子 |
お願いだから子供に聞かせられる話にして…… |
| 鞠莉 |
馬が必要なら遠慮なく言ってね 行きつけの乗馬クラブに頼んで貸してもらうから♪ |
| ダイヤ |
馬？ そんなもの一体何に使うんですの？ |
| 鞠莉 |
童話や昔話には必須でしょ？ カトーアラタメである！ ヒカエオロー！ っていいながら 海岸線を颯爽と駆け抜けるシーンがあるじゃなーい♪ |
| 果南 |
それは昔話っていうより時代劇だし、 何か色々混じってるし |
| 千歌 |
有名で、キャラクターもたくさん出て、 盛り上がるタイプのお話がいいんじゃないかな 正義の味方が悪いやつをやっつける！ みたいな？ |
| 花丸 |
勧善懲悪ものかぁ。確かに、分かりやすいテーマだから、 子供たちも受け入れやすいかもしれないずら そういうお話は……あ、桃太郎とか？ |
| 曜 |
桃太郎！ いいんじゃない？ それでいこうよ！ |
| 花丸 |
じゃあ桃太郎に決定ずら〜♪ |
| 梨子 |
登場人物は桃太郎とお供の犬、猿、キジ…… …キジって何て鳴くの……？ |
| ダイヤ |
分からないなら調べればよいのですわ 丁度明日は休日ですし、みんなで動物園に行って、 本物を観察してくるというのはどうでしょう？ |
| 千歌 |
おおーっ！ 動物園！ 行きたーい！ |
| 鞠莉 |
ノリノリねぇ、ダイヤ |
| ダイヤ |
やると決めたからにはとことんやります 劇団Aqours、始動ですわ！ |
| 8人 |
おー！！ |
第1話
| 花丸 |
哈…… |
| 露比 |
花丸，怎麼啦？ 你從早上開始就一直沒什麼精神 ……難道是身體不舒服嗎？ |
| 善子 |
話說，你的午飯也沒怎麼吃啊 啊！ 難道說，這是世界終結的前兆……？！ |
| 千歌 |
哎哎哎！ 沒、沒事吧？！ 要不去趟醫務室吧？！ |
| 黛雅 |
可不能勉強自己哦 趁病情還沒有惡化快點回家休息 比較好吧？ |
| 花丸 |
啊啊，不、不是啦！ 既不是身體不適，也不是世界終結的說！ |
| 露比 |
那…… 是遇到什麼不開心的……事情了嗎？ |
| 花丸 |
也不算是不開心…… 之前，我家的寺院中不是舉行了撒豆大會嘛，你還記得嗎？ |
| 曜 |
就是和幼兒園的孩子們一起玩耍的那次 ？ 當然記得啦！ 當時超開心的！ |
| 梨子 |
大家扮鬼時的演技都很逼真呢 難道這次又要在寺院裡舉辦活動了嗎？ |
| 千歌 |
是這樣嗎？ 啊，那大家還會去幫忙的！ 有什麼需要我們做的就儘管說吧♪ |
| 黛雅 |
千歌你啊， 又在隨口亂說了…… |
| 鞠莉 |
不也挺好嘛♪我贊成 和活力滿滿的小朋友們一起玩耍也挺開心的♪ |
| 花丸 |
謝謝。的確要辦其他活動 撒豆大會得到了很高的評價， 幼兒園的老師非常希望我們能再來一次活動呢 |
| 花丸 |
這次我們要舉辦朗讀會的說 |
| 露比 |
朗讀會啊挺好的！ 這個活動很適合花丸參加呢 |
| 花丸 |
嗯。小丸也很期待這次朗讀會， 還為此興沖沖地挑選了到時候要朗讀的書呢 |
| 花丸 |
不過，小丸推薦的書 全部都被否決了的說……全部…… |
| 千歌,露比 |
哎——！！ |
| 鞠莉 |
Oh，那真是太遺憾了 居然全部都否決掉了，還真是嚴厲的審核啊~ |
| 善子 |
啊……我好像能明白其中的原因…… 你是不是挑了什麼難懂的書？ |
| 花丸 |
才沒有的說！ |
| 梨子 |
那麼，你到底挑了哪些書呢？ |
| 花丸 |
呃，首先是莎士比亞的《哈姆雷特》， 然後是《古事記》…… |
| 果南 |
那、那也太…… 幼兒園的孩子們能開開心心地讀嗎？ |
| 善子 |
會看睡着的吧， 絕對會那樣的 |
| 花丸 |
我想幫助大家培養豐富的感性的說 從小就接觸文學名作 這種事才不是沒有意義的說！！ |
| 千歌 |
說、說得也是……！ 我也聽說過，給腹中的胎兒聽古典音樂 有助胎兒的成長！ |
| 梨子 |
你還真就接受了？！ 嗯，花丸的想法我也明白， 我的意思是，是不是應該挑些更加面向兒童的書呢？ |
| 曜 |
內容簡短一些可能更好吧 這麼來說的話，那果然就是繪本了 |
| 花丸 |
傳說故事之類的嗎？ 話說，我家有 類似古今中外的民間故事集的書…… 一回家我就趕緊把它找出來！ |
| 善子 |
如果是不出名的故事，肯定會被再次否決的 |
| 千歌 |
繪本啊，真是懷念 在我上幼兒園的時候，老師經常讀上面的故事給我們聽 碰到喜歡的書，大家就會爭來爭去，弄得書都皺巴巴的 |
| 曜 |
我記得熱門的繪本會被改編成短劇， 在遊藝會上表演 不知道為什麼，總是會有很多相同的角色~ |
| 千歌 |
……短劇…… |
| 曜 |
嗯？ |
| 千歌 |
我們也把繪本上的內容改編成短劇怎麼樣？ 那樣一定會很有趣的，孩子們也會高興的吧！ |
| 花丸 |
短劇……？ |
| 千歌 |
配上旁白的話， 也就包含朗讀這一要素了……怎麼樣……？ |
| 花丸 |
嗯、嗯！ 我覺得很棒啊！ 小丸之前完全都沒有想到…… 短劇啊，感覺超有趣的說！ |
| 露比 |
真、真的要這麼幹嘛？ 能成功嗎…… |
| 梨子 |
這樣子自顧自地決定下來不太好吧？ 還是和幼兒園那邊的人商量一下…… |
| 果南 |
嘛，這種事放到之後不也可以嗎？ 準備是由我們這邊來做的，對方也不會斷然否決的吧 那麼，具體要表演什麼內容呢？ |
| 善子 |
呼呼，沒頭緒的話腳本我寫也行哦？ 就將夜羽從誕生到墮天之間那壯美的歷程 展現給天真無邪的孩子們吧！ |
| 露比 |
恐怖故事可是禁止的哦？ |
| 梨子 |
算我拜託你了，寫個孩子們能聽的故事吧…… |
| 鞠莉 |
需要馬的話就儘管說吧 我可以去常去的那家馬術俱樂部幫大家借來的♪ |
| 黛雅 |
馬？ 要用它來幹什麼啊？ |
| 鞠莉 |
在童話和傳說里，馬是必須的吧？ 「吾乃火盜改！ 賊犯休走！」 主角一邊說着這樣的台詞， 一邊騎馬沿着海岸線颯爽飛馳的場景不也是有過的嘛♪ |
| 果南 |
與其說是故事傳說，倒不如說這是時代劇了吧 感覺各種類別都混在一起了 |
| 千歌 |
有名氣、出場角色眾多、 能夠帶動氣氛的故事就不錯 「正義的夥伴消滅邪惡的壞人！」 類似這樣的故事怎麼樣？ |
| 花丸 |
懲惡揚善的故事啊。的確，這種主題非常好理解， 孩子們也更容易接受的說 如果是這種故事的話……啊，比如說桃太郎之類的？ |
| 曜 |
桃太郎！ 挺好的吧？ 那就這麼定了吧！ |
| 花丸 |
那麼就決定是桃太郎的故事了的說~♪ |
| 梨子 |
登場角色有桃太郎和狗、猴、雉雞等同伴…… ……雉雞的叫聲是什麼樣的來着……？ |
| 黛雅 |
不知道的話就查一下吧 正好明天是休息日，大家一起去動物園 觀察一下實物怎麼樣？ |
| 千歌 |
哦哦！ 動物園！ 想去！ |
| 鞠莉 |
黛雅，興致勃勃啊 |
| 黛雅 |
既然決定了，那就要全力以赴 Aqours劇團在此成立！ |
| 8個人 |
哦！！ |
第2話
2話
| 千歌 |
やって来ました！ 動物園です！ |
| 曜 |
何年ぶりだろ〜？ わくわくしちゃう♪ |
| 梨子 |
パンフレットどこだろう？ 受付かな |
| ルビィ |
ここ、ふれあいコーナーで うさぎさん抱っこ出来るんだって！ やりたいなぁ〜♡ |
| 花丸 |
マルもやりたいずら〜 |
| 善子 |
動物園で友達とはしゃぐ……イイ！ すごく、すごーくフツーだわ……！ |
| 果南 |
まだ開いてないのかー 早く来過ぎたみたいだね |
| 鞠莉 |
ソフトクリームの看板が見えるわ 限定フレーバーってどんな味かしら？ |
| ダイヤ |
……あなたたち、 今日の趣旨をお忘れではありませんわね？ |
| 千歌 |
もっ、もちろんであります！ |
| 曜 |
桃太郎劇の取材であります！ |
| ダイヤ |
分かっているならよろしい 猿役の千歌さん、犬役の梨子さん、キジ役のルビィ！ あなたたちは特にしっかり観察するのですよ！ |
| 千歌,ルビィ |
はいっ！！ |
| 梨子 |
…はい…… |
| 梨子 |
（…犬かぁ……ちょっと複雑……） |
| ダイヤ |
曜さん、あなたは動物たちを従える桃太郎役です 仲間への理解を深めるために、 あなたもしっかり動物たちを見ておいてください |
| 曜 |
了解であります！ |
| 鞠莉 |
私とダイヤはおじいさんとおばあさんだっけ？ 人間の役だし、特に観察とかはいらないんじゃない？ |
| ダイヤ |
そんなことはありません。役作りの基本は人間観察！ 周囲の様々な年代、タイプの人のしゃべり方や仕草を観察し 演技に生かすのです |
| 鞠莉 |
ン〜、何だか地味だわ〜 |
| ダイヤ |
花丸さん、あなたはナレーション担当ですが、 役が無いからといって気を抜かないように！ |
| 花丸 |
はいずら！ |
| 果南 |
鬼役の私らはどうしよっか 怖そうな人とか動物探してみる？ |
| 善子 |
ヤギ、ヤギ見たい。角巻いてるやつ！ |
| 果南 |
……悪魔っぽいから？ でも本番で悪魔の角は付けられないと思うよ〜 |
| 千歌 |
あ、開園時間だ！ みんな、行こう！ |
| 千歌 |
お猿さん発見！ わ〜、いっぱいいる！ ふわふわしてて、結構かわいいね |
| 曜 |
うわっ、こ、この猿めちゃくちゃ怒ってる…… |
| ダイヤ |
曜さん！ そんな弱腰では桃太郎の名が廃りますわよ！ もっと毅然とした態度で！ |
| 曜 |
いや、そう言われても怖いものは怖いんですけど！ |
| 梨子 |
あ、今から向こうでエサやり体験ができるみたい 行ってみる？ |
| 曜 |
やっぱりお猿さんだからバナナなんだね〜 |
| 千歌 |
ねぇねぇ曜ちゃん、あのお猿さん、 さっき威嚇してきた子じゃない？ |
| 梨子 |
何だか睨むみたいにこっち見てるけど…… 何かしたかな、私たち…… |
| 曜 |
うう……た、食べる……？ |
| 曜 |
おお！ 喜んでる！ |
| 千歌 |
美味しそうに食べるね〜 私のもお食べ〜♪ |
| 梨子 |
桃太郎もきび団子をあげて仲間にするもんね 恐るべし食べ物の力…… |
| 花丸 |
バナナのいい匂いずら〜♡ あーん…… |
| 善子 |
あんたが食べてどーする！ |
| ルビィ |
ひー！ お猿さんいっぱいきたぁあああ！！ お姉ちゃん助けてー！！ |
| ダイヤ |
ルビィ！ 今行きますわ！ |
| 果南 |
ちょ、飼育員さん呼んだ方がいいんじゃ |
| 鞠莉 |
あーん子猿ちゃんカワイイ〜♡ 連れて帰りたいわ〜♡♡ |
| 花丸 |
ここは鳥類のエリアだね キジ、いるかなぁ？ |
| ルビィ |
ピギャ――――！！？ |
| 花丸 |
わっ、ルビィちゃん？！ 大丈夫？！ |
| 曜 |
鳥の方もびっくりしてるよ ルビィちゃんすごいね…… |
| ルビィ |
ううう、大きい鳥さんばっかり…… 目つきもくちばしも鋭くて怖い…… |
| ルビィ |
ルビィ、鳥さんは小さい方がいいな ハトさんとかインコさんとかヒヨコさんとか、ふわふわしてて 目もくりくりしてるほうがずっとかわいいもん |
| 果南 |
ふーむ、この目つき、 鬼として見習うべきかな〜。ギロッ！ |
| 善子 |
猛禽類特有の、この研ぎ澄まされた刃の様な眼差し…… 魔界でいつぞやまみえた魔王を思い出すわ。ギョロッ！ |
| ルビィ |
ピッ！ |
| 千歌 |
はあー、楽しかったぁ〜！ |
| 曜 |
あっという間だったねぇ |
| 花丸 |
ソフトクリーム美味しかった〜 また食べに来たいな |
| 善子 |
あんた3つも食べてたじゃない！ よくお腹壊さないわね |
| ルビィ |
こういうところで食べるのって、 不思議と美味しく感じるよね ルビィもまた食べに来たい♪ |
| 鞠莉 |
あ〜ん、子猿可愛かったわ〜、 ベリーベリーキュートだったわ〜♡ |
| 果南 |
未練がましいなぁ 買い取るなんて言わないでよね |
| ダイヤ |
途中から完全にただの観光になってしまいましたわ…… |
| 梨子 |
うふふふっ。まぁいいじゃないですか やっぱり、本物を見ると見ないとじゃ 演技にも差が出ますよ |
| 千歌 |
ふっふっふ〜〜♪ 梨〜子〜ちゃ〜ん♪♪ |
| 梨子 |
えっ、な、何？ |
| 千歌 |
今日は安心したでしょ 動物園にはイ・ヌ！ いないもんね〜♪♪ |
| 曜 |
あっ、そういえば…… |
| 梨子 |
そそそ、そんなことないよ？ イヌ科の動物が、あぁ、ほら、いたし？ |
| 花丸 |
でも桃太郎のお供の犬じゃないずら〜 |
| 千歌 |
心配しないで、梨子ちゃん ウチに立派な犬がいるから！ 思う存分観察して行ってよ！ |
| 梨子 |
そんな！ わわ、悪いよ〜…… |
| 千歌 |
遠慮は無用！ ささ、レッツゴー☆ |
| 梨子 |
い、い、いや〜〜〜〜！！ |
第2話
| 千歌 |
到了！到動物園啦！ |
| 曜 |
離上次來動物園都不知道過了多久了 真是讓人激動啊♪ |
| 梨子 |
導覽冊在哪裡拿？ 應該是售票處那邊吧 |
| 露比 |
這裡，在互動角這裡 可以親自抱起小兔兔哦！ 好想試試看啊~♡ |
| 花丸 |
小丸也想體驗一下的說~ |
| 善子 |
在動物園中和朋友們一起玩鬧……真棒！ 有種非常日常的感覺……！ |
| 果南 |
還沒開門嗎？ 看來我們來得有些早了呢 |
| 鞠莉 |
我看到冰淇淋店的招牌了 不知道限定口味是什麼味道的呢？ |
| 黛雅 |
……你們啊， 今天的主要目的都沒忘掉吧？ |
| 千歌 |
當、當然！ |
| 曜 |
是桃太郎短劇的取材！ |
| 黛雅 |
知道就好 扮演猴子的千歌、扮演狗的梨子，還有扮演雉雞的露比！ 特別是你們要好好觀察哦！ |
| 千歌,露比 |
是！！ |
| 梨子 |
……是…… |
| 梨子 |
（……狗啊……心情有些複雜……） |
| 黛雅 |
曜，你扮演的是動物們的主人桃太郎 為了加深對同伴們的了解， 你也要認真地觀察動物們才行哦 |
| 曜 |
了解！ |
| 鞠莉 |
我和黛雅是演爺爺和奶奶吧？ 人類角色的話，應該就不需要特地觀察了吧？ |
| 黛雅 |
才沒有這種事情。角色構建的基礎就是觀察人類！ 觀察周圍各年齡、類型的人們的說話及做事方式， 並將觀察到的運用到演繹中 |
| 鞠莉 |
嗯，總感覺有些沒趣啊~ |
| 黛雅 |
花丸，你負責旁白， 但不要因為不上台演出就放鬆神經！ |
| 花丸 |
是的說！！ |
| 果南 |
那扮鬼的我們該怎麼辦？ 去觀察看起來很可怕的人或者動物嗎？ |
| 善子 |
山羊，我想去看山羊。就是彎着角的那個！ |
| 果南 |
……是因為它看起來像惡魔嗎？ 但正式表演的時候不會給你帶上惡魔的角的~ |
| 千歌 |
啊，動物園開門了！ 大家，出發吧！ |
| 千歌 |
發現猴子！ 哇，好多！ 看上去毛絨絨的，真可愛啊 |
| 曜 |
嗚哇，這、這隻猴子發火了…… |
| 黛雅 |
曜！ 不能這麼軟弱，否則桃太郎的聲名就要敗在你的身上了！ 態度要更加毅然決然一點！ |
| 曜 |
這、雖然你這麼說，但可怕的東西就是可怕啊！ |
| 梨子 |
啊，對面好像正在舉行餵食體驗活動呢， 我們去看看吧？ |
| 曜 |
果然，餵猴子就得用香蕉啊~ |
| 千歌 |
喂喂，曜，那隻猴子 不就是剛才露出威嚇表情的傢伙嗎？ |
| 梨子 |
好像正在對着我們怒目而視呢…… 我們是做錯了什麼事情嗎…… |
| 曜 |
嗚……要、要吃嗎……？ |
| 曜 |
哦哦！ 它很高興的樣子！ |
| 千歌 |
一副吃得很開心的樣子啊~ 也來吃我的吧~♪ |
| 梨子 |
桃太郎也是靠着黍麵團子才讓它成為夥伴的呢 食物的力量真是可怕…… |
| 花丸 |
香蕉聞起來好香的說~ 啊嗚…… |
| 善子 |
怎麼你自己吃掉了啦！ |
| 露比 |
呀！ 有好多猴子圍過來了！！ 姐姐救命！！ |
| 黛雅 |
露比！ 我這就過去！ |
| 果南 |
喂，還是叫飼養員過去比較好吧 |
| 鞠莉 |
啊嗯——小猴子真可愛~♡ 真想把它帶回家啊~♡♡ |
| 花丸 |
這裡是鳥類區 不知道能不能看到雉雞呢？ |
| 露比 |
咿呀————！！？ |
| 花丸 |
哇，露比？！ 沒事吧？！ |
| 曜 |
鳥兒們也被嚇壞了呢 露比還真是厲害…… |
| 露比 |
嗚嗚，這裡都是些大鳥…… 它們的眼神和喙也很可怕…… |
| 露比 |
露比覺得，鳥還是小一些的好 比如鴿子、鸚鵡、小雞之類的，摸起來毛絨絨的， 眼睛也圓乎乎的，感覺要可愛多了 |
| 果南 |
嗯，這個眼神， 作為鬼的話倒是值得學習一下啊。嘎！ |
| 善子 |
猛禽類特有的這如鋒刃般清寒的眼神…… 讓我想起了在魔界曾經拜見過的魔王啊。嘎！ |
| 露比 |
噼！ |
| 千歌 |
哈哈，真好玩！ |
| 曜 |
一轉眼就結束了啊 |
| 花丸 |
冰淇淋太好吃了~ 真想再來這裡吃啊 |
| 善子 |
你不都吃掉三個了嗎！ 居然沒吃壞肚子 |
| 露比 |
在這種地方吃冰淇淋 總能感受到一股不可思議的美味 露比也想再來這裡吃♪ |
| 鞠莉 |
啊嗯——小猴子好可愛哦~ 真是very very cute～♡ |
| 果南 |
真是讓人捨不得啊 不過你可千萬別說要買下它之類的 |
| 黛雅 |
從中途開始，這次出行就已經完全變成觀光了…… |
| 梨子 |
哈哈哈。算了，不也挺好嘛 果然，看不看實物， 對演技還是有影響的 |
| 千歌 |
呼~呼~呼~♪ 梨~子~♪♪ |
| 梨子 |
哎，怎、怎麼了？ |
| 千歌 |
今天你該安心了吧 動物園裡是 沒有狗的♪♪ |
| 曜 |
啊，話說…… |
| 梨子 |
才、才、才沒有這種事情啦？ 犬科的動物，不、不也是有的嗎？ |
| 花丸 |
但這些都不是陪在桃太郎身邊的狗狗的說~ |
| 千歌 |
別擔心，梨子 我家裡就有隻了不起的狗狗！ 你可以盡情地觀察哦！ |
| 梨子 |
什麼！ 那、那太麻煩你了啦…… |
| 千歌 |
別客氣！ 好啦好啦，Let's Go☆ |
| 梨子 |
不、別、不要啊——！！ |
第3話
3話
| 花丸 |
『むかしむかし、あるところに、 おじいさんとおばあさんがおりました』 |
| 花丸 |
『2人は貧しくも穏やかに暮らしておりました』 |
| 千歌 |
花丸ちゃん朗読上手ーい！ |
| ルビィ |
花丸ちゃんの声って、 ゆったりしてて聞いてると落ち着くから、 ルビィ、大好きだよ♡ |
| 花丸 |
て、照れるずら……えへへっ |
| 花丸 |
こうして語り手の役をもらえて、すごく嬉しいよ 精一杯頑張るずら！ |
| ダイヤ |
みなさん、本番まで時間がありません 練習を始めますわよ！ |
| 千歌 |
ウッキ〜ッ！ 桃太郎さん、きび団子をくださいな〜 |
| ダイヤ |
千歌さん、そんな大根演技では まだまだ人間から抜け出せませんわよ！ |
| ダイヤ |
動物園で本物の猿と触れ合ったのでしょう？！ それを思い出すのです！ もっと猿になりきるのです！ あなたは猿なのです！！ |
| 千歌 |
あぁっ、は、はい！ |
| 千歌 |
猿、猿になる、私は〜猿！ キッ、キキ！ ウッキー！！ |
| 曜 |
お〜！ リアル〜！！ 仕草も相まって本物のお猿さんみたいだよ、千歌ちゃん！ |
| ルビィ |
リ、リアル過ぎるんじゃ…… |
| 果南 |
鬼教官…… |
| 善子 |
なかなかやるわね！ |
| 梨子 |
（劇を成功させるために、 どんな役だろうとやり切らなくちゃ。たとえ、犬でも……） |
| 梨子 |
（役作りに協力してくれたしいたけちゃんのためにも、 今から、私は…犬になる！） |
| 梨子 |
ワン！ ワン！ ワォオーン！ |
| 鞠莉 |
梨子ったらすご〜い！ ほんとに犬みたいよ！ |
| 梨子 |
あぁ、ありがとうございます、ワンッ！ |
| 善子 |
クックックッ……もうすぐこの世は我がものとなる 脆弱な人間共よ、この鬼神・夜覇禰の下にひれ伏すがいい！ |
| 善子 |
全ての人間を屈服させた暁には、崇高なる闇の大帝国を 築くのだ……！ この鬼ヶ島はその足掛かりとなる！ フッハッハッハッハッハッハァー！！ |
| 花丸 |
善子ちゃーん！ セリフの過度な改変はだめずら！ |
| 果南 |
しかし、今や我らが領地となった鬼ヶ島に 踏み込まんとする愚か者がいようとは！ 恐れを知らぬ人の子よ、身の程を知れ！ |
| 花丸 |
か、果南さんまで…… 子供が泣くずら！ |
| 善子 |
悪役なんだし、これくらい良いじゃない より恐ろしく、禍々しく！ 鬼という闇が濃いほど桃太郎という光も輝くのよ……！ |
| 果南 |
こういうセリフは恥ずかしがる方が恥ずかしいからね 思いっきりやるとなかなか楽しいよ〜♪ |
| 善子 |
フッ、闇に魅入られた者がまた1人…歓迎するわ、松浦果南！ 早速このヨハネが、新たな名を授けましょう！ 何がいいかな〜♪ |
| 果南 |
いや、いらない |
| 善子 |
えっ！ |
| 曜 |
最後にひもを通して……よし！ 桃太郎のお面、完成！ |
| ルビィ |
ルビィもできたよ。キジさん♪ |
| 曜 |
おお！ ルビィちゃん上手いね〜！ |
| ルビィ |
えへへっ、ありがとう♡ |
| 曜 |
あーあ、ほんとなら、 ちゃんと衣装を用意したかったけどなぁ |
| ルビィ |
急に決まったもんね さすがに全員分作るには時間が足りないや…… |
| 曜 |
そうだね… その代わり、こうして可愛いお面を作って、 少しでも劇を華やかにしよう |
| ルビィ |
うん！ |
| 曜 |
よっしゃ！ じゃんじゃん作ってくよー！ |
| ルビィ |
ルビィ次は、鬼さんを描くね！ |
| ダイヤ |
ばあさんや、それじゃあわしは柴刈りに行ってくるぞ |
| 鞠莉 |
行ってらっしゃいダーリン♡ |
| ダイヤ |
ダッ……？！ |
| 鞠莉 |
さて、わたしはお洗濯に行きましょうかね〜 |
| 鞠莉 |
ざーぶざーぶ……ン？ あれは……Oh！ ビッグなピーチがドンブラコと！ |
| ダイヤ |
ちょ、ちょっと鞠莉さん！ |
| 鞠莉 |
なぁに？ |
| ダイヤ |
なぁに？ じゃありません！ さっきからちょいちょい入る英語はなんなんです？ 真面目にやってください！ |
| 鞠莉 |
何言ってるの！ 真面目よ、私は |
| ダイヤ |
桃太郎のおばあさんは 『Oh！』なんて言いません！ |
| 鞠莉 |
ダイヤ…ただ台本通りにやるだけなら誰にだって出来るのよ そこにオリジナリティをプラスしてこそ、 オンリーワンの舞台になるんじゃないかしら！ |
| ダイヤ |
うっ、そ、それは…… |
| 鞠莉 |
桃太郎は有名な話よ それゆえに、今までたっくさんの舞台で演じられてきたはず |
| 鞠莉 |
劇団Aqoursをその他大勢に埋もれさせないためには、 観客の記憶に残すためには……必要なのよ！ 『ソーイクフー』が！ |
| ダイヤ |
鞠莉さん……最後のカタコトさえなければ、 素直に感動しましたのにッ…… |
| 鞠莉 |
てへぺろー☆ |
| 果南 |
道を外れ、荒れ野を進むには相応の覚悟が必要…… しかし拓かれた先には新たな未来が待っている……ククク |
| ダイヤ |
な？！ |
| 鞠莉 |
ワオ！ 善子かと思ったら果南！ |
| 果南 |
いいんじゃない？ 鞠莉には鞠莉にしか演じられない 『桃太郎のおばあさん』があるんじゃないかな |
| 千歌 |
キキッ、桃太郎さん、キジさんのきび団子、 私にくれたのより多いのではないですか〜？ |
| ルビィ |
ええ〜！ そうなの？！ |
| 曜 |
あっはははは！ 何を言う、お猿さん！ 気のせいだよ！ |
| 梨子 |
数はそろえた方がいいと思いますワン！ |
| 善子 |
このヨハネが世を統べる日も近いぞ！ |
| 花丸 |
こうして桃太郎一行は世界鬼ヶ島化計画を阻止…… あー、善子ちゃんに引きずられちゃったずらー！ |
| 果南 |
絶対忘れられない、オンリーワンの桃太郎になるよ このメンバーならね♪ |
| ダイヤ |
ああー、もう……！ あなたたちー！ 一体どんな話にする気ですのー！！ |
第3話
| 花丸 |
「在很久很久以前，在某個地方 住着一個老爺爺和一個老奶奶」 |
| 花丸 |
「兩個人過着貧窮但安穩的生活」 |
| 千歌 |
花丸的朗讀水平真棒！ |
| 露比 |
花丸的聲音 安穩而祥和，給人一種安心的感覺， 露比非常喜歡呢♡ |
| 花丸 |
我、我會害羞的說……哎嘿嘿 |
| 花丸 |
能得到旁白的角色，我非常地開心 咱一定會努力的說！ |
| 黛雅 |
各位，離正式開演已經沒多少時間了 我們這就開始練習吧！ |
| 千歌 |
嗚嘰！ 桃太郎，請把黍麵團子給我吃吧~ |
| 黛雅 |
千歌，你的演技還不行啊， 還沒有從人類的身份中擺脫出來！ |
| 黛雅 |
你不是去動物園見過真正的猴子了嗎？！ 快回想一下當時的情景！ 要更加全身心地變成猴子！ 你、就是猴子！！ |
| 千歌 |
啊，好的，是！ |
| 千歌 |
猴子、變成猴子，我就是~猴子！ 嘰、嘰嘰！ 嗚嘰！！ |
| 曜 |
哦～！ 好真實！！ 動作也很好地配合到了一起，就像是真的猴子一樣，千歌！ |
| 露比 |
也、也太真實了吧…… |
| 果南 |
魔鬼教官…… |
| 善子 |
還真有兩下子！ |
| 梨子 |
（為了讓短劇成功， 無論什麼角色都必須全身心投入才行。即使是狗的角色……） |
| 梨子 |
（為了在角色構建過程中全力幫忙的小香菇， 從現在開始……我就化身為狗吧！） |
| 梨子 |
汪！ 汪！ 汪——！ |
| 鞠莉 |
梨子真厲害！ 就像真的狗狗一樣！ |
| 梨子 |
謝、謝謝、汪！ |
| 善子 |
呼呼呼……不久之後，此間世界就將是我的囊中之物 脆弱的人類啊，跪伏在鬼神·夜霸彌的腳下吧！ |
| 善子 |
在全人類屈服之後，我將構築至高的 暗黑帝國……！ 這座鬼島便是我偉大計劃的第一步！ 嗚哈哈哈哈哈哈！！ |
| 花丸 |
善子！ 不能過度更改台詞的說！ |
| 果南 |
但是，事到如今，居然還有 企圖踏上鬼島、闖入吾輩領域的愚者！ 不知畏懼的人類之子喲，這就讓你知道天高地厚！ |
| 花丸 |
連、連果南都…… 孩子們會被你們嚇哭的說！ |
| 善子 |
畢竟是壞角色啊，這種形象不也挺好的嘛 要更加恐怖、更加邪惡一些！ 惡鬼的黑暗愈發濃厚，桃太郎的光輝就愈發閃耀啊！ |
| 果南 |
這種台詞表現得扭扭捏捏才會更讓人害臊 如果真的全力表演的話，到時候一定會很有趣的~♪ |
| 善子 |
哼，被黑暗的魅力所折服之人又多了一位……松浦果南， 歡迎加入！那就趕緊讓夜羽為你賜予新的名號吧！ 叫什麼名字好呢~♪ |
| 果南 |
不，不要 |
| 善子 |
哎！ |
| 曜 |
最後把細繩穿過去……好！ 桃太郎的面具完成了！ |
| 露比 |
露比這邊也做好了。雉雞♪ |
| 曜 |
哦哦！ 露比做得真棒！ |
| 露比 |
哎嘿嘿，謝謝誇獎♡ |
| 曜 |
啊——其實， 我本來是想連服裝都準備好的 |
| 露比 |
但這是突然決定的， 實在是沒時間做完所有人的衣服吧…… |
| 曜 |
是啊…… 作為代替品，就用這種可愛的面具， 多多少少地為短劇增加一些亮色吧 |
| 露比 |
嗯！ |
| 曜 |
好哇！ 我會努力製作的！ |
| 露比 |
接下來，露比就要畫鬼的面具了！ |
| 黛雅 |
老婆子，老夫這就去砍柴了 |
| 鞠莉 |
慢走哦，darling♡ |
| 黛雅 |
達……？！ |
| 鞠莉 |
那麼，我這就去洗衣服嘍~ |
| 鞠莉 |
洗刷刷……嗯？ 那個是……Oh！ Big的Peach隨水流漂來了！ |
| 黛雅 |
餵、喂，鞠莉！ |
| 鞠莉 |
怎麼了？ |
| 黛雅 |
怎麼了？ 你還問我！ 從剛才開始你就在飆什麼英語啊？ 請認真一點！ |
| 鞠莉 |
你在說什麼呢！ 我很認真的啊 |
| 黛雅 |
桃太郎的奶奶才不會 說「Oh！」這種話啊！ |
| 鞠莉 |
黛雅……光是按照劇本的話，誰都會念這些台詞的 而在此次進行orignal的發揮， 才能創造出onlyone的舞台啊！ |
| 黛雅 |
嗚、這、這個…… |
| 鞠莉 |
桃太郎是非常有名的故事 因此，各種各樣的舞台上都會出現該劇的表演 |
| 鞠莉 |
如果不想讓Aqours劇團被埋沒在滾滾浪潮之中， 如果想讓觀眾牢牢地記住我們……就必須 「自我創造」！ |
| 黛雅 |
鞠莉小姐……如果沒有最後一個詞的話， 我還真的挺感動的說…… |
| 鞠莉 |
嘿嘿嘿嘿☆ |
| 果南 |
不走尋常路，開拓新天地是需要相應的覺悟的…… 但在開拓的前方等待着我們的，便是嶄新的未來……呵呵呵 |
| 黛雅 |
啊？！ |
| 鞠莉 |
哇！ 我還以為是善子呢，居然是果南！ |
| 果南 |
不也挺好的嗎？ 鞠莉也有着別人根本無法扮演的 鞠莉版本的「桃太郎的奶奶」啊 |
| 千歌 |
嘰嘰，桃太郎，你給雉雞的黍麵團子 是不是比給我的要多啊？ |
| 露比 |
哎哎！ 是嗎？！ |
| 曜 |
啊哈哈哈哈！ 你在說什麼呢，猴子！ 這只是錯覺啦！ |
| 梨子 |
我覺得還是統一一下個數比較好，汪！ |
| 善子 |
離夜羽統治世界的日子已經不遠了！ |
| 花丸 |
於是，桃太郎一行為了阻止世界鬼島化計劃…… 啊，我也被善子帶偏了的說！ |
| 果南 |
一定會成為無法忘記，only one的桃太郎 如果是我們這些人來演的話♪ |
| 黛雅 |
啊——夠了……！ 你們這群傢伙！ 到底要把這個故事變成怎樣啊！！ |
第4話
4話
| 曜 |
子供たち来たよ〜！ |
| 梨子 |
うわ〜、緊張しちゃう〜…！ |
| ルビィ |
セセセ、セリフ間違えたらどうしよう…… |
| 鞠莉 |
リラックスリラ〜ックス♪ 大丈夫よ♪ |
| 果南 |
そうそう♪ ここまで来たらあとは勢いで何とかなるよ |
| ダイヤ |
どうにかまともな脚本に修正出来てよかったですわ |
| 善子 |
何でヨハネの闇帝国建設計画は却下なのよー！ |
| 花丸 |
説明要る？ |
| 千歌 |
みんな！ ちょっとだけいいかな？ |
| 曜 |
どうしたの？ |
| 千歌 |
えっと……すごく緊張するけど、 今までこの9人でたくさんのステージを乗り越えてきたから、 今日も絶対成功するって、私信じてる |
| 千歌 |
だからみんな、今日も楽しんでいこう！ |
| 梨子 |
千歌ちゃん…… |
| 鞠莉 |
当然よ！ 全力でエンジョイするわ♪ |
| 果南 |
さ、時間だよみんな！ 配置について！ |
| 花丸 |
『むかしむかし、あるところに、 おじいさんとおばあさんがおりました 2人は貧しくも穏やかに暮らしておりました』 |
| ダイヤ |
『ばあさんや、わしは山へ柴刈りに行ってくるぞ』 |
| 鞠莉 |
『行ってらっしゃいダーリン♡』 |
| ダイヤ |
（くっ……ハーフのおばあさんという設定は、 やはり無理があるのでは……） |
| 鞠莉 |
『さ、私は川へお洗濯に行きましょう』 |
| 花丸 |
『おばあさんが川で洗濯をしていると、 川上から大きな桃が流れてきました』 |
| 花丸 |
『おばあさんは桃を持ち帰ると、 おじいさんと一緒に食べるため、桃を切ろうとしました』 |
| 鞠莉 |
『食べやすいようにスライスしましょ♪』 |
| ダイヤ |
ちょっ、鞠莉さ、あ、じゃない… 『ば、ばあさん、まずは真ん中から 2つにしたらどうかのう？』 |
| 花丸 |
『桃を2つに割ってみると、 なんと中から元気な男の子が！』 |
| 曜 |
『ヨーソロー！！』 |
| 花丸 |
『おじいさんとおばあさんは、 男の子に桃太郎という名を付け、大事に育てました』 |
| 花丸 |
『成長した桃太郎は、ある日、鬼ヶ島の鬼のせいで みんなが怯えているという噂を聞きました』 |
| 曜 |
『おじいさん、おばあさん、 私は鬼ヶ島の鬼を退治しに行こうと思います！』 |
| ダイヤ |
『気を付けて行くのだぞ』 |
| 鞠莉 |
『はい、きび団子よ。旅の途中でお食べなさい』 |
| 花丸 |
『旅の途中、桃太郎は1匹の犬に出会いました』 |
| 梨子 |
『ワンワン！ 桃太郎さん、お供をさせてくださいませ』 |
| 曜 |
『それは心強い。お礼にきび団子を1つあげよう』 |
| 花丸 |
『犬を連れた桃太郎は、1匹の猿に出会いました』 |
| 千歌 |
『ウキキッ！ 桃太郎さん、お供をさせてくださいませ』 |
| 曜 |
『それは頼もしい。お礼にきび団子を1つあげよう』 |
| 花丸 |
『猿と犬を連れた桃太郎は、1羽のキジに出会いました』 |
| ルビィ |
……ッ！ |
| 曜 |
ルビィちゃん？ |
| ルビィ |
（ど、どうしよう……緊張して…… な、何て言えばいいんだっけ、えと、えと…… キジさん、鳥、鳥さんだから、えーと……） |
| ルビィ |
クルッポー！！ |
| 曜 |
へ？！ |
| ダイヤ |
あぁっ……なんてこと…… |
| 花丸 |
『こうしてお供を連れた桃太郎は、 とうとう鬼ヶ島に着きました』 |
| 善子 |
『愚かなる人の子よ、我に刃を向けるその度胸だけは 褒めてやる……しかし！ 貴様と我の間には 天と地ほどの力の差があることを思い知るがいい！』 |
| 果南 |
『人間なんぞに負けるものか！ はぁーっ！』 |
| 6人 |
ええ…… |
| 曜 |
『みんな、ゆくぞー！ 成敗！！』 |
| 3人 |
『わーっ！！』 |
| 花丸 |
『桃太郎たちは見事鬼を打ち倒し、 平和が戻って来ました。めでたしめでたし』 |
| 千歌 |
大成功〜！ みんなお疲れ様！ |
| 曜 |
子供たちもみんな喜んでたよ！ |
| ダイヤ |
ハトが登場した時は、ほんと、 心臓が止まったと思いましたわ…… |
| ルビィ |
ご、ごめんなさい…… |
| 果南 |
まぁいいじゃない 子どもたちも笑ってたし うふっ、結果オーライだよ |
| 花丸 |
みんな、今日は……ううん、今日まで本当にありがとう みんながいなかったら、きっとこんなに 喜んでもらえることはなかったと思う |
| 善子 |
何よー、急にかしこまっちゃって あんたも一緒にいたからつかめた成功でしょうが |
| 鞠莉 |
あら〜！ 善子ってば！ うっふふ、イイコなんだから〜〜ナデナデ♡ |
| 善子 |
うーーるさい！ 善子いうな！ なでるなー！ |
| 花丸 |
…朗読の本が却下された時、マル、ちょっといじけてたんだ 何で断られたんだろう、こんなすごい本なのに、 何でわかってくれないんだろうって |
| 花丸 |
自分の気持ちばっかりで、 聞かせる相手のこと、全然考えてなかった…… |
| 梨子 |
スクールアイドルにも言えることだよね 自分の気持ちも大事だけど、聞いてくれる人に それを押し付けちゃいけない。なかなか難しいけど |
| 花丸 |
うん。マル、1人じゃきっと気付けなかった だからみんな、ありがとうずら！ |
| ダイヤ |
こちらこそ。何かに精一杯取り組む姿は、 年齢問わず人に伝わるということを今回の劇で学びました いい経験でしたわ |
| 鞠莉 |
は〜、ひと仕事終えたせいか、お腹空いちゃった〜 |
| 千歌 |
私も〜。お腹ぺこぺこ…… |
| ダイヤ |
あなたたちには 余韻を噛み締めるというのはありませんの……？ |
| 花丸 |
あ、おばあちゃんが、 みんなでどうぞっておはぎ作ってくれてるの！ 食べていってほしいずら |
| 7人 |
やったー♪ |
第4話
| 曜 |
孩子們來啦！ |
| 梨子 |
嗚哇~好緊張……！ |
| 露比 |
台、台、台詞說錯了的話該怎麼辦…… |
| 鞠莉 |
Relax，relax♪ 沒關係的啦♪ |
| 果南 |
對對♪都到這個階段了， 之後就按照一直以來的氣勢上吧，總會有辦法的 |
| 黛雅 |
幸好最後改出了一個像樣的劇本 |
| 善子 |
為什麼夜羽的暗黑帝國建設計劃會被否決呢！ |
| 花丸 |
你想要解釋嗎？ |
| 千歌 |
各位！ 稍微耽誤一下你們的時間可以嗎？ |
| 曜 |
怎麼了？ |
| 千歌 |
呃……雖然感覺很緊張， 但至今為止，我們9人已經成功地進行了許多場演出， 今天也絕對會成功的，我相信大家 |
| 千歌 |
所以各位，今天也好好享受吧！ |
| 梨子 |
千歌…… |
| 鞠莉 |
當然啦！ 我們一定會全力地enjoy的♪ |
| 果南 |
好，到時間了各位！ 各就各位！ |
| 花丸 |
「在很久很久以前，在某個地方 住着一個老爺爺和一個老奶奶 兩人過着貧窮但安穩的生活」 |
| 黛雅 |
「老婆子，老夫這就去山裡砍柴了」 |
| 鞠莉 |
「慢走哦，darling♡」 |
| 黛雅 |
（呃……奶奶是混血兒的設定 果然還是太亂來了吧……） |
| 鞠莉 |
「那麼，我就去河邊洗衣服吧」 |
| 花丸 |
「正當老奶奶在河邊洗衣服的時候， 河面上漂來了一個大大的桃子」 |
| 花丸 |
「老奶奶把桃子帶回了家， 為了和老爺爺一起分享，就打算把桃子切開」 |
| 鞠莉 |
「為了方便品嘗，就讓我把它給切成一片片的吧♪」 |
| 黛雅 |
喂，鞠莉——啊，不對…… 「老、老婆子，首先應該 從中間切成兩半吧？」 |
| 花丸 |
「在將桃子切成兩半之後， 裡面居然出現了一個健康的男孩子！」 |
| 曜 |
「唷！！」 |
| 花丸 |
「老爺爺和老奶奶 為這個男孩取名桃太郎，並辛勤地養大了他」 |
| 花丸 |
「長大後的桃太郎在某一天聽到了這樣的傳聞： 因為鬼島上的鬼怪大家生活得惴惴不安」 |
| 曜 |
「爺爺、奶奶， 我要去鬼島上驅逐那裡的鬼怪！」 |
| 黛雅 |
「路上小心啊」 |
| 鞠莉 |
「給，這是黍麵團子。在路上吃吧」 |
| 花丸 |
「在旅途當中，桃太郎遇到了一隻狗」 |
| 梨子 |
「汪汪！ 桃太郎，請讓我和你同行吧」 |
| 曜 |
「那真是太好了。這個黍麵團子就作為回禮送給你吧」 |
| 花丸 |
「帶着狗的桃太郎又遇到了一隻猴子」 |
| 千歌 |
「嗚嘰嘰！ 桃太郎，請讓我和你同行吧」 |
| 曜 |
「真是可靠的同伴啊。這個黍麵團子就作為回禮送給你吧」 |
| 花丸 |
「帶着狗和猴子的桃太郎又遇到了一隻雉雞」 |
| 露比 |
……！ |
| 曜 |
露比？ |
| 露比 |
（怎、怎麼辦……好緊張…… 該、該說什麼台詞來着？呃、嗯…… 雉雞——就是鳥，是鳥的話，呃……） |
| 露比 |
咕嚕啵！！ |
| 曜 |
哎？！ |
| 黛雅 |
啊……這叫什麼事…… |
| 花丸 |
「於是，帶着同伴們的桃太郎， 終於抵達了鬼島」 |
| 善子 |
「愚蠢的人類之子喲，與我刀劍相向的那份勇氣 姑且還值得讚賞……但是！ 你我之間的力量差別 就如同天地一般，這就讓你見識一下吧！」 |
| 果南 |
「才不會輸給區區人類呢！ 哈——！」 |
| 6個人 |
哎哎…… |
| 曜 |
「大家一起上！ 一決勝負！！」 |
| 3個人 |
「哇！！！」 |
| 花丸 |
「桃太郎一行成功地打倒了鬼怪， 讓和平重返人間。可喜可賀、可喜可賀」 |
| 千歌 |
大成功！ 大家辛苦啦！ |
| 曜 |
孩子們也很喜歡大家的表演哦！ |
| 黛雅 |
在鴿子登場的時候，我真的 連心臟都要停止跳動了…… |
| 露比 |
抱、抱歉…… |
| 果南 |
嘛，這樣也沒關係的呀 孩子們都笑得很開心 呵呵，結果一點問題都沒有 |
| 花丸 |
各位，今天……不，一直以來真的要謝謝大家 如果沒有你們的話， 孩子們一定也不會這麼高興的 |
| 善子 |
說什麼呢，突然這麼見外 這也是你和我們一起取得的成功啊 |
| 鞠莉 |
哎呀～！ 善子！ 呵呵，真是個好孩子啊~~讓我來摸摸頭♡ |
| 善子 |
囉嗦！ 別叫我善子！ 別摸頭啦！ |
| 花丸 |
……朗讀的書被否決的時候，小丸還有些灰心喪氣的呢 心裡光是想着「為什麼會被否決」 「為什麼這麼好的書卻沒人理解」之類的問題 |
| 花丸 |
因為只顧着自己的想法， 就完全忽略的聽的人的感受…… |
| 梨子 |
這對於學園偶像來說也是一樣，雖然自己的感情非常的重要， 但也不能因此就將其強加給願意傾聽你心聲的他人。 這是相當難做到的事啊 |
| 花丸 |
嗯。如果只是獨自一人的話，小丸肯定不會注意到這種事情的 所以，小丸要感謝大家的說！ |
| 黛雅 |
彼此彼此啦。為某件事情而全身心投入的感情， 是可以跨越年齡的界限而傳達給他人的 這就是我通過本次短劇學到的東西，真是一次不錯的經歷啊 |
| 鞠莉 |
哈~不知道是不是大事告成的緣故，總感覺肚子餓了~ |
| 千歌 |
我也是。肚子空蕩蕩的…… |
| 黛雅 |
你們就 沒有品味成功餘韻的這種感情嗎……？ |
| 花丸 |
啊，奶奶做了牡丹餅， 還讓我帶給大家吃！ 請大家儘管享用的說 |
| 7個人 |
太棒啦♪ |