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響く共鳴、つながるセカイ (story)

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響く共鳴、つながるセカイ (story)
劇情簡介
劇情名 響く共鳴、つながるセカイ (story)
譯名 當歌聲悠揚 世界將合而為一
劇情導航
所在活動 響く共鳴、つながるセカイ

第1話

1話 ここはどこ!?×3

8人 PVコンテスト!?
千歌 そうっ! 案内をもらってきたから、みんな見て見て〜!
決められた期間中に動画サイトへPVを投稿して
再生数を競うんだって!
へえー、上位に入れたグループのPVは
テレビでも流されるんだ! Aqoursのこと
もっと色んな人に知ってもらえるいい機会かも?
梨子 でも、コンテストには
全国各地のスクールアイドルが参加するのよね?
応募総数、すごいことになりそう……
花丸 ちゃんと目を引く出来になってないと
埋もれちゃいそうずら〜……
ダイヤ ならば、目を引く出来にするまでですわ!
新曲と新衣装で
今までにないAqoursの姿を皆さまにお届けするのです!
果南 PVのコンセプトも、目新しいものにしたいよね
ルビィ コンセプトかぁ……うぅ…難しそう……
千歌 そうかな? 難しそう〜って怖がるんじゃなくて
ワクワクしてきた〜っていう気持ちで
楽しんで、いいと思うよ
鞠莉 イエース☆ チカッチの言う通りね♪
まずは私たちがエンジョイして
エキサイティングなハートをPVに込めましょ!
じゃあ、どうやったら
自分たちが楽しいかなってところから
話を進めるのも、ありじゃない?
千歌 楽しい……楽しむ……あっ、わかった!
千歌 『好きなこと』、じゃないかなっ!?
あっはははは、すっごいシンプルにきたねー!
でも、そういうことなのかも
好きなことしてるのって、やっぱり一番楽しいしね♪
果南 なら今回は、新たな好きなことを思いっきり表現する
っていう方向でいこっか
ダイヤ ですわね。どういった好きなことにするのかは……
そうですわね〜…後日アンケートを取って集計し……
善子 堕天使ストォーップ!!
ルビィ ピギィッ!?
花丸 ずっと静かだな〜って思ってたら……
善子ちゃん、急にどうしたずら?
善子 善子言うなっ! ヨ・ハ・ネ!
……じゃなくてっ
善子 フッフッフッ……迷えるリトルデーモンたちよ……
フォーリンエンジェル・ヨハネが
今こそ闇の託宣を授けん……
千歌 えっとー……なんて?
梨子 なにか提案したいことがあるんだって
善子 我らが次に至るべき領域は……
これよっ!!
8人 おぉ〜……?
8人 おおぉー!!
千歌 これがPV撮影用の衣装!?
すごいすごーい! みんな素敵〜!
曜ちゃん、いつもと全然違ってかっこいいっ!
制服みたいでいいよね!
敬礼っ♪
千歌ちゃんもすっごく似合ってるよ
梨子 わ、私、変じゃない?
こんな衣装、さすがに初めてで……
果南 よく似合ってるから、胸張りなよ♪
私の衣装は裸足なんだね
なんか新鮮かも♪
鞠莉 果南、とってもビューティフルね♪
マリーのソー・エレガントなコスチュームはどうかしら〜?
果南 はいはい、似合ってる似合ってる
傘振り回したら危ないからね?
ダイヤ あらルビィ、袖がねじれてしまってますわ
直してあげますから、こちらへ来なさい
ルビィ あ……う、うんっ
えへへ……♪
ダイヤ どうしましたの?
ルビィ お姉ちゃんと、ちょっと似た雰囲気の衣装だから……
うれしいなぁって♡
花丸 ルビィちゃん、良かったね♪
今回は、善子ちゃんのファインプレーだったずら
善子 ふっふーん、当然よ♪
善子 神秘の力、渦巻く世界……
胎動する闇……
深淵より放たれしは、黎明を告げる歌声……
千歌 えーっと……とにかく、ちょっとダークな
ファンタジーっていうコンセプトは、すっごい良かったよね!
梨子 まさに、善子ちゃんの『好きなこと』が詰まったコンセプトね
善子 さすがは我が眷属・リリー
託宣に込められた、堕天使の意志をも
既に読み解いているようね!
梨子 いや、そういうわけじゃないけど……
あと、リリーはやめて
ルビィ 善子ちゃんの提案もすごかったし、曜ちゃんも…すごいね!
すぐにこんなデザインが起こせちゃうなんて……
いや〜、善子ちゃんからいろいろ話聞いてたら
グワーッとイメージが溢れてきちゃって
いつもと全然違う雰囲気にできて、楽しかったよ♪
鞠莉 センキュー曜♪
コスチュームはこれでオーケーね
あとはニュー・ソングだけれど……
ダイヤ あら?
鞠莉 ん……?
どうしたの? ダイヤ
そんなにじーっと見てきて
鞠莉 もしかして〜……
マリーのエレガントなシャイニーに
目が眩んじゃったのかしら☆
ダイヤ 確かに……シャイニーですわね?
鞠莉 へっ?
ダイヤ いえ……鞠莉さん
あなた……なにやら、シャイニー……
いえ、光っていませんか?
果南 わっ、ほんとだ! って、あれ?
そういうダイヤも、なんか……
ルビィ お、お姉ちゃんが……光ってる!
鞠莉ちゃんやダイヤさんだけじゃないよ!?
私たち、みんな……!
千歌 な、なにこれ……!?
眩しいっ……!
9人 わぁ〜っ!?
……
梨子 千歌ちゃん! 千歌ちゃん!
千歌 うぅ……
千歌 あれ……梨子ちゃん
それに曜ちゃんも……
千歌ちゃん、しっかり!
大丈夫? 立てる?
千歌 う、うん
えーっと……私、なんで寝てたんだっけ?
千歌 確か、部室でみんなと衣装合わせしてて……
そしたら、シャイニーな感じになって……えーっと?
梨子 あのね千歌ちゃん!
ちょっと…周りを見回してみてくれる?
千歌 周りを……?
千歌 んー…………
千歌 ……ぁ…………へっ!?
ダイヤ こ、ここは……?
果南 いったい……
善子 どこなのよーっ!?

第1話 這裏是什麼地方!?×3

8個人 PV大賽!?
千歌 沒錯!我拿到了介紹,你們都來看看~!
要在特定時間內將PV上傳到影片網站,
然後比拼播放次數!
哦哦,排名靠前的團隊PV
可以在電視中播放啊!這是讓更多人認識Aqours的
大好機會吧?
梨子 但既然是大賽,
全國各地的學園偶像都會來參加吧?
報名數量肯定非常驚人……
花丸 如果做不出獨樹一幟的PV,
肯定會淹沒在其他影片之中的說……
黛雅 那就做出獨樹一幟的PV吧!
用新歌和新服裝,
讓大家看到不同於以往的Aqours吧!
果南 PV的概念也需要創新呢。
露比 概念啊……嗚嗚……感覺會很複雜……
千歌 會嗎?與其害怕複雜,
不如帶着興奮的情緒
樂享其中就好。
鞠莉 沒錯☆ 千歌歌說得對♪
首先我們要學會樂享其中,
將興奮的情緒融入PV!
那就討論一下
怎樣才能讓大家
覺得開心吧?
千歌 開心……開心……啊,我想到了!
千歌 那不就是「喜歡的事情」嗎!?
哈哈哈哈,好簡單的回答啊~!
不過,你說的沒錯。
做喜歡的事情最開心啦♪
果南 這次就來盡情展現
全新的喜歡之事吧。
黛雅 好啊。那要選擇什麼樣的喜歡之事呢……
這個嘛……我們可以通過調查問捲來統計……
善子 墮天使叫停!!
露比 哎呀!?
花丸 剛剛還在好奇你怎麼一直不出聲……
善子,你在喊什麼的說?
善子 不要叫我善子!我是夜~羽~!
……我要說的不是這個。
善子 呵呵呵……迷途的小惡魔啊……
墮天使夜羽
將賜予你們暗黑啟示……
千歌 那個……什麼意思?
梨子 她是有建議要提出來。
善子 我們接下來應該到達的領域……
就是這個!!
8個人 哦哦……?
8個人 哦哦哦~!!
千歌 這是用來拍攝PV的服裝!?
太棒了!全都漂亮極了~!
小曜,這些衣服太帥了,和平時完全不一樣!
簡直就像制服一樣!
敬禮♪
千歌的衣服也很合身呢。
梨子 我、我穿着不會很奇怪嗎?
我還是第一次穿這樣的衣服……
果南 放心吧,你穿着好看極了♪
我的服裝要赤着腳,
感覺好新奇啊♪
鞠莉 果南好漂亮啊♪
鞠莉這身優雅的服裝看起來怎麼樣呀~?
果南 好啦,知道你好看,
不要拿着傘亂揮,當心出危險。
黛雅 哎呀,露比,你的袖子擰到一起去了。
過來,我幫你弄好。
露比 啊……好、好的。
嘿嘿……♪
黛雅 怎麼了?
露比 露比和姐姐的衣服差不多……
所以特別高興♡
花丸 真是太好了呢,露比♪
這次多虧了善子的大力協助的說。
善子 哼哼,那還用說♪
善子 席捲着神秘力量的世界……
開始蠕動的暗影……
預示着黎明的歌聲從深淵響起……
千歌 那個……這種略帶暗黑氣息的魔幻概念
確實很吸引人!
梨子 這個主題里充斥着善子的「喜歡之物」呢。
善子 不愧是我的眷屬梨梨。
看來你已經讀懂了
融入了天啟之中的墮天使的意志!
梨子 那倒不是……
還有,別叫我梨梨。
露比 善子的提議確實好,小曜……也很厲害呢!
竟然能飛快地設計出這樣的服裝……
哎呀~聽了善子的話,
我一下子靈光乍現了,
所以才開開心心地做出了不同於以往的感覺♪
鞠莉 謝啦,小曜♪
服裝就是這個了。
接下來是新歌……
黛雅 咦?
鞠莉 嗯……?
怎麼了,黛雅?
幹嘛一直盯着我看?
鞠莉 難道……
你被鞠莉優雅又閃耀的姿態
給迷昏了頭嗎☆
黛雅 嗯……真的很閃……
鞠莉 咦?
黛雅 不是的……鞠莉,
你似乎……在閃……
不對,是在發光。
果南 哇,真的呀!咦,奇怪。
黛雅你也……
露比 姐、姐姐……在發光!
不止是鞠莉和黛雅!?
我們所有人都……!
千歌 怎、怎麼回事……!?
好耀眼……!
9個人 哇~!?
……
梨子 千歌!千歌!
千歌 嗚嗚……
千歌 咦……梨子,
還有小曜……
千歌,撐住啊!
沒事吧?站得起來嗎?
千歌 啊,嗯。
那個……我怎麼睡着了?
千歌 我記得我們在社團活動室試裝……
然後特別閃耀……咦?
梨子 千歌,聽我說!
你……先看看周圍。
千歌 周圍……?
千歌 嗯……
千歌 ……啊……咦!?
黛雅 這、這裏……?
果南 究竟……
善子 是什麼地方啊~!?

第2話

2話 すすめ、海底神殿!

ルビィ ごぼごぼごぼごぼごぼごぼ……
花丸 ルビィちゃん! どうしたずら!?
ルビィ だ、だって! ルビィたち、海の中…!
溺れちゃうよぉごぼごぼごぼっ……
花丸 大丈夫だよ、ルビィちゃん
マルたち、溺れてないよ?
ほら、深呼吸してみるずら♪
ルビィ ピッ? ……すー……はぁー……
ルビィ ほ、本当だ……息、できてる
善子 って遅いのよ!
そこはすぐ気づきなさいよ!!
花丸 それにしても、不思議な場所だねぇ……
海の中みたいだけど
上を見てもなんだか真っ暗で、空も陸地も見えないずら……
花丸 マルたち、さっきまで確かに
部室で衣装合わせしてたはずなのに……
いつの間にこんな場所へ来たずら?
ルビィ それに、お姉ちゃんたちもいないよ?
ルビィたち、みんなで同じ夢を見てるのかなぁ……
花丸 うーん……
うん、善子ちゃん
ちょっとこっちに来てほしいずら
善子 えっ、なに?
……いたたっ、いだだだだだだだ…!
ちょ、なに!? ほっぺ痛いんだけど!?
花丸 痛いってことは、夢じゃないみたいずらね〜
善子 もっと他の確かめ方はなかったわけ!?
ルビィ ルビィたち、これからどうなっちゃうのかなぁ……
花丸 うーん……
とりあえず、ダイヤさんたちを探しに行くのはどう?
ルビィ お姉ちゃん!?
お姉ちゃんたちも、このあたりにいるの?
善子 そうと決まったわけじゃないけど……
でも、ここでじーっとしてたって、ふやけるだけでしょ?
花丸 マルたちだけだと不安でも、Aqoursのみんなと一緒なら
これからどうしたらいいかも思いつくはずずら
花丸 きっと、大丈夫ずら♪
こんな時こそ『がんばルビィ』ずら♪
ルビィ そっか……
うん、そうだよね! がんばルビィ♪
ルビィ あれっ?
??? ……
善子 なによ、この光……はっ!?
まさか…青き奈落より出でし混沌の煌めき……!?
あるいは、堕天使ヨハネをいざなう、暁の……
花丸 善子ちゃん、ちょっと静かにするずら
善子 ひどいっ!
花丸 うーん……
この光、マルたちの前をずっとふわふわ漂ってるね
??? ……
ルビィ なんだろ……
ルビィたちに、なにか……伝えたいの?
ルビィ あっ!
??? ……
花丸 向こうに行っちゃったね
ルビィ お、お……追いかけよっ!
花丸ちゃん! 善子ちゃん!
花丸 えっ?
あ、ルビィちゃん! 待つずら〜!
善子 ちょ、置いてかないでよっ!
あと、善子じゃなくて、ヨハネだってば〜!
??? ……
ルビィ はぁ、はぁ……光さん、待って〜!
??? ……
ルビィ はっ、あれっ? き、消えちゃった……
花丸 ううん、地面に入っていったずら!
砂の下に、なにかあるのかなぁ……
花丸 これって……入り口?
善子 冥府の底へと続く、禁断の道……?
ルビィ い、行ってみよう……
ルビィ わぁ〜……! すごい……きれい♪
海の底に、こんな大きな建物があるなんて……
花丸 内浦の海とはまた違った、神秘的な雰囲気ずら〜……
花丸 神秘的っていえば
あっちこっちの装飾が、まるで神殿みたいだね
未来……じゃなくて、ファンタジーずら〜♪
善子 いやいや……
あんたたち、ちょっとのんきすぎない?
ルビィ あれ
善子ちゃん、一番こういうの好きかなって思ってた……
善子 うーん……
どうせファンタジーなら、私はもっと
ダークでカッコいい感じのほうがいいんだけど……
善子 っていうか、こういうダンジョンっぽいところは
『きれいな見た目しといてトラップだらけ』ってのがお約束よ
気をつけなさいよね……
花丸 あははははっ♪
善子ちゃん、そういうの『ゲーム脳』っていうらしいよ?
本に書いてあったずら。トラップなんて、どこにもないし……
ルビィ ピッ!?
は、花丸ちゃん! 足……
花丸 へっ? 足……?
ルビィ あし、あし! 足元ぉ……
サンゴが、からみついてる……
花丸 ひゃあ〜っ!?
ほ、ほんとずらっ!!
善子 言ったそばから……
ずら丸っ、こっち! 早く逃げなさい!!
花丸 んむむむむっ……
うっ! うぅ……だめだ、動けないずら〜……
ルビィ ど、どどどどどうしよう、どうしよう、どうしよう……!
花丸ちゃんがぁ〜……!
善子 ちょっと……
冗談でしょ……ずら丸っ!
花丸 よ……善子ちゃん……
善子 っ……!!
善子 やめなさいよ……
ルビィ わっ……!?
この光……善子ちゃん?
善子 ずら丸を……
放しなさいよぉー!!
善子 はぁっ……はぁっ……
え……な、なんか出た……!?
花丸 ずら……?
あ、サンゴが……!
善子 ボロボロに、崩れちゃってる……
ルビィ すっ、すごい……すごいすごい♪
善子ちゃん、すごいよっ!
善子 え? ……ぁ、えっ?
なに!?
ルビィ ルビィ見たよ!
善子ちゃんの衣装がね、キラキラ〜って光って……
ルビィ そうしたら、善子ちゃんの持ってる鍵から
黒い何かがバァーって溢れ出て
花丸ちゃんを助けてくれたの!
善子 衣装が光って……黒い何かが……嘘!?
私、まさか…真の闇の力に目覚めてしまったというの……!?
ルビィ 衣装……そういえばここに来る前も
お姉ちゃんの衣装がキラキラしていたような……
なにか関係あるのかな?
花丸 はぁーっ、びっくりしたずら〜
善子 あっ、ずら丸♪
動けるようになったのね?
ちょっとあんた、ケガとかしてないでしょうね?
花丸 ふふっ、大丈夫
なんともないずら♪
助けてくれてありがとう、善子ちゃん♪
善子 ふ、ふんっ!
まっ、真の力に覚醒した堕天使ヨハネ様にかかれば
造作も無いことだわ♪
ルビィ 花丸ちゃん、ほんとによかったぁ……
善子ちゃん、ありがとう♡
ルビィ うぅ、でも……これからどうしよう?
危ない場所なら、これ以上先に進まないほうがいいのかな?
善子 そうね……結局、あの光
私たちを騙してここに連れ込む
罠みたいなやつだったのかしら?
ルビィ そうなのかなぁ?
光さん、すごく一生懸命で……
全然、危ない感じじゃなかったんだけど……
花丸 うーん……今外に戻ったところで、行くあてもないし……
もうしばらく、先に進んでみるのはどうずら?
善子 まあ、それがいいのかもね
けど…ずら丸、いいの?
花丸 ん? いいって、何が?
善子 いや……一番怖い目にあったのって、あんたじゃない
花丸 うーん……確かに、ちょっと怖かったけど……平気ずら!
闇の波動に目覚めた、堕天使ヨハネちゃんが一緒だし?
ふふっ♪
善子 ……!
そうよ、安心なさい♪
あまねく闇がひれ伏した、この能力で……!
花丸 さっ、今度はしっかり気をつけて、奥に進むずら!
ルビィちゃん、行こ♪
ルビィ う、うん……
花丸 善子ちゃんも〜
早く来ないと、置いていくずらよー?
善子 ちょっ、待ちなさいよ!
最後まで聞きなさいってばー!

第2話 向着海底神殿前進!

露比 咳咳咳咳咳咳咳咳咳……
花丸 露比!你怎麼了的說!?
露比 我、我們都在海里……!
要被淹死了咳咳咳……
花丸 別怕,露比。
我們並沒有被淹死啊。
你來試着深呼吸的說♪
露比 哎呀?……呼……呼……
露比 確、確實……可以呼吸。
善子 你反應也太慢了吧!
這還要別人提醒啊!!
花丸 話說回來,這裏真是個奇怪的地方……
看起來像海底,
但是上面一片漆黑,看不到天空和陸地的說……
花丸 我們應該是在
社團活動室試裝……
什麼時候跑到這裏來了的說?
露比 姐姐她們也不見了。
難道我們做了同一個夢……
花丸 唔……
嗯,善子。
你過來一下的說。
善子 咦,怎麼了?
……好疼,好疼啊啊啊啊啊……!
喂,你幹什麼啊!?我的臉好疼啊!?
花丸 既然會疼,說明這不是夢的說~
善子 你就沒有其他方法來確認嗎!?
露比 我們到底該怎麼辦啊……
花丸 唔……
我們先去尋找黛雅她們吧。
露比 姐姐!?
姐姐她們也在這一帶嗎?
善子 我也不清楚……
但要是一直留在這裏,只會越來越灰心喪氣吧?
花丸 只有我們三個確實讓人很不安,
但如果能和Aqours的其他成員匯合,
應該就能想到接下來的方法的說。
花丸 肯定沒問題的說♪
這種時候才最需要喊出「加油啦露比」的說♪
露比 嗯……
嗯,你說得對!加油啦露比♪
露比 咦?
??? ……
善子 這束光芒是……啊!?
難道說……是來自靛藍地獄的混沌之光……!?
亦或是誘惑墮天使夜羽的拂曉之……
花丸 善子,拜託你安靜一點的說。
善子 過分!
花丸 唔……
這束光芒一直在我們面前飄蕩。
??? ……
露比 到底是怎麼回事……
它是不是有什麼話……想對我們說?
露比 啊!
??? ……
花丸 飄到另一邊去了。
露比 我、我……我們也跟過去吧!
花丸!善子!
花丸 咦?
啊,露比!等一下的說~!
善子 喂,不要丟下我啊!
還有,我不是善子,是夜羽~!
??? ……
露比 呼、呼……等一下啊,光~!
??? ……
露比 啊,咦?不、不見了……
花丸 不對,是鑽進了地面的說!
沙子下面有什麼東西……
花丸 這是……入口?
善子 通向冥府底層的禁斷之路……?
露比 我、我們去看看吧……
露比 哇……!好棒……好美啊♪
海底竟有這麼大的建築物……
花丸 這裏有着不同於內浦大海的神秘氣氛的說……
花丸 說到神秘氣氛,
這裏的裝飾簡直就像神殿一樣。
好先進……不對,應該是好魔幻的說~♪
善子 等一下……
你們也太悠閒了吧?
露比 咦?
善子不是最喜歡這種東西嗎……
善子 唔……
既然是魔幻,我希望自己
能變得更加暗黑帥氣……
善子 而且這種看似迷宮的地方,
一般都是在光鮮的外表下隱藏着各種陷阱,
還是多加小心吧……
花丸 哈哈哈哈♪
善子,你這就叫遊戲玩傻啦。
書上有介紹過的說。哪裏有什麼陷阱……
露比 哎呀!?
花、花丸!你的腳……
花丸 咦?腳……?
露比 腳、腳!腳邊……
被珊瑚給纏住了……
花丸 呀~!?
真、真的被纏住的說!!
善子 都說了有陷阱……
咱丸,過來這邊!快跑!!
花丸 唔唔唔唔……
嗚!嗚嗚……不行,我動不了的說……
露比 怎、怎怎怎怎麼辦,怎麼辦,怎麼辦啊……!
花丸……!
善子 餵……
不是吧……咱丸!
花丸 善……善子……
善子 啊……!!
善子 放開……
露比 哇……!?
這束光芒……善子?
善子 把咱丸……
給我放開~!!
善子 呼……呼……
咦……有、有什麼東西出來了……!?
花丸 是的說……?
啊,珊瑚……!
善子 全都變成碎片了……
露比 厲、厲害……太厲害了♪
善子,你好厲害啊!
善子 咦?……啊,咦?
怎麼回事!?
露比 露比都看到了!
善子的服裝發出了光芒……
露比 然後,有什麼黑黑的東西
從善子手上的鑰匙中噴涌而出,
把花丸給救了出來!
善子 服裝會發光……黑黑的東西……不是吧!?
難道我……真正的暗黑之力覺醒了……!?
露比 說到服裝……我們在來到這裏之前,
姐姐她們的服裝好像也發出了光芒……
難道有什麼聯繫?
花丸 呼,嚇死我了的說~
善子 啊,咱丸♪
你現在可以活動了啊。
沒有受傷吧?
花丸 哈哈,沒事的。
我什麼事都沒有♪
謝謝你救了我,善子♪
善子 哼……哼!
對覺醒了真正力量的墮天使夜羽大人來說,
根本就是小事一樁♪
露比 花丸,你沒事就好……
善子,謝謝♡
露比 嗚嗚……我們現在該怎麼辦?
這裏很危險,還是不要繼續前進吧?
善子 是啊……那束光
是為了把我們騙來這裏的
陷阱嗎?
露比 會嗎?
那束光似乎特別賣力……
而且看上去一點也不危險……
花丸 唔……就算回到外面,我們也無處可去……
不如繼續前進的說?
善子 嗯,就這樣吧。
不過……咱丸,你不怕嗎?
花丸 嗯?怕什麼?
善子 這……畢竟身陷危險的是你。
花丸 嗯……確實有點怕……不過沒事的說!
畢竟有獲得了暗黑波動的墮天使夜羽陪在身邊嘛。
哈哈♪
善子 ……!
嗯,你就放心吧♪
有了這可以降服一切黑暗的能力,就……!
花丸 好啦,這次我們小心前進的說!
露比,我們走吧♪
露比 好、好的……
花丸 善子也快點跟上吧~
不然就要把你丟下的說~
善子 喂,等等我啊!
至少聽我把話說完啊~!

第3話

3話 雲の迷宮、その奥へ!

うん……
やっぱり、不思議なパワーに目覚めちゃってるっぽいね
私たち
梨子 そんな……曜ちゃんまで……
まるで善子ちゃんみたいなこと言うんだから……
でも、じゃないと説明つかないよ?
だって私、なんか空飛ぶ船とか
操れるようになっちゃってるし……
千歌 ねえねえっ、曜ちゃーん!
あっちのほうに何か見えるよ?
行ってみようよー!
オッケー!
……面舵いっぱいで、よろしくー!!
千歌 わぁー、すごいすごーい!
ドラゴンちゃんも、見て見て〜♪
あと、ただの衣装オプションだったはずのドラゴンが
急に動き出して、炎吐いてるし…
もうこれ、不思議パワー以外のナニモノでもなくない?
梨子 それはそうかもしれないけど……うぅ
千歌ちゃんははしゃぎすぎだし、曜ちゃんは落ち着きすぎ……
いやいや、私も正直
なにがなんだかーって思ってはいるよ?
だって、気付いたらお空に放り出されてるし
他のみんなとははぐれてるし
おまけに、なんか変なパワーが使えるようになってるし?
千歌 でも、慌ててたってしかたないっ!
はぐれちゃったみんなのことも
元の場所に戻れる方法も、探しださなきゃ始まらないよ!
梨子 曜ちゃん、千歌ちゃん……!
そう、だよね……
千歌 と、いうことで!
梨子ちゃんはどんなパワーが使えるの?
なにかやって見せて〜♪
梨子 ええ!?
な、なにかって言われても……
う〜ん、千歌ちゃん
さてはこの状況がちょっぴり楽しくなってきちゃってるな?
梨子 って……あら? ねえ、あれはなに……?
大きな雲の塊、みたいな……
千歌 あっ、そうそう! さっきから気になってたんだよね
雲がいっぱい固まって、なんか……
建物? みたいになってるよね
何があるかわかんないけど……どうする?
近付くのやめとく? それとも……
千歌 行くっ!!
梨子 言うと思った♪
あっははは、りょうかいであります♪
それじゃ、このまま全速前進〜! ヨーソロー!
千歌 梨子ちゃーん! どうしたの?
早く船から降りておいでよー
梨子 ま、待ってってば!
船と床の間に、隙間があって……
千歌 ちょっとジャンプすれば届く距離だよ?
平気平気!
梨子 そう言われてもっ……うぅぅ……
千歌 ふふっ、私がちゃんと受け止めるから!
梨子ちゃん、ジャーンプっ!
梨子 千歌ちゃん……
……じ……ジャーンプッ!!
梨子 ……はぁっ!
千歌 おっとととととっ!
……ほら、平気だったでしょ?
梨子 はぁ……
う、うん
千歌ちゃん、ありがとう
梨子ちゃん、大丈夫?
もし落ちたらって考えると、確かに怖くなっちゃうよね
ここって、空のど真ん中だし……
梨子 うん……それに、下を見ても全然陸地が見えなくって
まるで何にもないみたいに
暗い闇が広がってるだけだから……
千歌 もし足を滑らせたりしたら……
そのままどこまでも落っこちちゃうのかなぁ?
梨子 え、縁起でもないこと言わないでよ!
千歌 あいたたたたっ!?
う、腕強くつかみすぎだよ、梨子ちゃん
大丈夫だってば、もう落ちない場所に来たから
ふっかふかの雲でできた床、面白いねー♪
ホント、ここっていったいどういう場所なんだろ?
梨子 ずっと奥まで道が続いてるのね……
でも、ちょっと入り組んでるみたい
うかつに踏み込んだら、迷子になっちゃうかも……
……って、あれ?
千歌ちゃん? なにしてるの?
……壁がどうかした?
千歌 曜ちゃん、梨子ちゃん……この壁の文字、読める?
梨子 文字? ……これ、そもそも文字なの?
変な図形かなにかかと……
んん? でも、じーっと見てたら、なんか……
梨子 『ここに記すは、隔絶されし民の嘆き
 雲の迷宮を訪れし、心ある者よ
 どうか、我らの声を聞き届けたまえ』……
な、なにこれ?
衣装が光ったと思ったら……読めるようになっちゃった!
千歌 あのね、他の壁にも
文字が書かれてるみたいなの
千歌 なんだか……どれも、すごく悲しそうなんだ
梨子 ここで、なにかあったのかしら?
そうかも……
それで、何が起きたのかを記したのが
壁の文字たち、って感じなのかな?
見た感じ……これを書き残した人は
いつか誰かに読んで欲しいって、強い願いを込めたみたいだね
千歌 『どうか、我らの声を聞き届けたまえ』……
千歌 ……ねえ、梨子ちゃん、曜ちゃん
私、この奥へ行きたい!
梨子 千歌ちゃん……
千歌 もちろん、みんなのことも
元の場所に戻れる方法も探さなきゃって思ってるよ!
千歌 それに……たった今ここに来たばっかりの私たちじゃ
これを書いた誰かの力になれるかどうか……
うん、わかんないよね
っていうか、なんにもできない可能性のほうが
ずっと高いんじゃないかな?
で……だから
どーする?
梨子 放っておく?
千歌 放っておかないっ!!
千歌 この先に行く!
行って、ここで何が起きたのか……
書いた人が何を伝えたいのか、ちゃんと確かめたい!
あっはははは!
うん、だと思った♪
梨子 そうね♪
千歌ちゃんなら、そう言うと思ったわ
千歌 2人とも……! じゃあ……!
わっかんないことだらけだけど、とにかく進んでみよっか!
肝心の文字だけは、幸い不思議パワーで読めるみたいだし♪
梨子 入り組んだ道も、3人で協力すれば、きっと迷わず進めるわ
千歌 曜ちゃん、梨子ちゃん……!
えへっ、ありがとう!
千歌 じゃあさっそく、奥に進んでいこう!

第3話 走向雲之迷宮深處!

嗯……
看來我們真的獲得了
神秘的力量。
梨子 不是吧……怎麼連小曜都這麼說……
弄得好像善子一樣……
不然該怎麼解釋呢?
現在我似乎正在駕駛
飛空船啊……
千歌 喂喂,小曜!
那邊似乎有什麼東西!
我們去看看吧~!
好~!
……向右轉舵吧!!
千歌 哇,好棒啊!
龍龍也快來看啊~♪
本應是衣服裝飾的龍
突然動了起來,還開始噴火……
如果不是神秘力量,還能是什麼呢?
梨子 那倒也是……嗚嗚……
千歌那麼興奮,小曜那麼冷靜……
不不,其實我也
滿腦子都是疑問。
畢竟睜開眼睛就發現被甩到天空,
其他人也都走散了。
而且還掌握了莫名其妙的力量。
千歌 不過,再怎麼慌也沒有用!
我們現在只能尋找其他走散的成員
和返回原處的方法了!
梨子 小曜、千歌……!
你們說的對……
千歌 所以說呢……
梨子的力量是什麼?
快展示點什麼給我們看看~♪
梨子 咦!?
就、就算讓我展示也……
唔~千歌,
你還挺享受這個狀況的吧?
梨子 啊……奇怪。你們看,那是什麼……?
似乎是片大大的雲彩……
千歌 啊,對對!我剛剛就發現了,
雲彩全都聚到一起,看起來……
就像是建築物一樣?
我們不知道那邊有什麼……現在該怎麼辦?
要換個方向?還是……
千歌 我們過去吧!!
梨子 就知道你會這麼說♪
哈哈哈,收到♪
那就繼續全速前進~!衝啊!
千歌 梨子!怎麼了?
快點下船啊~
梨子 等、等一下!
船和木板之間有個空隙……
千歌 直接跳過來不就行了?
沒事的!
梨子 你說是這麼說……嗚嗚嗚……
千歌 哈哈,我會接住你的!
梨子,跳吧!
梨子 千歌……
……那……那我跳了!!
梨子 ……啊!
千歌 哎呀呀!
……看吧,是不是沒事?
梨子 呼……
啊,嗯。
千歌,謝謝你。
梨子,你沒事吧?
想到有可能掉下去,確實會覺得害怕呢。
畢竟我們是在空中……
梨子 嗯……而且下面完全看不到陸地,
簡直就像什麼都沒有似的。
只有一片暗影……
千歌 要是不慎滑倒……
說不定會永遠墜落下去。
梨子 不、不要說這麼不吉利的話啊!
千歌 好疼啊啊啊啊!?
你、你不要這麼用力拉着我的手臂啊,梨子。
別怕,我們已經來到安全的地方了。
軟綿綿的雲彩做成的地板好好玩啊~♪
這裏到底是什麼地方啊?
梨子 這條路一直通向深處……
地形看起來似乎有點複雜,
誤闖進去說不定會迷路……
……咦?
千歌?你在幹什麼呢?
……牆壁有什麼問題嗎?
千歌 小曜、梨子……你們能看懂牆上的字嗎?
梨子 字?……這是字嗎?
我還以為是奇怪的圖形……
嗯嗯?但是越看越覺得……
梨子 「這裏記錄了被隔絕之民的哀嘆。
來到雲之迷宮的有心之人啊,
請聆聽我們的聲音……」
怎、怎麼回事?
服裝發光之後……就能看懂這些字了!
千歌 你們看,其他牆壁上
似乎也寫着字。
千歌 看起來……似乎非常傷感。
梨子 這裏是不是發生過什麼事?
應該是吧……
牆壁的字記錄了
這裏的過往?
看起來……寫下這些字的人
強烈希望有朝一日能夠被人看到。
千歌 「請聆聽我們的聲音……」
千歌 ……梨子、小曜,
我想進入看看!
梨子 千歌……
千歌 我也知道應該
去尋找其他人和返回原處的方法!
千歌 而且……初來乍到的我們
或許幫不上寫下這些字的人……
嗯,確實如此呢。
很有可能我們
什麼都幫不上忙。
那……現在該
怎麼辦?
梨子 放任不管嗎?
千歌 那怎麼行!!
千歌 我要繼續往前走!
我想知道這裏究竟發生了什麼……
寫下這些字的人究竟想要傳達什麼!
哈哈哈哈!
嗯,我就知道♪
梨子 是啊♪
我也猜到千歌肯定會這麼說。
千歌 你們……!那……!
就算有很多事情沒搞清楚,我們也可以繼續往前走!
幸好有神秘力量幫助我們閱讀這些文字♪
梨子 就算地形複雜,只要我們三人齊心協力,肯定不會迷路。
千歌 小曜、梨子……!
嘿嘿,謝謝!
千歌 那我們繼續前進吧!

第4話

4話 めざせ、大樹の頂上!

ダイヤ それにしても……暗いですわね
鞠莉 ホント……ジメジメっとした感じでイヤになっちゃう!
ここにはシャイニーな太陽がないのかしら
果南 ただ曇ってるだけ、っていうのとも違うみたいだよね
果南 空が真っ暗っていうか、真っ黒で……
まるで、絵の具で塗りつぶしたみたいな感じ……?
いったいどういう……きゃっ!?
鞠莉 Oh!
大丈夫、果南?
果南 う、うん……って、片手で私のこと支えたの?
ダイヤ 鞠莉さんのその力……
やはり、異常ですわよね?
鞠莉 ノンノン♪
スペシャルなシャイニースキルと言ってちょうだい
果南 シャイニースキル、ねぇ……
まあ、衣装が輝いてから
変な力が使えるようになったのは確かだけど。鞠莉の怪力とか
鞠莉 フフーン、果南とフィジカルが逆転したわね!
今ならあなたをプリンセス・ハグすることだってできるわ♪
果南 プリンセス、なに? ……あ
もしかしてお姫様抱っこのこと? いや、しなくていいから
っていうか、してる場合じゃないでしょ
ダイヤ 鞠莉さんは力が強くなって……
あと、果南さんは
地面から植物を生やせるのですわよね
果南 うん、ちょっとだけね
よいしょっ……と
鞠莉 Oh〜♪
キュートなスプラウツね
果南 でもこれだけっていえば、これだけだよね
で、ダイヤは……
ダイヤ はっ!!
果南 なぜか日舞のポーズを取ると
どこからともなく光が射してくる……と
ダイヤ こちらも、一瞬だけですけれどね
鞠莉 どれも面白いスキルだけれど……
もっとシャイニーな感じには発揮できないのかしら?
鞠莉 例えば果南だったら
天まで届くビッグ・ツリーを生やしたりとか!
ダイヤは、この薄暗〜い場所を全部照らしたりとか!
ダイヤ まあ、無理ですわね……
果南 だね。変なとこに飛ばされても
変な能力を手に入れても、私たちは私たち
そこまでファンタジーな存在になったわけじゃないみたい
鞠莉 むぅ〜
残念デース……
ダイヤ そんなことよりも!
……早く、あの大きな樹を目指しましょう
ダイヤ あの上からであれば、かなり遠くまで見渡せるはず……
はぐれた皆さんのことも、きっと見つけられるはずですわ
果南 それに、ここがどういう場所かっていうのも
もう少しわかるかもだしね
鞠莉 オーケイ!
どんどん進みましょ〜♪
果南 ついた!
けど、うーん……
ダイヤ こ、これは……
果南 遠いから分からなかったけど
予想してたよりずーっと大きかったね、この大樹……
果南 これをてっぺんまで登るっていうのは、なかなか……
鞠莉 思ったよりハードなアドベンチャーになりそうね……
ダイヤ さすがに危険すぎますわ
おふたりはここで待っていてください
鞠莉 えっ、ダイヤ?
ダイヤ 大樹に登り皆さんを探すというのは
もとより私が言い出したこと
おふたりにケガをさせるわけにはいきませんわ
ダイヤ ですからここは、私1人で行ってまいります!
果南 ダイヤ待ってよ!
ダイヤ 止めないでください!
ルビィや、他のみなさんも
私たちと同じくこの地のどこかへ飛ばされているとして……
ダイヤ もしかしたら、一人ぼっちで
心細い思いをしているかもしれませんわ
すぐにでも見つけてあげなければ……!
果南 だから待ってってばダイヤ!
別に止めようとしてるわけじゃないんだよ?
ダイヤ えっ?
鞠莉 1人で背負い込むのはノンノン!
私たち、その失敗だけは、もう繰り返したくないでしょ
ダイヤ 果南さん、鞠莉さん……
果南 幸い、怪力の鞠莉なら
かなり活躍してくれそうだしさ
果南 あと、身体を使うのは私だって得意だし……
植物をちょっとだけ操るっていう能力も
木登りになら結構役立つかもよ?
鞠莉 今のシャイニー・マリーと果南が一緒なら
ビリオン人力デース!
果南 ねっ♪
だから、1人で暴走しないでよ? ダイヤ
ダイヤ すみません……
ありがとうございます、おふたりとも……
ダイヤ では、3人で一緒に
大樹のてっぺんを目指しましょう!
ダイヤ はぁっ……はぁ……
もうすぐっ……ですわ……
果南 ちょっと、鞠莉……大丈夫なの?
鞠莉 ハーイ? なに?
マリーは全然、ノープロブレムよ!
果南
怪力があるからって
人のこと助けてばっかりで、無理してるでしょ
果南 ほら、手貸して?
引っ張ってあげるから
鞠莉 ふふっ……
センキュー、果南!
ダイヤ あっ……!!
鞠莉 ソーグレート!
大樹のてっぺんは、こんな場所になっていたのね!?
果南 奥にあるあれは、なに……?
巨大な……像?
ダイヤ 足元の石碑に、なにか書かれていますわ
削れたり薄れたりしていて、だいぶ読みづらいですが……
ええっと……
ダイヤ 『失われし……女神像』……?

第4話 爬上大樹頂端!

黛雅 話說回來……這裏真的好黑啊。
鞠莉 是啊……這種潮濕的感覺真讓人不舒服!
這裏沒有閃耀的太陽嗎?
果南 似乎並不是普通的陰天呢。
果南 天空看上去不是昏暗,而是一片漆黑……
簡直就像是被顏料塗黑了一樣……
這究竟是……呀!?
鞠莉 哦!
你沒事吧,果南?
果南 啊、嗯……你一隻手就扶住了我?
黛雅 鞠莉,你的力氣……
是不是不大正常啊?
鞠莉 不不♪
這叫特級閃耀技能。
果南 閃耀技能……
也對,我們是在服裝發光之後
才掌握了這股奇怪的力量。比如鞠莉變得力大無窮。
鞠莉 哼哼,我的體力和果南發生了逆轉!
現在我可以對你進行公主抱抱了哦♪
果南 公主什麼……?……啊,
你是說公主抱?饒了我吧。
現在也不是玩鬧的時候。
黛雅 鞠莉獲得了強大的力量……
而果南
可以讓地面生出植物。
果南 嗯,就是範圍很小。
嘿喲……
鞠莉 哦~♪
好可愛的新芽呀。
果南 但是也僅限於此了。
至於 黛雅……
黛雅 嘿!!
果南 不知道為什麼擺出日本舞蹈的姿勢後,
就會突然出現光芒……
黛雅 但也是轉瞬即逝。
鞠莉 雖然這些技能很好玩……
就不能發揮得更加閃耀嗎?
鞠莉 比如 果南
創造出一棵參天大樹!
黛雅把這個昏暗的地方全部點亮!
黛雅 應該辦不到吧……
果南 是啊。即使來到了奇怪的地方,
獲得了奇怪的力量,我們還是老樣子。
並沒有成為特別魔幻的存在。
鞠莉 唔~
好遺憾啊……
黛雅 不說這個了!
……我們還是快點走向那棵大樹吧。
黛雅 只要爬到樹上,應該能看到遠方……
其他走散的成員一定也能找到這裏。
果南 而且,說不定還能知道
這裏是個怎樣的地方。
鞠莉 好!
繼續前進吧~♪
果南 我們到了!
可是,唔……
黛雅 這、這個……
果南 遠遠看到的時候我就猜到了,
這棵樹大得遠超出我們的想像……
果南 要爬到樹頂恐怕難度很大……
鞠莉 我們的探險難度居然這麼高……
黛雅 實在是太危險了,
你們兩個等在這裏吧。
鞠莉 咦,黛雅?
黛雅 是我提出
大家一起爬上大樹。
我總不能讓你們兩人受傷。
黛雅 所以說,就讓我自己爬上去吧!
果南 黛雅,等一下!
黛雅 不要攔我!
如果露比和其他人
也和我們一樣來到了這片土地的某個角落……
黛雅 她們或許會因為
落單而擔驚受怕。
一定要立刻找到才行……!
果南 所以才讓你等一下啊,黛雅!
我們並不是要阻止你。
黛雅 咦?
鞠莉 不要什麼事情都獨自承擔嘛!
我們可不想重演這樣的失敗了。
黛雅 果南、鞠莉……
果南 力大無窮的鞠莉
應該能發揮很大的作用。
果南 而且,我比你更加靈活……
簡單操縱植物的能力
應該也能在爬樹時派上用場。
鞠莉 現在的閃耀鞠莉和果南在一起
完全是以一當十億!
果南 對吧♪
所以說,你不要一個人逞強哦?黛雅。
黛雅 對不起……
謝謝你們……
黛雅 那就讓我們三人一起
爬向大樹的頂端吧!
黛雅 呼……呼……
就快……到了……
果南 喂,鞠莉……你沒事吧?
鞠莉 嗯?怎麼啦?
鞠莉完全沒問題哦!
果南 少騙人了。
就算你力大無窮,
要一直幫助我們肯定也累壞了吧?
果南 來,抓住我的手。
我把你拉上來。
鞠莉 哈哈……
謝啦,果南!
黛雅 啊……!!
鞠莉 太帥了!
樹頂居然是這樣的!?
果南 深處的是什麼東西啊……?
巨大的……石像?
黛雅 腳下的石碑上似乎寫了什麼。
字跡已經模糊,實在看不清楚……
那個……
黛雅 「遺失的……女神像」……?

第5話

5話 エルフのお姉さん!?

ルビィ ピギィ〜っ!
ま、また罠だよぉ〜!!
花丸 魚の大群ずら〜!?
こっちに来るずら〜!!
善子 やばいやばいやばいっ!
なんか、牙とかあるわよあいつら!
花丸 マルたち、おいしくいただかれちゃうずら!?
ルビィ よよ善子ちゃん!
また闇の力でなんとかならない?
善子 あの数相手は、さすがに無理でしょっ
逃げるわよ!!
善子 うそっ……行き止まり……!?
ルビィ もうダメぇ〜……!
??? あっ、危ない!
ルビィ ピギッ!?
だ、誰?
??? ふぅ……よかったぁ……
花丸 す……すごいずら〜
あの人の弓矢で、大群がみんな逃げていっちゃったずら……
善子 でも……この女の人、一体誰よ!?
っていうか、人?
なんか、えらく耳が長ーく見えるけど……
花丸 そ、そうだね……おまけに、弓矢の名手みたいだし
まるでファンタジー小説に出てくる、エルフみたいずら
??? あっ……はい
私、エルフです
善子,花丸 えっ!?
??? えっと……あなたたちは?
ルビィ あっ、あぅ
えっと、あの……
善子 コホン……助けて頂き、ありがとうございます
私はヨハネ、その子はルビィで、こっちは花丸といいます
善子 よろしければ、お名前をお伺いできませんか?
その……エルフ…さん?
アリサ わっ、ごめんなさい!
私はアリサです
花丸 よ、よろしくお願いするず……します
アリサさんは、この神殿の人ず……人、ですか?
アリサ わっ……違うんです
信じてもらえないかもしれないんですけど……
私、別の世界から来ました
花丸 えっ?
別の……世界?
善子 ちょ、ちょっと!
その話、詳しく聞かせなさいよ!
アリサ えぇっ!?
それじゃヨハネさんたちも
別の世界から来た人たちだったんですね
善子 いやまあ…その事実は今知ったっていうか……
正直これまでは、なんか変な場所に来ちゃったわね〜ぐらい
にしか、思ってなかったんだけど……
花丸 別の世界に来てたうえに、本物のエルフに出会えるなんて……
ファンタジーずら〜……!
ルビィ あ、あのっ!
ルビィたち……どうやったら、元の世界に戻れるのかな……?
花丸 確か……さっきアリサさん
いろんな世界を渡り歩いたって
言ってたず……言って、ましたよね?
アリサ はい、大事な人を助けたくて……
それで、色んな世界を渡ってます
善子 だったら、その力で
私たちを元の世界に帰すことってできないの!?
アリサ あっ……ごめんなさい
私も何度か他の世界に行けないかって試したんですけど……
ルビィ 無理、なんですか……?
アリサ はい……
アリサ この世界、不安定で……
だから、次元を渡る力をうまく使えないみたいで……
花丸 世界が、不安定……?
それってどういうこと……ですか?
アリサ 上手く言えないんだけど……何となく、感じるんだ
アリサ あっ、そうだ!
ここに来るまでにね、石板に文字が書かれてるのを
見つけたんだけど……
アリサ あの文字を読めば、何かわかるかも?
3人 文字……!?
千歌 えっとつまり、ここまででわかったことをまとめると……
梨子 『この世界にはかつて、美しい衣を纏い
 神秘の歌声を持つ、歌の女神様がいた』
『女神様の偉大な力を秘めた歌声が響き渡り
 恵みや平和をもたらしてくれることによって
 この世界は成り立っていた』
梨子 つまりここは
歌がなんらかの神秘的な力を持つ世界ってことね
千歌 私たちが不思議なパワーに目覚めちゃったのも
そのせいなのかもね
梨子 『女神』っていうほど大げさなものじゃないけど……
私たちだって、歌うスクールアイドルだものね
でも……
『長い長い時が過ぎて
 女神様の命は、とうとう絶えてしまった』
ダイヤ 『人々は女神を称える像を作り、必死に祈りを捧げた』
果南 『だが、無力な祈りは届くことなく
 世界を満たしていた女神の力は消え去ってしまった』
鞠莉 『全ての均衡は崩れ、存在は揺らいでいった
 世界は、海と空と大地の3つに、闇の壁によって隔たれた』
ダイヤ この世界の空が、ずっとずっと真っ暗なのは……
お天気などではなく
空そのものが存在しないからなのですか……?
果南 碑文には、まだ続きがあるよ
『存在を揺るがされたのは、それらだけではない』
果南 『この世界に暮らすあまねく民も、皆同じ末路を辿った』
花丸 『人々は身体を失い、姿を失い、さまよう魂と化していった
 私とて例外ではない
 今に、これを刻む力すら失うであろう』
花丸 『最早、私にできることはこれまで……ここに記すは
 隔絶されし、民の嘆き。海の神殿を訪れし、心ある者よ
 どうか、我らの声を聞き届けたまえ』
善子 『そして、我らの魂を救いたまえ』
??? …………
善子 わっ!?
この光、外で見た……!
ルビィ もしかして……あなたが、これを書いた人なの?
あなたが、さまよう魂さん……?
ルビィ これを伝えたくて
ルビィたちを、ここに呼んだの……?
??? …………
アリサ ……悲しいですね
こんなことがあったなんて
花丸 この海の世界にも、姿を失ってしまった
たくさんの人たちの魂が、さまよっているずらね……
ルビィ ねえ……
花丸ちゃん、善子ちゃん
善子 ルビィ……?
思いつめた顔して、どうしたのよ
ルビィ あのねっ……歌おう!!
善子,花丸 えっ?
千歌 私たちは、女神とかじゃないから……
世界を救うような力は、使えないかもしれないけど
でもさ
ちょっとだけの魔法なら、私たちにも使えるかもしれないよね
梨子 そうね
ちょっとだけ……
せめて、ここにいる人たちの心を慰められたら……!
鞠莉 レッツ・シング! 果南、ダイヤ!
歌うことなら、私たちにだってできるんだもの!
ダイヤ スクールアイドル、ですものね
果南 意味があるかないかは置いといて……
とにかくやるだけやってみるっていうのも、悪くはないかも
ルビィ だから、一緒に歌おう
花丸ちゃん、善子ちゃん!
花丸 ふふっ。もちろんずら♪
善子 暗黒の隔絶を打ち破る、堕天使の歌声……響かせてやるわ!
アリサ う、歌? 歌うんですか?
それで、何とかできちゃうんですか?
ルビィ う……わ、わかりません……
ルビィたちは……女神様とかじゃなくて
スクールアイドル、ですから……
ルビィ でも……!
3人 『――今…みらい、変えてみたくなったよ!』
3人 『――だって僕たちは』
3人 『――まだ夢に気づいたばかり』
……

第5話 精靈姐姐!?

露比 哎呀~!
又、又是陷阱~!!
花丸 好大一群魚的說~!?
過來了的說~!!
善子 完了完了完了!
那群魚似乎露出了獠牙!
花丸 我們要被吃掉了的說!?
露比 善、善、善子!
能不能用你的暗黑力量解決掉它們?
善子 我根本應付不來這麼多敵人啊!
快跑!!
善子 不是吧……沒路了……!?
露比 我們完了……!
??? 啊,危險!
露比 哎呀!?
什、什麼人?
??? 呼……太好了……
花丸 好……好厲害的說~
那個人的箭嚇跑了所有魚的說……
善子 不過……這個女性到底是誰啊!?
她是人類嗎?
她的耳朵看起來好長啊……
花丸 是、是啊……而且她似乎是個神射手,
簡直就像魔幻小說中的精靈一樣的說。
??? 啊……是的,
我確實是精靈。
善子,花丸 咦!?
??? 請問……你們是什麼人?
露比 啊,嗚……
那個,我們……
善子 咳咳……謝謝你救了我們。
我是夜羽,她是 露比,這邊的是花丸。
善子 可以請教一下你的名字嗎?
那個……精靈……小姐?
亞里莎 哇,對不起!
我叫亞里莎,
花丸 請、請你們……多多指教。
亞里莎是這個神殿的人的說……是嗎?
亞里莎 哇……不是的。
你們可能不相信……
其實我來自其他世界。
花丸 咦?
其他……世界?
善子 等、等一下!
快點告訴我們到底是怎麼回事!
亞里莎 咦!?
也就是說,你們
也是來自其他世界的人啊。
善子 這個……我們也是剛剛知道這個事實……
說實話,我們一直以為只是來到了一個
莫名其妙的地方……
花丸 沒想到不僅來到了異世界,還見到了真正的精靈……
真的好魔幻的說……!
露比 請、請問!
我們……怎樣才能回到原本的世界呢……?
花丸 剛剛……亞里莎提到
自己穿梭在各種各樣的
世界的說……沒錯吧?
亞里莎 是啊,為了救助重要的人……
我穿梭在各種各樣的世界。
善子 那可不可以用你的力量
將我們送回原本的世界!?
亞里莎 啊……對不起,
我也嘗試了很多次,想要前往其他世界……
露比 難道不行嗎……?
亞里莎 是的……
亞里莎 這個世界非常不穩定……
所以我似乎無法使用穿越次元的力量……
花丸 世界非常不穩定……?
這……到底是怎麼回事?
亞里莎 我也說不清除……只是隱約可以感覺到……
亞里莎 啊,對了!
我在來的路上看到了
刻在石板上的字……
亞里莎 說不定我們可以透過那些字了解到什麼。
3個人 字……!?
千歌 匯總一下我們掌握的情況……
梨子 「這個世界曾有一位身穿美麗外衣,
擁有神秘歌聲的歌之女神。」
「蘊藏着女神強大力量的歌聲響徹雲霄,
帶來恩惠與和平,
世界也由此而生。」
梨子 也就是說,
這個世界的歌聲擁有某種神秘力量。
千歌 這或許就是我們獲得奇妙能力的
原因。
梨子 我們雖然算不上「女神」……
但也是會唱歌的學園偶像。
只是……
「經過漫長的歲月,
女神與世長辭。」
黛雅 「人們製作了稱頌女神的雕像,日夜獻上禱告。」
果南 「但是,無力的禱告毫無作用,
原本充斥整個世界的女神之力消失殆盡。」
鞠莉 「一切均衡都被打破,存在本身也受到動搖。
世界被暗黑障壁分成了大海、天空、大地三個部分。」
黛雅 之所以這個世界的天空一直昏暗無比……
並不是天氣的緣故,
而是因為根本不存在天空……?
果南 碑文還有後續。
「存在受到動搖的不僅於此。」
果南 「居住在這個世界的所有住民都踏上了同樣的末路。」
花丸 「人們失去了身體與外形,化作徘徊的魂魄。
我也是一樣。
就連刻下文字的力量都即將消逝。」
花丸 「我能做的只有這些……這裏記錄了
被隔絕之民的哀嘆。來到海之神殿的有心之人啊,
請聆聽我們的聲音。」
善子 「拯救我們的靈魂吧。」
??? …………
善子 哇!?
我在外面見過這束光……!
露比 難道……你就是寫下這些內容的人?
你就是徘徊的魂魄……?
露比 你是為了講述這些過往,
才把我們找來這裏……?
??? …………
亞里莎 ……真令人傷感。
原來這裏曾發生過這些。
花丸 海之世界失去了原有的模樣,
無數人的魂魄在此徘徊的說……
露比 那個……
花丸、善子……
善子 露比……?
你怎麼突然嚴肅起來了?
露比 讓我們……歌唱吧!!
善子,花丸 咦?
千歌 我們雖然不是女神……
也沒有拯救世界的力量。
但是,
我們或許可以使用簡單的魔法。
梨子 是啊。
雖然力量有限……
但還是希望能夠告慰這裏的人們……!
鞠莉 一起歌唱吧!果南、黛雅!
我們也可以歌唱啊!
黛雅 畢竟我們是學園偶像。
果南 不管歌唱能不能起作用……
至少也要先盡力而為。
露比 所以,讓我們一同歌唱吧,
花丸、善子!
花丸 哈哈。好的說♪
善子 就讓墮天使打破暗黑障壁的歌聲……響徹天際!
亞里莎 歌、歌唱?你們要歌唱?
歌唱能起作用嗎?
露比 嗚……我、我們也不知道……
畢竟……我們並不是女神,
而是學園偶像……
露比 不過……!
3個人 「……現在……我想改寫未來!」
3個人 「……因為我們……」
3個人 「……才剛剛意識到自己的夢想!」
……

第6話

6話 わたしたちの『特別』

……
3人 えっ?
9人 わぁああ〜っ!?
3人 きゃっ!
3人 あうっ!
3人 むぎゅっ!!
ダイヤ あ、あいたたたたた……んっ!?
ル、ルビィ!?
ルビィ うぅ……お姉ちゃん!
それに、みんなも!
千歌 みんな、無事だったんだね〜
会えてよかったぁ〜……
果南 でも、ここは一体……
私たち、さっきまで大樹のてっぺんにいたはずなんだけど……
アリサ す、すごい……!
歌って……『すくーるあいどる』って、すごいですね!
花丸 アリサさん……?
アリサ ハナマルさんたちが歌ったら、あたりに光が溢れて……
アリサ 一瞬だけ世界が明るくなって
みんなが上から落ちてきて……すごい!
9人 上から落ちてきた!?
ダイヤ なるほど
つまり、整理すると……
私たち、偶然同じタイミングで
この世界のことを知って、同じ願いを込めて歌ってたんだね
果南 そしたら、歌声になんらかの力が宿って
世界を隔てる闇の壁がなくなった……と
鞠莉 イエース☆
歌が起こしたシャイニーなミラクルのおかげで
私たちは、こうして再会できたってことね!
善子 フッフッフ……!
神秘の力を宿す、暗黒の美声……それは、地平の果てまで響く
レクイエムとなり、堕天使の元に眷属たちを集わせた……!
善子 さあ、海よ! 大地よ! 空よ!
我が声を聞き届け……我が前にひれ伏せ!
我が名は漆黒の堕天使、黄昏を告げる歌姫…ヨハネなりっ!
梨子 いつも以上に様子がおかしいわね……
花丸 もうちょっとダークなほうが〜とか言ってたけど
きっと善子ちゃん、なんだかんだ楽しくなってきてるずら
善子 こら、ずら丸っ!
だから、善子じゃなくてヨハネだってばっ!!
千歌 もしかしてだけど……
歌えば、世界を元に戻せるのかな?
それなら……♪
果南 それは……どうでしょうか
ダイヤ ええ、そう単純な話ではないようです
みなさん、アリサさん、上を見てください
千歌 上?
ん……あっ!
鞠莉 大地の世界で見上げたのと同じ……
ダークネスな壁が、また広がっちゃってるわ!
私たちが空の世界で見下ろしてたのとも同じだ!
ってことは、もしかして……
花丸 マルたちの歌で世界を繋ぐことができたのは、一瞬だけ……
今は、またばらばらに戻っちゃってるってことずらね
ルビィ そんなぁ……
ルビィ ねえ、お姉ちゃん……
やっぱりルビィたちじゃ、無理なのかな?
ダイヤ ルビィ……
ルビィ 女神様じゃない……
『特別』じゃないルビィたちには…できることって……
ないのかな?
3人 …………
3人 …………
善子 ちょっと!
みんな、なに俯いちゃってるのよ?
花丸 善子ちゃん……?
善子 そりゃあ、一発で世界を救うことはできなかったけど
だからって、特別じゃないってなによ!
善子 特別な力、ちゃんと使えたじゃない
一瞬だけでも……私たち、歌で世界を繋いだじゃない!!
ルビィ で、でも……ルビィたちだけの力じゃ
足りなかったみたいだし……
善子 だったら、そのへんの人たちを巻き込んじゃえばいいでしょ
梨子 そのへんの人、って……
もしかして、この世界の人たち?
魂だけになっちゃってるっていう……?
善子 そうよ! みんなで一緒に歌えばいいでしょ?
それで、世界を救っちゃえばいいのよ!
この世界の歌には、特別な力が宿るんだから♪
千歌 善子ちゃん……
善子 私は……どんな世界にだって、特別な力が…
説明できない不思議な奇跡が…
存在すると思ってる
善子 たとえここが、現実の世界であっても……
堕天使や、女神がいない世界でも
私は、自分の中にある『特別』を信じて歌うわ
善子 ねえ、そのへんにフヨフヨいっぱいいるんでしょ?
私の声も聞こえてるんでしょ?
……あんたたちは信じてないの?
善子 女神様が、歌で奇跡を起こすような世界に生まれたのに!
自分たちの歌にも特別な力はあるって
信じられないの!?
千歌 そうだよね……私たちみんな、女神様とかじゃないから
ひとりひとりの『特別』や『奇跡』は
すごく小さいかもしれないけど……
梨子 ひとりひとりが、それぞれの中にある
『特別』を信じて歌えば……
無数に重なり合った歌声が、大きな奇跡を起こすかもしれない
鞠莉 いいじゃない、やりましょうよ♪
世界が隔たれているせいでみんなが声を合わせられないのなら
私たちがまた歌えばいいんだわ!
花丸 マルたちの歌で世界を繋げるのは、一瞬だけ……
でも歌い続ければ、3つの世界にいるみんなに
声を届けることだって、きっとできるずら!
歌って歌って声を届ける!
みんなのことも盛り上げちゃうっていえば……
やっぱり、あれをやるっきゃないね♪
果南 ライブだね
いっそ、新曲でも作っちゃう?
もともとそういう話だったし……
ダイヤ いいですわね!
……さあ、忙しくなってきましたわ
ルビィ、俯いている場合ではありませんよ
ルビィ うん……そうだよね!
ルビィも、がんばルビィ♪
善子 フッ……華々しき饗宴の日は来たれり!
虚無より響きたる声は、闇を駆け抜け
万象を包む、共鳴を生み出す……
善子 集え! そして歌いなさい、リトルデーモンたちよ!
堕天使ヨハネの名のもとに
今こそ無限のレゾナンスを奏でん!
アリサ えぇっ!
ヨハネさんって、堕天使だったんですか!?
善子 えっ!? あっ!
も、もちろん…そうよ……!?
梨子 あらら、慌てちゃってる……
花丸 堕天使とかがホントにいる世界の人に
信じられちゃって、ちょっと困ってるずらね
善子 そこ、外野! うるさいっ!
善子 ……それから、アリサ!
アリサ はいっ?
善子 もう敬語はナシにしましょ?
エルフの年齢って、よくわからないけど……
あなた、私たちと同じくらいでしょ?
アリサ あ……うん
ありがとう、ヨハネ♪
アリサ 1人でこの世界に来て、不安だったけど……
みんなに会えてよかった♪
アリサ Aqoursのみんながいれば、きっと大丈夫な気がする♪
善子 フッ……当然ね
堕天使ヨハネ様に仕える、かわいいリトルデーモンたちだもの
ルビィ り……リトルデーモン、4号ですっ!
そこ乗っちゃうんだ!?
アリサ 私にもできることがあったら、何でも言ってね!
力になるから!
善子 力に……?
フム……エルフ……弓の名手……
弓矢……射抜く? ……あっ!
善子 フッ、リトルデーモン・アリサ……
貴方に、堕天使の導きを授けましょう!
汝の弓矢に、我らが放つ闇の波動を纏わせ……
アリサ えっ!?
その……えっと、今のって…魔法の言葉?
私、そういうの分からなくて……
果南 あー……ちょっとー、花丸ちゃん、梨子ちゃん
アリサさんのサポートしてあげて〜
花丸 あはは……わかったずら〜
梨子 なんで私までっ……!?
千歌 うんうん、いい感じだね!
よーし!
この調子で、ライブの準備をどんどん進めちゃおー!
9人 おーっ!!

第6話 我們的「與眾不同」

……
3個人 咦?
9個人 哇啊啊~!?
3個人 哎呀!
3個人 啊嗚!
3個人 哇呀!!
黛雅 好、好疼啊啊啊啊……嗯!?
露、露比!?
露比 嗚嗚……姐姐!
你們都在啊!
千歌 看來大家都平安無事~
我們終於重逢了……
果南 不過,這裏究竟是……
我們剛剛還在大樹頂端啊……
亞里莎 好、好厲害……!
歌聲……「學園偶像」真的好厲害!
花丸 亞里莎……?
亞里莎 隨着你們的歌聲響起,這一帶變得流光溢彩……
亞里莎 一束照亮世界的強光轉瞬即逝。
然後,其他人就從上面落了下來……太厲害了!
9個人 從上面落了下來!?
黛雅 原來如此。
讓我總結一下……
我們碰巧在同一時間
知道了這個世界的情況,於是帶着相同的心願放聲歌唱。
果南 歌聲中充斥的某種力量
消除了隔絕世界的暗黑屏障……
鞠莉 沒錯♪
歌聲帶來的閃耀奇蹟
讓我們重逢了!
善子 呵呵呵……!
擁有神秘力量的暗黑美聲……化作了響徹天際的
安魂曲,讓眷屬們齊聚墮天使的身旁……!
善子 啊,大海呀!大地呀!天空呀!
傾聽我的聲音……臣服在我的面前吧!
我乃漆黑的墮天使,宣告黃昏的歌姬——夜羽!
梨子 怎麼瘋得比平時還要厲害……
花丸 善子剛剛還在說什麼快不行了,
現在玩得倒是挺歡的說。
善子 喂,咱丸!
都說了,我不是善子,是夜羽!!
千歌 難道說……
歌聲可以讓世界恢復原狀?
既然如此……♪
果南 這……可就不好說了。
黛雅 是啊,應該沒有這麼簡單。
亞里莎、各位,你們往上看。
千歌 往上看?
嗯……啊!
鞠莉 就能大地之世界的上空一樣……
暗黑的屏障再次變大了!
我們在空之世界向下看的時候也是這樣!
難道說……
花丸 我們的歌聲只能在短時間內連接世界……
現在又恢復到了原本被隔絕狀態的說。
露比 不是吧……
露比 那個,姐姐……
我們是不是真的什麼也辦不到?
黛雅 露比……
露比 我們不是女神……
就沒有什麼……是「平凡無奇」的我們……
所能辦到的嗎?
3個人 …………
3個人 …………
善子 喂!
你們怎麼都垂頭喪氣的!
花丸 善子……?
善子 我們確實沒有一舉拯救世界,
但也不能說是平凡無奇吧?
善子 我們不是能使用特殊的力量嗎?
就算是轉瞬即逝……我們的歌聲也連接起了這個世界!!
露比 可、可是……我們的力量
似乎並不足夠……
善子 我們可以找這一帶的人們來幫忙啊。
梨子 這一帶的人們……
你說的是這個世界的人?
他們不是都變成魂魄了嗎……?
善子 沒錯!只要大家齊聲歌唱不就行了?
這樣就能拯救世界!
因為這個世界的歌聲擁有特殊的力量♪
千歌 善子……
善子 我認為……無論是怎樣的世界……
都存在着特殊的力量……
以及無法解釋清楚的神秘奇蹟。
善子 即使這裏是現實世界……
即使這裏沒有墮天使和女神,
我都會帶着自己心中「與眾不同」的信念歌唱。
善子 喂,這一帶是不是漂浮着很多魂魄?
你們能聽到我的聲音吧?
……你們不相信嗎?
善子 你們不就誕生在女神用歌聲創造了奇蹟的世界嗎!
難道你們不相信自己的歌聲
擁有特殊的力量嗎!?
千歌 確實……我們都不是什麼女神,
每個人的「與眾不同」與「奇蹟」
或許非常渺小……
梨子 但是只要每個人都堅信着彼此心中的
「與眾不同」放聲歌唱……
交匯在一起的無數歌聲或許就能創造巨大的奇蹟!
鞠莉 好啊,我們來試試吧♪
如果因為世界被隔絕導致你們的聲音無法交匯在一起,
那我們願意再一次歌唱!
花丸 我們的歌聲只能在短時間內連接世界……
但是只要不斷歌唱,大家的聲音
一定能傳到三個世界的所有人耳中的說!
用歌聲來傳遞聲音吧!
既然要帶動大家的情緒……
那就只能舉辦那個啦♪
果南 你說的是演唱會吧?
不如我們直接寫首新歌吧?
反正原本就有這個打算……
黛雅 好啊!
……這下要忙的事情可就多了。
露比,沒時間消沉了哦。
露比 嗯……是啊!
露比也要加油啦露比♪
善子 呵……奢華的盛宴即將來到!
響徹虛無的聲音將衝破黑暗,
孕育出包羅萬象的共鳴……
善子 集結吧!歌唱吧,各位小惡魔啊!
以墮天使夜羽之名,
奏響無限共鳴吧!
亞里莎 什麼!
夜羽小姐居然是墮天使!?
善子 咦!?啊!
當、當然……是啊……!?
梨子 哎呀,一下子就慌了手腳……
花丸 人家可是來自墮天使真實存在的世界,
要是真的信了,這可就麻煩了的說。
善子 喂,旁邊那個!不要插話!
善子 ……還有,亞里莎!
亞里莎 怎麼了?
善子 你可不可以說話不要那麼客氣?
我不知道精靈的年齡……
但你應該和我們差不多大吧?
亞里莎 啊……嗯。
謝謝你,夜羽♪
亞里莎 獨自來到這個世界的時候,我真的很不安……
幸好現在遇到了你們♪
亞里莎 有了Aqours的各位成員,相信一定能夠成功♪
善子 呵……那是當然。
畢竟她們都是侍奉墮天使夜羽大人的可愛小惡魔。
露比 我……我是小惡魔4號!
你還真的要陪她鬧啊!?
亞里莎 如果有什麼我能幫上忙的地方,就儘管開口吧!
我非常樂意幫助你們!
善子 幫忙……?
唔……精靈……神射手……
用弓箭……射穿……?……啊!
善子 呵,小惡魔亞里莎……
就賜予你墮天使的指引吧!
用我們釋放的暗黑波動包裹你的弓箭……
亞里莎 咦!?
那個……剛剛這句……難道是魔咒?
我對這個不大懂……
果南 啊……喂,花丸、善子,
你們來幫幫亞里莎~
花丸 哈哈……收到的說~
梨子 怎麼連我也給搭上了……!?
千歌 嗯嗯,感覺不錯嘛!
好!
就這樣繼續推進演唱會的準備工作吧~!
9個人 好~!!

第7話

7話 響け、世界をつなぐ歌!

千歌 ライブをするとなったら
必要なのは……えーっと……
衣装は……もう揃ってるから
あとは歌とダンスと、ステージだね!
梨子 歌は、せっかくみんなバラバラにこの世界を冒険したんだから
そのとき感じた気持ちをもとに作りたいよね
花丸 じゃあみんなで話し合って……
まとめ役は、善子ちゃんにお願いしてもいいずら?
善子 え、私!?
花丸 ずら♪
……一番強い気持ちを持ってる善子ちゃんが書いた詞なら
絶対、みんなの心に届くと思うずら
善子 ずら丸……
わかったわ!
ヨハネの紡ぐ漆黒の旋律、見せてあげる♪
果南 オッケー!
歌ができたら私が振りを考えるから、教えてね
ルビィ あとは、ステージだね……!
みんなここに集まってるし
やっぱり、『海の世界』のどこかでやるのがいいかな……
千歌 うんうん! Aqoursって感じで、いいと思う
あっはははは
まんまだけど、確かにね♪
ダイヤ ですが、ここでただ歌って踊るというのでは
やや物足りませんわね。何かもっと……
この世界の皆さんを勇気づけられるようなステージにできれば
鞠莉 ヘーイ!
それなら、マリーのナイスアイディアを聞いてちょうだい!
ルビィ ないす、あいでぃあ……?
鞠莉 イエース!
私たち、『地上の世界』で大きな女神像を見つけたの!
像……って、
もしかして、歌の女神様の像!?
鞠莉 イグザクトリー!
あれを舞台装置として置けば、とってもパワフルで
エキサイティングなステージになると思わない!?
果南 いい考えだとは思うけど……
地上の世界から、どうやってあの大きなのを持ってくるの?
ダイヤ そうですわね
私たちの歌があれば、一瞬世界を繋ぐ事はできますから
行き来はできるとして……
ダイヤ いくら今の鞠莉さんが怪力を得ているとは言っても
空でも飛べない限り、あれをここへ持ってくるのは
難しいと思いますわ
千歌 飛ぶ……? あっ、はいはーい!
それなら、曜ちゃんの出番だよ!
だって今の曜ちゃん、空飛ぶ船を操れちゃうし♪
あぁー、どうだろ……
鞠莉ちゃんと私を乗せて飛ぶくらいならできると思うけど
大きな像も乗っけるってなると……
梨子 そうね。私たち3人を乗せるのが
ちょうどいいくらいの、小さめの船だったものね
千歌 えぇ〜
そっかぁ、ダメなのかぁ……
花丸 困っちゃったずら……
アリサ そうなの?
ハナマル、飛べるのに?
花丸 ずら!?
あははっ、アリサさん、なに言ってるずら
マルは空なんか飛べないよ?
アリサ えっ!?
でも、背中に羽根あるし
ばさばさーってやったら飛べるよ!
花丸 ばさばさーって……
うーん、とりあえずやってみるけど……こうずら?
花丸 ずらーーーーーっ!?
ルビィ ピギィー!?
は、花丸ちゃん、大丈夫っ!?
アリサ わぁー!
た、高いよー!?
花丸 お、降りるにはどうすればいいずらー!?
ばさばさー!?
アリサ そ、それじゃもっと上がっちゃうよ〜!
花丸 はぁ、はぁ……まさか、飛べるようになってたなんて……
さすがアリサさん
ファンタジーな人は目の付け所が違うずら……
善子 いやいや
ちょっとした力が使えるようになってるってわかったんだし
羽がついてたら飛べるかもって思うのは、当然じゃない?
ルビィ あ……もしかして、善子ちゃんも試したの?
善子 ぎくっ!?
鞠莉 オーケイ!
花丸と曜と私がいれば、女神像は無事持ってこられそうね!
じゃ、私たちは運搬班ってことで、行ってくるね〜!
果南 うんうん、順調だね
能力を使ってステージ作り、かぁ……私のも
ステージにちょこっと花を添えるくらいならできるかも?
千歌 果南ちゃん、そんなことできるんだ!?
じゃあ〜、私はドラゴンちゃんの炎で
雰囲気を盛り上げちゃおっかな!
果南 あははっ、いいね♪
盛り上がりそう!
ダイヤ では、私は照明役を担いますわ
はっ!
ルビィ お姉ちゃん、すごい……!
うゅ……ルビィにも、できないかな……
ルビィ えへっ、こうかな?
……はー!
善子 眩しっ!?
え、ルビィ
あんたの能力もその、ピカッてするやつだったの!?
ルビィ そうだったみたい……!?
えへへ♪
お姉ちゃんとおそろい……うれしい♪
ダイヤ まあまあまあ、ルビィ!
うふふっ♪
ならば一緒に、みなさんを照らしますわよ!
ルビィ うん、お姉ちゃん!
梨子 ……みんな、いろんな能力で活躍してるわね
善子 上級リトルデーモンのリリーは
いかなる力でヨハネ様に尽くしてくれるのかしら?
梨子 リリー言うな! ……そう言われても困るわ
私、ここまで特に変わった力は発揮してないし
アリサ ヨハネー、リリー!
ちょっと良いもの見つけたかも!
梨子 アリサさん……?
はい、どうしたんですか?
善子 あら、これって……この世界の楽器?
アリサ うん♪ 海の底に埋まってたんだ
歌を歌うなら、楽器もあったほうがいいかなぁって
善子 うーん、それはそうだけど……
この世界の楽器なんて、どうやって弾けばいいんだか……
梨子 異世界の、楽器……どんな音がするのかしら……!
梨子 えっ! あ、あれ!?
今のって……
アリサ いい音色♪ さすがリリー!
善子 リリーらしい能力じゃない
フッ……我が眷属よ、堕天使ヨハネのため
幽幻なる音色を奏でなさい!
梨子 だからリリーじゃないっ!
というか、いつの間にかアリサさんまでリリー呼びに……!?
アリサ うん♪
さっきヨハネから、リリーって教えてもらったよ
梨子 ああぁぁ……もう!
善子 さあ!
どんどんライブの準備を進めるわよ〜!!
千歌 それじゃ……始めよっか!
善子 えぇ……行くわよ!!
善子 『――希望は ここから生まれ
 ここで消えるのか』
善子 『――「違う!」と 叫んだ
 私の 心で 熱く燃える魂は』
8人 『――Fight back
 暴れたいんだもっと
 Hurry up 信じたいんだもっと』
梨子,ダイヤ 『――やっと気がついた真実は
 黙ってたら叶わない』
曜,果南 『――願うだけじゃ叶わない
 動き出すのは今さ』
9人 『――痛みが 嘆きが 君の夢を貪る
 誰にも届かない 声が闇を駆け抜けてく』
9人 『――認めないよ そんな悲しい
 世界なんて見ていられない』
9人 『――君とのレゾナンス 感じてる』
9人 『――闇へと 声よ駆け抜けろ』
ルビィ ルビィたちの声……
ちゃんと、届いてるのかな……?
花丸 大丈夫ずら
きっと……!!
善子 あっ……!!
アリサ 聞こえる……
この世界に響く、みんなの歌声……!
アリサ Aqoursのみんなの歌と、重なり合ってる!
アリサ すごい!
歌の力が、Aqoursのみんなを中心に集まって……
善子 今よっ、アリサ!
アリサ うん、任せてヨハネ!
みんなの力を集めた、私のこの矢で……
アリサ 全部の闇を……照らしてみせるっ!
9人 きゃあああーっ!?
花丸 うっ……す、すごい光……!
ルビィ 世界は……どうなっちゃったの……!?
……
ルビィ あっ……!
上のほうから、光が……!!
花丸 わぁ〜、キレイなお空が見えるずら〜!!
善子 ってことは……世界は、繋がったのね!?
アリサ わぁっ!?
善子 ちょちょちょっ!
今度はなに!?
アリサ た、たぶん……別の世界への扉……かな?
世界が繋がったから、きっと……
アリサ ヨハネ、みんな、よかったね♪
この扉をくぐれば、みんな元の世界に戻れるよ
ルビィ でも……アリサさんとは、お別れなんですよね……?
アリサ う……うん、お別れ……
アリサ 寂しいけど……
でも、忘れないから、みんなのこと!
Aqoursの歌声……全部、忘れない!
花丸 アリサさん……!
あのっ、マルたちにいっぱい優しくしてくれて、ありがとう!
善子 堕天使の大いなる祝福を、今ここに与えん!
……元気でやりなさいよねっ!
アリサ うん♪ 元気にしてる
だから、みんなも元気でね!
アリサ それじゃ……扉に飛びこんで!
いち、にの……
9人 さんっ!!
……
善子 う、うぅ〜ん……
あ、あれ……?
花丸 むにゃ……
ん…善子ちゃん、どうしたずら〜?
善子 ここって……部室!?
ルビィ ふわぁ……あれぇ……?
ルビィたち、たしか……
善子 そうよ、確かさっきまで
……って、あれ?
千歌 さっきまで……うぅ…なんだっけ?
そもそも
なにかあったんだっけ……?
梨子 私たち、部室で寝てただけ?
鞠莉 ん…みんな、そんなに疲れてたの?
果南 そうだっけ……
うーん、全然思い出せない……
ダイヤ どういうことですの?
私たち、たしか新曲用の衣装を合わせていて……
善子 曲……?
善子 ……っ、ちょっと、リトルデーモンたち!
内なる声に耳を傾けなさい!
花丸 善子ちゃん……?
急にどうしたずら?
善子 いいからっ!
なんていうか、こう……
目を閉じると、思い出す曲がない?
善子 『――希望はここから生まれ
 ここで消えるのか』
8人 『――「違う!」と叫んだ
 私の心で熱く燃える魂は』
8人 ……あれっ!?
ルビィ ふ、不思議……!
全然知らないはずの曲なのに……
花丸 なんでマルたち
まったく同じ歌詞とメロディが頭に浮かんだずら……!?
善子 わからないわ
……でも
善子 堕天使ヨハネとリトルデーモンたちに相応しい
最高のPVが撮れそうねっ♪

第7話 響徹吧,連接世界之歌!

千歌 既然要開演唱會,
那我們需要的是……唔……
服裝……已經有了,
剩下的就是歌曲、舞蹈和舞台!
梨子 既然大家分別在不同的世界展開了探險,
我希望能帶着這樣的情緒來寫歌。
花丸 那大家商量一下……
匯總的任務可不可以交給善子的說?
善子 咦,讓我來?
花丸 是的說♪
……由信念最強大的善子來填詞,
肯定能傳達到的大家心中的說。
善子 咱丸……
那好吧!
就讓你見識一下夜羽奏響的暗黑旋律♪
果南 好~!
等歌曲完成後,記得告訴我一聲,我要開始編舞。
露比 剩下的就是舞台……!
既然大家都在這裏,
就把舞台選在「海之世界」吧……
千歌 嗯嗯!這樣也很符合Aqours的風格呢。
哈哈哈哈。
真是一語雙關啊,那好吧♪
黛雅 不過,在這裏單純地唱歌跳舞,
似乎還少了點什麼。有沒有什麼別的……
希望可以打造出為這個世界的人們帶去勇氣的舞台。
鞠莉 嘿!
那就來聽聽鞠莉的好方法吧!
露比 好方法……?
鞠莉 沒錯!
我們在「地上之世界」發現了一個超級大的女神像!
女神像……
難道是那位唱歌女神的雕像!?
鞠莉 是的!
如果能把那座雕像當作舞台裝置,肯定能創造出
最有魄力、最刺激的舞台吧!?
果南 好是好……
但我們要怎麼把那麼大的東西從地上之世界拿到這裏?
黛雅 這個嘛,
我們的歌聲可以在短時間內連接世界,
也可以自由往返……
黛雅 但是就算現在鞠莉擁有了神力,
只要無法飛上天空,就很難把那座雕像
拿到這裏來。
千歌 飛……?啊,我有辦法!
現在輪到小曜出場了!
因為現在的小曜可以駕駛飛空船♪
啊,那也不好說……
雖說飛船載着鞠莉和我也能升空,
但要是放上那麼大的雕像……
梨子 是啊。那艘飛船特別小,
只夠我們三個人坐上去。
千歌 不是吧~
那就不行了……
花丸 真讓人頭疼的說……
亞里莎 會嗎?
花丸不是會飛嗎?
花丸 什麼的說!?
哈哈,亞里莎,你在講什麼的說?
花丸並不會飛啊。
亞里莎 咦!?
你的背後長着翅膀,
可以直接扇動翅膀飛上天啊!
花丸 扇動翅膀……?
唔,讓咱試試看……是不是這樣的說?
花丸 天啊的說~~~~!?
露比 哎呀!?
花、花丸,你還好嗎!?
亞里莎 哇~!
太、太高了~!?
花丸 怎、怎麼下降的說!?
繼續扇動翅膀嗎!?
亞里莎 這、這樣會越飛越高啊~!
花丸 呼、呼……居然真的飛起來了……
亞里莎太厲害了,
魔幻世界的人看問題的角度就是不一樣的說……
善子 不是的,
人家已經知道我們擁有特殊力量了,
當然會認為背後的翅膀可以飛了。
露比 啊……難道善子也試過了?
善子 咦!?
鞠莉 好!
有了花丸、小曜和我,應該可以順利把女神像帶過來!
那我們搬運小組要出發啦~!
果南 嗯嗯,一切順利嘛。
既然可以使用特殊能力搭建舞台……
那我的能力是不是也能為舞台增添一份色彩?
千歌 果南還有這種力量?
那我也用龍龍的火焰
炒熱氣氛吧!
果南 哈哈,好啊♪
這下肯定會特別熱鬧!
黛雅 那我來負責照明。
啊!
露比 姐姐好厲害啊……!
嗚……不知道露比能不能辦得到……
露比 嘿嘿,是這樣嗎?
……啊~!
善子 好晃眼啊!?
咦,露比,
你的能力也是發出閃光嗎!?
露比 似乎是的……!?
嘿嘿♪
和姐姐一模一樣……真好♪
黛雅 哎呀呀,露比!
哈哈♪
那就讓我們一起照亮大家吧!
露比 好的,姐姐!
梨子 ……大家的能力都派上用場了呢。
善子 不知道上級小惡魔梨梨
可以用怎樣的力量來效忠夜羽大人呢?
梨子 別叫我梨梨!……我也不知道自己能做什麼。
這一路上我都沒有表現出特殊的能力。
亞里莎 夜羽、梨梨!
我似乎找到好東西啦!
梨子 亞里莎……?
怎麼了?
善子 哎呀,這是……這個世界的樂器?
亞里莎 嗯♪ 它被埋在了海底。
既然要唱歌,應該需要搭配樂器吧。
善子 嗯,確實如此……
但是,這個世界的樂器該如何演奏呢……
梨子 異世界的樂器……不知道會發出怎樣的聲音……!
梨子 咦!咦、咦!?
剛剛的是……
亞里莎 真好聽♪ 不愧是梨梨~!
善子 不愧是梨梨的能力。
呵……我的眷屬啊,為了墮天使夜羽,
奏響幽幻音色吧!
梨子 都說了,別叫我梨梨!
怎麼連亞里莎都開始管我叫梨梨了……!?
亞里莎 嗯♪
梨梨這個名字是剛剛夜羽告訴我的哦。
梨子 啊啊啊……真是的!
善子 好了!
繼續備戰演唱會吧~!!
千歌 那……我們開始吧!
善子 嗯……開始吧!!
善子 「……希望由此而生,
亦或是在此消亡。」
善子 「……大聲嘶吼否認,
點燃我心的熾熱魂魄。」
8個人 「……Fight back,
希望繼續暴走,
Hurry up,只願更加信任。」
梨子,黛雅 「……若是沉默不語,
尋見的真相也無從實現。」
曜,果南 「……一味期許無法實現心願,
現在就要邁步向前。」
9個人 「……痛楚與哀嘆吞噬了你的夢,
無人聆聽的聲音將黑暗穿透。」
9個人 「……絕不承認這般悲傷,
無法直視這個世界。」
9個人 「……與你的共鳴常伴我心。」
9個人 「……用聲音衝破黑暗。」
露比 我們的聲音……
大家都聽到了嗎……?
花丸 別擔心的說。
我相信一定……!
善子 啊……!!
亞里莎 我能聽到……
眾人響徹整個世界的歌聲……!
亞里莎 他們的聲音與Aqours的歌聲融合在了一起!
亞里莎 太厲害了!
歌聲的力量凝聚在了Aqours的周圍……
善子 就是現在,亞里莎!
亞里莎 嗯,交給我吧,夜羽!
用我這支凝聚了全員力量的箭……
亞里莎 點亮……一切黑暗!
9個人 呀啊啊啊~!?
花丸 嗚……好、好耀眼的光……!
露比 這個世界……究竟怎麼樣了……!?
……
露比 啊……!
有光芒從上空照了下來……!!
花丸 哇~可以看到好漂亮的天空的說~!!
善子 也就是說……世界重新連接在了一起!?
亞里莎 哇!?
善子 喂喂喂!
又怎麼了!?
亞里莎 應、應該是……通往其他世界……大門吧?
肯定是因為世界連接了起來……
亞里莎 夜羽、各位,真是太好了♪
只要穿過這扇門,就能回到你們原本的世界了。
露比 可是……我們要和亞里莎分別了吧……?
亞里莎 啊……嗯,我們要分別了……
亞里莎 我也很傷感……
但是,我一定不會忘記你們!
一定不會忘記……Aqours的歌聲!
花丸 亞里莎……!
那個,謝謝你對我們這麼好!
善子 獻給你墮天使的由衷祝福!
……你要多保重啊!
亞里莎 嗯♪ 我會多保重的。
你們也要多多保重啊!
亞里莎 好了……跳向那扇大門吧!
預備……
9個人 跳!!
……
善子 嗚、嗚嗚……
咦、咦……?
花丸 唔……
嗯……善子,你怎麼了的說~?
善子 這裏是……社團活動室!?
露比 呼……咦……?
我們似乎……
善子 嗯,剛剛我們還……
……咦?
千歌 剛剛我們……嗚嗚……我們幹什麼來着?
到底
發生了什麼……?
梨子 我們在社團活動室睡着了?
鞠莉 嗯……我們怎麼累成這樣了?
果南 是這樣嗎……
唔,我完全想不起來……
黛雅 到底是怎麼了?
我們不是在為新歌的演出服試裝嗎……
善子 歌……?
善子 ……喂,各位小惡魔!
傾聽自己內心的聲音吧!
花丸 善子……?
你怎麼了的說?
善子 快點聽啊!
你們覺不覺得……
閉上眼睛,就能想起一首歌?
善子 「……希望由此而生,
亦或是在此消亡。」
8個人 「……大聲嘶吼否認,
點燃我心的熾熱魂魄。」
8個人 ……咦!?
露比 好、好奇怪啊……!
明明從未聽過這首歌……
花丸 為什麼我們
都能浮現出相同的歌詞與旋律的說……!?
善子 我也不知道。
不過……
善子 可以拍出正適合墮天使夜羽和各位小惡魔的
最佳PV了♪